タンポポ属 蒲公英 民間薬療法と薬草の知識 | 日本漢方の初歩と自然の日記2

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タンポポ属
Taraxacum

蒲公英
蒲公草
耩耨草
鳧公菜
黃花地丁


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)長塩容伸 大塚敬節 民間薬療法と薬草の知識より)


たんぽぽ
(キク科)


(中略)


【薬効】

(1)
胃病、便秘、肝臓病、痔疾、
水腫、子宮病、脚気、喘息、
心臓病等々、
応用範囲はまことに広いです。
根を煎服します。

(2)
胃潰瘍、慢性胃病に
生葉をよく噛んで食べる。
健胃、整腸、活力増進に、
母が調理した
タンポポ⻝のいくつかを
御紹介してみます。

(イ)葉を茹でて
   浸しものとする。

(ロ)胡麻和えにする。

(ハ)豆腐白和えにする。

(ニ)焼竹輪と一緒に
   天ぷらにする。

(ホ)葉を油でいためる。

(へ)油味噌を造る。

(ト)蕾、花、葉を一緒に
   醤油味淋(醂)で煮る。

(チ)タンポポの葉で、
   サラダを
   こしらえてたべて、
   永年つづいた浮腫がとれた
   という話をききました。

(後略)