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100歳の敬老金カット?!

 薩摩川内市は100歳に到達した高齢者への特別敬老金を10万円から5万円に半額にします。22年度は40人に支給される見込みなので、今回の改定案による市財政の節約効果は200万円にすぎません。問題は金額の大小ではありません。やっと100歳に到達した高齢者を心から敬い、祝おうという敬老の考えの後退であるということです。
 市は、少子化対策として子どもの医療費制度の拡充など積極的な政策を行う一方で、高齢者の施策は非常に冷たいと言わなければなりません。
 いわゆる介護認定されない「元気」な高齢者の楽しみだったデイサービスを縮小、訪問給食サービス料金も合併後引上げられました。
 敬老金は、合併前の自治体では80歳を越えたその日から毎年、現金のプレゼントをしていた自治体もありましたが、88歳、100歳と最高年齢者への支給と節目支給となりました。
 私の知る90歳を超える高齢者は、いま「長生きしてもいいことはない」「年をとるもんのではない」「どうして死ねないんだろう」と涙を流しています。高齢者が長生きすることを喜べないいまの日本の社会は異常であるとしか言えません。せめて100歳の敬老金ぐらい減額しないでほしい。