MRIで脳の検査に行ってきました。まるでドラム缶の中に閉じ込められ外からがんがんと棒でたたかれるような体験。それでもできた脳の輪切り写真は鮮明に私の体内を映し出していました。「異常はありませんね。言葉が出にくくなったのは年のせいでしょう」と医師から言われ、がっかりしたような気分になったのはなぜでしょう。年の瀬を向かえ気になるのは企業によるあいつぐ従業員の解雇です。薩摩川内市樋脇町にある自動車の部品を作っていたアステックが操業停止に追い込まれました。解雇通告は受けてはいないものの社長とは連絡がとれないとのこと。今回の景気の悪化は、金融自由化と規制緩和によって異常にふくれあがった投機マネーをウォール街の巨大な金融機関がもてあそび、マネーゲームに狂奔するという「ばくち」経済に破綻です。そのつけを何の責任もない中小企業と労働者におしつけられることがあってはなりません。(井上)