TKG48 | 間質性肺炎もちの夜釣り人

間質性肺炎もちの夜釣り人

2015年7月慢性気管支炎→突発性間質性肺炎と診断。2016年、生体検査で入院。
診断書には過敏性肺炎と記載?
2018年悪化によりステロイド治療で入院3か月。
2022年秋、2連続急性増悪で常時酸素4~6Lに。身体障害者手帳1級
夜は海に出かけてお魚さんに遊んでもらってます。

梅雨時の取材 にて


久しぶりにグラビアページの取材依頼があった。

だいたい、私の出番は釣り物が無くなる1月とか2月で、何でもええから魚の写真が撮れたらいい。という、安易な内容で使われることが多い。

一匹の魚がどれだけ遠いか。

おかげで、よう釣らん釣り師の烙印を押されてしまってるがな。


出来たら、5~6月のハイシーズンに取材しろって、かれこれ20年言い続けてきた。


それが、この時期に?


おお!遂に「梅雨メバル」が表に出るわけだね?


と喜んだが、話には続きがあった。

「フカセで、チヌでもグレでも・・・」


へ?

フカセでっか?このワシが??

もっと、上手な人居るでしょ?


「カテゴリーは夜・・・ですので・・・」

内容を聞くと、編集部のカメラマン氏を生徒役として、狙いの魚を釣らせるという内容らしい。



はいはい。

ほな、ドッカーンとコロダイでも釣りに行きますか?

ま、外道のグレとかマダイとかイサギとかが釣れたら、私としてはうれしいのですけど?

安パイとして、チヌにヘダイ。これはあまりうれしくない・・・



取材予定日は6月11日

予報によると、大雨&荒れるらしい。

相棒のえべっさんと餌屋で待ち合わせ、餌を購入したところで入電。

霧がひどいようなので、本日中止!


取材者側から中止連絡来たのって初めてやわ・・・


しょうがない、延期になったけど様子見に行っとこか?と、えべっさんの車に乗せてもらって目的地へ。


ふん!どこが霧やねん!

でも、ドド~ン!と言う波の音が怖いので、波の来ない釣り座で店開きした。


さぁ~・・・いくで!


3時間後、えべっさんにアナゴ。

以上。



取材にしなくて良かったなぁ・・・



さて、仕切りなおしは6月17日。

午後に半休とって、明るいうちに釣り場入りすることに。


波気はかなりあるので、沖向きのポイントは無理。

計4名が竿を出せるポイントなんてありませんが、それなりのポイントへ入ります。

もうちょい、確率の高いポイントがあるんだけど、しょうがない。


タイトルは「TKG(タマコロガシ)48」ね。

タマミ、コロダイは48cmわかるけど、ガシラの48って・・・


ほな、チヌ、コロ、グレで・・・^^;




明るいうちは、風景やメソッド用の写真撮影。

適当に竿を出していると、釣らなくてもええのにえべっさんが竿を曲げてます。

ありゃりゃ・・・


夜釣り人
40cmほどの美味しそうなチヌ。


この後、私にいいアタリが連発したが、ハリハズレが多く取り込んだのは食べごろサイズのイサギだった。


グラビアページ2ページはこれでOKやね?


(余談だけど、濃い毛屋のカラムーチョのCMで、ギター弾いてるおっさんがえべっさんに瓜二つだと最近発覚しました。本人が見ても本人ではないかと疑ってる様子)

・・・・・・


さて、辺りは暗くなり、いよいよ本番。


「コロダイ釣れますかね~」え

「コロよりジャンボイサギ欲しいわ」絶


電気ウキの調子が悪いので、ウキを取り替えてると

「お探しのお魚はこれですか?」え

と、40cmくらいのジャンボイサギをぶら下げてます。


「それそれ~!」と、写真撮影の間に釣り座を奪って、ドーン!と重量感。


「わっちゃ~・・・、コイツかい・・・」

上がってきたのは年無しクラスのチヌ。(誌面では40cmとなってましたが50cmの間違いです^^;)


そうそう、私が釣るのはもうええやろ。

ガシラゲットと本命?を上げた隣のカメラマン氏を見守っていると、グワンと竿が曲がりました。

上がってきたのは、軽く40オーバーのグレです。


「自己新記録~!」とかで、カメラマン氏ご満悦。

やれやれ、これで6ページ分の写真が揃ったやろ?


さぁ~帰るで~


スカリに入れた魚を〆る私。

えべっさんが、興味深そうに見てます。

えべっさんのイサギも〆て、ついでにグレも・・・



「さ、集合写真お願いします」カメラマン


あ・・・〆てもた(--;


釣り上げたきれいなお魚の写真を撮らんとアカンのに、〆ちゃった。

ごめんなさい。


と反省するよりも、イサギ・グレの隣でチヌ持って写るのが屈辱でしたわ(T_T)