日曜からいろいろあった週ですが、月曜休みで火曜日スタート、でもって半導体急落で日経もかなり落ちて、結構な大騒ぎの週でした。といっても、日経はまだ4万円前後なんで、まだまだ下がるかも....、といういつものパターンで機会ロスになりそうですが、一応指値を入れています。ETFは指値で欲張りすぎて買えずじまい、半導体投信は2日連続で売り出し価格以下で購入出来ました。短期だと大損かもしれませんが、NISAなので10年は漬け込んで熟成、腐ったりして....。SOXも下がったけど、元が高すぎるので指値では刺さらずじまいです。来週はもっと落ちるでしょうか。

今週木曜日の下げはすさまじく、普段は比較的変動の幅の小さい投信が大荒れ、ナスが1000円を超える下げで90%割れ、それでも90%なのですけどね。SOXに至っては1800円のマイナスです。おかげで日の浅い新NISA投信の損益は一日だけとはいえマイナスになりました。逆に言うと買い時なのかもしれませんが、海外投信は1日遅れなので、急落した木曜日の価格で買うには、水曜日の15時までに発注しなきゃいけません。水曜の時点でここまで下がるって予測できたのか? 投信は、このタイムラグが結構やっかいなんですよね。ただ、上述のとおり2日連続で買えた半導体は日本かつ当日買付なので、ETFの相場を見ながら昼休みに買付をすれば、後場で急上昇しない限りは安く買えます。まぁ、翌日以降続落すると、含み損にはなりますけど。

あと、動きが謎すぎる移管銘柄ですが、チャートでは木曜日に一瞬プラ転?という感じだったんで、時系列データを探して(証券会社のページでは時系列がない)高値を確認、確かに数円だけプラ転していました。でも、PBR1倍はまだまだ先だったりします。損益額(損益率ではありません)でもダントツビリだったのが、週末時点でブービーに浮上しています。

今週の統計

相変わらず、数字を見ながらダラダラと考える感じです。なんか体系的に勉強する方法がないものか....、あるのかもしれないけど、見つからないんですよね。四季報の方は、四季報写経というのがあるみたいで、ちょっと情報収集中です。昔、自治体の財政カードの写経はやって(やらされて?)、その経験からいうと写経はパターンがわかればそれなりに効果があるように思うのですが、そのパターンがわかるまでが大変なんですよね。というか、統計写経ってないですかね。

さて、統計です。NY連銀の製造業は予想よりは高いですが相変わらずのマイナス、というか、今頃気づきましたが景況感だと中央値が50のことが多いけど、NY連銀の指数はは中央値0ですよね。まさか50じゃないですよね。一方でフィラデルフィア連銀は前月の1.3、予想3.0に対して13.9という数字、4月の15.5には及ばないですが、結構高い数字が出ています。

で、上述のNYとかフィラデルフィアに関係するベージュブック(地区連銀報告)は、FRBのページを探し回って、検索から今年5月分は原本を見つけました。が7月分は見つからず、というかサイト検索で5月分を見つけたのですが、これだといきなりPDFに飛ぶので、どのページからDL出来るのかわからないんですよね。そのページがわかれば、今後は気が向いたときにそのページから最新にもバックナンバーにもアクセスできるようになるのですが....、英語だしページの設計がどうなっているのかがよくわかりません。

小売売上も出ましたが、前月比0%(コアは0.4%)となっています。先週木曜日のCPIが前月比-0.1%(コア0.1%だけど抜いている品目が異なるみたい)なので、値段がちょっとだけ下がって売れた額は同じ、本来なら物価上昇分だけ小売売上が増えないと、販売量が維持されていないということになるのでしょうけど、この辺の計算式とかあるのでしょうか。

値動き

ちょっと表を改造です。新旧NISAの枠を付け足しました。ただし前日比は、連続性の観点からこれまで通り特定の数字です。本当は特定でも株式トータルでもなく、非移管+新旧NISAで算出したいのですが(要するに、相続株を除いた自前の運用状況を出したい)、面倒臭いので今後考えます。あと、参考指標を日経からトピに切り替えようかと考えましたが、トピ自体がいろいろといじっている最中みたいなので、これは様子見です。まぁ、いずれ移管と旧NISAの枠は消えるので(そうなると特定=非移管なので、非移管も消える)、そうなったときにカテゴリーは株式トータル、特定、NISAの3つになります。そうしたら、参考指標を2つ入れても問題ないかもしれません。旧NISAが消える頃までには、移管銘柄も処分(一部は残すかもしれませんが)して消えている....たぶん....。

 

7月第3週
曜日 特定 移管 非移管 新NISA 旧NISA 日経 コメント
-1.24 -1.43 -1.02 +1.07 +0.94 +0.20  
+0.86 +0.77 +0.97 -1.78 -0.17 -0.43  
+0.68 +2.16 -1.06 -3.06 -2.47 -2.36  
-0.44 -0.41 -0.48 +0.27 +0.17 -0.16  


