梅雨入りから、からっから!の空梅雨と思ってたら、さすがに梅雨らしくなってきましたね。いやいや・・・
最近は、記録的時間雨量がどうのこうの。
ジメジメの梅雨でなく、降ったら豪雨。
梅雨らしいって、最近ないよね~・・・
とはいえ、海藻が真水と高水温で溶け出す時期。
「うん?ワシの住まいがなくなるぞ?どこに行けばいいんだ?いや、それより目の前にエサが・・・」
春先から海藻を住まいにしていたメバルが、浅場でウジャウジャ泳ぎ回る時期です。
「あつうて辛抱たまらん!」という、真夏になるまで続くのです。
避暑地に消えていくのは、だいたい海の日くらいかな~?
てことで、梅雨メバル釣りに行くねん!
と、釣行予定を組んでみたら、くだんの豪雨。
行こうと思ってるポイントあたりで、避難勧告出てますけど??
今回は、ウエーダー新調して、小さい川をじゃぶじゃぶ渡り、これまで指をくわえてたポイントに入るつもり。
だったのに、大雨の増水で泳いで渡るしかなくなってましたわ。残念!
駐車場から、テクテク1km歩くと、大きなキスのたまり場がある。
大きいって、だいたい20~23cmくらいね。
そりゃ行くよね??
てことで、車を置いて、バスロッドとバケツをもって、テクテク50mほど歩いて、今日はこの辺にしよう。
って、もう日没まであまり時間ないもん!
決して歩くの嫌なわけでは・・・いやです。はい!
小波止先端には、お父さんと小学校2~3年の男の子が釣りしてます。
お父さん、サビキでアジ。
子供は、コンパクトロッドでオキアミエサでウキ釣り。
つれた~!とフグ。
また釣れたぁ~!と、キタマクラ
フグ系しかおらんのか?
そりゃ、表層は真水に近いもんね。
港内でフグの洗礼を受け、ポイントをミオ筋に切り替える。
と、クイー!と、竿先を持ち込むアタリでキス。
決行ええサイズも掛かったけど、急に抵抗が強烈になりバラシ。
エソとかヒラメとか??
20~23cmは、18㎝どまりになった。
そうそう、オキアミの代わりにゴカイつけてみ?と、少年にエサをあげると、釣れたのが25㎝程のアジ!
おお!とうちゃんよりすごいな^^
残りの餌をあげて、メバル釣り場に移動です。
・・・
釣り場は、増水で渡れない。
仕方ないので、サブポイントから・・・
流されてきた木切れなどのゴミが足元に積もって、泥の匂いをプンプンさせる。くさい!
底を這わせても、アカジャコすら食ってこない。
あかん!海とちゃう!
移動しよう!と思ったら、小さいメバルが釣れました。
いつもならリリースするサイズ・・・
今日の絶っちゃん、優しくないのだ。
君は食われる運命だったのだよ。
鮮魚に飢えた私は、鬼モードなのだ。
雨が降り出してきたので、車に戻ってカッパを着る。
雨が降り出したら、アタリが連続して・・・
とはいかず、釣れん。
よっしゃ、過去に尺をあげたポイントへ移動じゃ。
しばらくするが釣れたのは、枝・草・葉っぱ
海ちゃうし。
そうだ、少年が釣ったアジ!
あれ狙おう。
と、最初のポイントへ移動。
常夜灯の明かりの中に、何やら大きな魚の影が?
どうせボラやろ。
とライトを当てると、チヌがうようよしてます。
あ~、君たち、真水に強いよね・・・
浅い棚で目の前にエサを入れたけど、遊んでくれんかった。
今日は、キス数匹でおしまいの日だったか。
そうそう、船揚げスロープのとこで、以前にガシラようけおったな。
ガシラ堀でもして帰るか。
またまた移動。
で、数分後
ガシラすらおらんやんけ!
生命反応のないポイントにいよいよ見切りをつける時が来た。
フッと気が抜けた瞬間のことだった。
道糸のテンションで寄ってきてた電気ウキが、シュン!と横っ飛び。
おお!目の覚めるようなアタリは、フグだね?
と、竿を立てると同時に、フグにしては重い・・・
おまけに、ギュンギュン締めこむし??
この走りは、ハネ弟クラスかいな?
抜けそうにないので、スロープに誘導してズルズル引き上げる。
ライトをつけると・・・
え?まじ?こんな場所で??
よっしゃこれで気分よく納竿じゃい。
小さいメバルは18cm。泉南標準サイズ
大きい方は、28くらいですね。
釣りビジョンで、金丸さんが、赤・黒・白のどれ?と言ってたのが気になる。
色からすれば赤メバル(金メバルは赤の系統と思ってる)
そうみても黒じゃない。
胸鰭の軟条を数えたら16・・・
分類上は黒メバルになるようだ。
さ~て食うぞ!
メバルの片身は刺身。(久々にうまい刺身だった)
残りの片身とキスは塩焼きに。
いやぁ、キスはうまいね~
というか、大きいメバルの皮は焼いたら、石鯛みたいにネチネチノビノビ・・・うまいやないの?
メバルの頭は、アラ炊きに。
皮の旨さからして、兜焼きしても良かったかな。
梅雨メバルもう少しですよ。
いかなきゃ!