夏の夜の恒例行事、綱引きをしに南下してきました。
グィ~ン!とコロダイが竿をひん曲げても、ベッタンベッタン!と、ズリ上げたヘダイがのたうち回っても、泉南で釣る中アジの方が美味しくって嬉しいのだけど。
そのアジ、小アジがほとんどで刺身サイズが本当に少ないから、仕方なく大アジでなく大味な魚を狙うことに。
先週だったか、ネオピー氏が「地磯行き予定あれば同行したし」のメールをもらってたのでご一緒しました。
ビーサン、半ズボンで立ち込んで釣りしたら、きっと涼しいに違いない。てことで、さすがに麦わら帽子は被らないけど、夏の出で立ちで釣り場へ。
『第一ラウンド(立ち込んだけど涼しくない)』
目的の釣り座には先客あり。
潮位も高いので、とりあえず遊びで竿を出しますが、波が高く釣り辛いことこの上なし。
食器棚用の折りたたみラックにバッカンを置いて、波が足元を洗ってもへっちゃらなんだけど、足の裏がサンダルの上で「ぬるっぬる」遊んで踏ん張りが効かない。
やはり暑くてもスパイクブーツが必要ですね。
しかも、水温が高くて温い温い・・・30度くらい有る??
潮が下げになるまで休憩じゃ!
「死ぬかと思った」と、先客が近くに引っ越してきました。
大波が来て、撒き餌は半分以上無くなったらしい。
「なめたらアカンね」と言ってはりますが、よほど安全なポイントを熟知してないと、単独釣行はやめた方がいいですね。
で、隣に引っ越して来て、竿を曲げる曲げる。
「ヘダイですわ」
「これ何という魚ですか?」て、コロダイ持ってくるし。
ワシら二人とも、竿を曲げたのは「あの魚」だけなのに・・・おもろな~い!
波の穏やかなポイントに引っ越し決定~
『第2ラウンド(ネオピー覚醒)』
この時点で、スカリに入ったお土産は、イトフエフキと「あの魚」
さ!ここから本番!
アカジャコの猛攻に耐えてると、ネオピー氏の竿が曲がる。
ベッタンベッタン!鱗の音を立てて暴れてるのは、やはり屁鯛。
ネオピー氏の前で、屁ダイ祭り開幕!連発です!
アカジャコのアタリと思って仕掛けを巻きに掛かると、ギュン!と仕掛けを引っ張ってハリスをぶった切られました。
「コロも集まったみたい」
小型に続き、40オーバーのコロ。
ネオピー氏はコロダイも追加しつつ、相変わらず屁祭り(臭そう・・・)
タマミや~い!と、放り込んだ仕掛けに25cmほどのガシラがぶら下がっていました。
ネオピー氏の釣果は、クーラーに魚入れたら氷入らん(@Д@;
らしい。
ま、今日はこの辺で良しとしますか?
私の方は、軽~く・・・
こんなん(;´▽`A``
ちなみに、ガシラを標準に考えたら小物いじめみたいですな。
さて、よ~く見て欲しいのは、写真の左下。
コロダイの尾っぽの下から出てる尾びれ。
拡大したら、こんな形
「あの魚」であります。
20年ほど前に食ったことはあるけど、久々に持ち帰ることにしました。
釣り上げてすぐ、頭と内臓をポイ!して、きれいきれいして持ち帰ります。
で、3枚におろし皮を引くと
うわっ!何やこの赤い皮肌は!
とても美味そうに見えないので、赤い部分をそぎ落とします。
どうよ?
一切れつまみ食いしてみると・・・
ウマ!という事もなく、まず!と言うこともなく、な~んか、普通。
ちょっと寝かせておいて、晩飯で食ってみますわ。
え?
もう、おわかりですよね?あの魚の正体。
タイトルのとおり、GガシラKコロダイB○らの68cm
コヤツ持ち帰るの、ものすごく屈辱的な気分になるの私だけだろうか??