こんにちは!
今日は、よくあるお悩み相談について、お届けします
国語の読解問題、点数の落差がすごい
「え今回こんなに読解取れてないの」
「前回の点はまぐれなの…」
「全然安心できないんですけど」
取れるときは取れるのに、取れないときは壊滅的
ジェットコースター並みの点数の落差に、親の気持ちも激しく上下…
できるだけ安定して点を取らせてあげたい…
どうすればいいのでしょうか
🌸ズレる原因を分析しよう🌸
読解問題は、文中に答えがあるので、「0か100か」と思ってしまいますよね…
また、「読解がズレると、そのあとの作文もズレる」という恐ろしさもあり…
なんとか安定してとれるようにしたいところです
読解のズレと一言で言っても、原因はいくつか考えられます。
まず、お子さんがうまく点を取れなかった問題を2~3問用意して、どういうところで引っかかっているのかを分析しましょう
読解問題がズレる原因&対策
①読解問題の解き方が定着していない
- 指示語(あれ・これ・それ)が指すことを追いかける
- 理由を問われたときは「から・ため・ので」を探す
- 傍線部と同じニュアンスの語句を探す
などの、読解問題を解くためのノウハウが定着していないと、ズレやすくなります
基本的な解き方の練習になるような参考書に取り組んでみましょう
下の学年の読解問題集を、厳しめの時間制限で取り組む、というのも効果的ですよ
②傍線部の意味を自分の中で噛み砕けていない
時間がないとついやってしまいがちなのが、傍線部の意味をちゃんと自分の中で理解しないまま、見切り発車で答えを探してしまうこと。
解きなおす際、傍線部で何を問われているか、口頭でいいので、お子さんに聞いてみましょう
うまく説明ができないようなら、自分の言葉で理解できるように手助けをしてあげてくださいね
③作問者の引っかけに引っかかっている
作問者はたくさんのワナを仕掛けて受検生をふるいにかけます。
「〇〇が答えであるように見せかけて、実は□□が答え」など、、
種明かしをされればわかるけれど、引っかかっちゃった~というのは悔しいですよね
引っかけに対するセンサーは、場数を踏んで鍛えられていく面もありますが、文章に線を引いたり、印をつけて読むことで、より引っかけを回避することができます
嫌がるお子さんも多いですが、「線を引く&印をつける」ことで、読解の伸びが全然ちがってきます
ぜひ習慣にしてくださいね
④語彙が不足している
語彙が不足していると、適切に言い換えることができず、要約がずれてしまうことが考えられます
普通の小学生が読まないような文章を読む適性検査
意味の分からない言葉が多く出てきます
「なんとなく」で流さず、調べる癖をつけ、よく出てくる表現をメモしておくようにするといいですよ
⑤2文型の問題が苦手
都立中の問題でよくみられる、2つの文章を読ませるクロス型(文章を横断させる)の問題。
苦手なお子さん、結構多いです
1つの文章をじっくり読むのとはまた違った難しさがありますよね
1つの文章を正確に読む練習に加え、1つ目の文章の内容を頭に置きながら、2つ目の文章を読み、共通点を探す練習をしましょう
⑥お子さんと相性の悪いテーマだった
人それぞれ、イメージのしやすいテーマorしにくいテーマ、というのがあると思います
どうしても理解できない…というテーマだと、深く読めないのはよくあること。
…かといって、「相性が良くなかったね」で済ませられませんよね
今すぐすべてを理解する、というのは難しいですが、聞かれたときに自分なりの答えが用意できるよう、幅広くいろんなテーマの問題に触れながら、視野を広げていきましょう
引っかかった問題の分析をして鍛えたい力をつけられる対策を
本番までの時間は限られています
お子さんが困っている原因をしっかり分析して、効率の良い方法を考えていきたいですね
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