火曜は日経が元気でしたが、特定は移管も非移管も沈みました。水曜木曜と日経が大きく下落、特に半導体が大きく下がったのですが、特定はなぜかプラス、特に移管が日経の反対をいくという天邪鬼ぶりを発揮しています。木曜日は非移管を含め軒並みマイナスなのに移管が強引にプラスに持って行って、新旧NISA込みで前日比はプラスの0.5%だったりします。

そして金曜日なんかニブイ動きで木曜日を引きずっている感じ、上に行くのか下に行くのかわかりません。日経は横ばいのマイナスだし、木曜に大きくマイナスだった新旧NISAもプラスとはいえ、パッとしない数字で、あまり戻っていません。こういうときって、買い注文を入れるかどうか迷うんですよね。結局は指値を下に入れて買えずじまいの機会ロスというパターンが多いのですが....。今後10%としても日経で3万7千円台はありうると思っているのですが(さすがに20%待ちはしないことに)....、そう思っていると機会ロスになるんですよね。

あと優待でお菓子をくれるところが、この間ダメダメぶりを発揮していたのですが(未だにトラブっているみたい)、こちらも今週は謎の上昇中、主には為替みたいですが、海外のファンドが入った影響もあるでしょうか。経営に口出しするみたいなのですがドラ息子社長は更迭(?)、おとっちゃん復帰を期待したいところですが年齢が年齢ですから、どうなることやら。ちなみに今回トラブった件で、今期の総会の投票では、やらかしに貢献した某会計事務所出身者(主に監査役ですが)は無条件で×をつけました。この方針は来期以降も継続です。

損益率

 

裏でとっている日次の損益率データを見ても、木曜日がすごいですね。

 

7月第3週
項目 損益率 前週 前週比 備考
株式トータル 6.7% 6.9% -0.2  
株式 特定 6.2% 6.4% -0.2  
うち移管 -1.3% -2.4% +1.1  
うち非移管 17.1% 19.0% -1.9  
株式NISA 2.3% 6.0% -3.7  
旧NISA株式 26.6% 28.6% -2.0  
投信トータル 20.3% 25.6% -5.3  
投信 特定 63.1% 66.8% -3.7  
投信NISA 0.6% 4.3% -3.7 買付あり
積立NISA 10.7% 12.7% -2.0  
旧NISA投信 26.0% 27.1% -1.1  
トータル 7.4% 7.8% -0.4  


上でも書きましたが、普段は買付がない限り、プラスでもマイナスでもそこまで大きく変化しない投信が木曜日1日だけで5ポイントのマイナスです。投信はどうせ1日では大きく変化しないと思い、トータル以外は損益率しかとっていない上、買付があったのでトータル前日比もプラスになっていますが(手計算すればよいのですが、ちょっと面倒なので....)、まれにある現象の数字をとるという意味では、投信もカテゴリーごとにちゃんと数字を記録しておいた方がよいのかもしれません。相対的にアメリカ比率が低い旧NISA(というかアメリカ比率ゼロ)と積立NISA(自力計算で3分の1程度に調整)が下落率やや低めなので、アメリカの影響が大きいのでしょう。

 

で、この投信の大幅下落にもかかわらず、トータルは0.4ポイントのマイナスに押さえられました。比重の大きい株式の、その半分を占める移管銘柄の1.1ポイント増が原因です。あと少し上を行っていたら、1銘柄でトータルのマイナスをひっくり返していたかも....。

 

なんか来週以降が、どうなるかわかりません。アメリカの金利(というか景気)と政治的混乱(岸田もどうしようもないけど、アメリカもたいがい)と夏枯れで買いのタイミングがくる、と思っていましたが、なんかカオスになっています。


その他口座

為替はどうなるのでしょうか? 一応、140円までは下がる(それ以上かもしれない)と想定して、余力を残していますが、どうなるのか、さっぱりわかりません。

 

野村は、投信だけど自分で買ったわけではなく相続したものなので、頭の中では待機資金扱い、ただいきなり現金化できないので、一応証券会社の口座の一部は待機資金扱いだし、銀行に別途待機資金(10年分の積立NISA資金を含む)を置いてあって、現金化していない待機資金を合わせて3段構えにしてあります。ただ、買いのタイミングがくるなら、現金化しておいた方がよいかなとも....、どうせ野村に置いておいても信託報酬とられるだけなんですよね(待機させておくよりはゲインが多いのですが....)。
 

仮想通貨は、トランプが原因で上昇といわれていますが、上がっているとはいえ、ビットまだ1000万円±100万円の圏内です。トランプの言葉だけで上がっても、なんかの拍子に急落しそう....。まぁ、株式投信に比べると微々たる口座投入額で、その半分しか回していないので、全損でもカバーできる範囲ですが....。というか、上がりすぎても雑所得問題で利確出来ないので、あまり上がられても困るんですよね。分離待ちでしばらくは塩漬け、塩分過剰になりそうです。