○●○●○●○●○●2015.11.24.


本、ノート


応援団 NO.199



理想なのかもしれませんが 

~ノート指導について~
 



子どもにとっては難しいことなのかもしれません。

以前に、応援団NO.73「自分を認めること」にも

書いたことがあるのですが、

子どもたちが使っているノートのことです。



特に算数のとき、

文章題だと横の式を書いて、

次に筆算をしなければ暗算ではできない場合。

だいたいどの子も

ノートの隅っこにちっちゃい字で

ちょこちょこっと筆算を書いて計算し、

答えが出ると、

そのうっすら書いた筆算はさっさと消してしまう。
 


このことについて

自分が現役のとき

子どもたちにどう指導していたかなぁと

なかなか思い出すことができません。


それに気づいたのは

塾を始めてからだったかもしれません。
 


「その筆算も見直しのときに大事だから、

横の式の下に大きく堂々と書いていいんだよ」

と声かけしても、

なぜか子どもたちは、

その「うっすら筆算」を残そうとしません。
 

「ノートは、きちんとした答えだけを書くもの」

と思っているのでしょうか。

「ノートは、上から下まできちんと使うことがよいこと」

と思っているからでしょうか

(そのことは、それで大事なことですが)
 


先日、

いっしょにわり算の筆算をしているとき、

なかなか商を立てるのが難しく、

書いては消し、

書いては消ししながらがんばっていました。


「それも1回やって違っていたとき、

×をうって、次の空いているところに書いた方がいいよ」

と言って、

次のページへ進んで

新しく大きな筆算を書いてやり直しをしました。


すると、きちんと答えが出たのですが、

振り返ると、

先ほど×をつけたところの筆算を見直してみると、

どこで自分が間違えていたかが見てすぐにわかりました。

「ね?ここでひき算をまちがえているね」と納得。
 

テストでも同じようなことがよくみられます。

式と答えをかく欄はあっても、

筆算をする場所がせまかったりしますよね。

(たまに点線の四角が書いてあって

「筆算の場所」という問題もありますが)

こういう場合でも、

子どもたちは、

その筆算を残しておくということを

あまり好んでしないように思うのです。



「筆算が書いてあると、恥ずかしい」

という気持ちもあるのでしょうか。
 
そんな「子ども心」も

なんとなくわかるような気もしますが、

やっぱりそこは、

「検算や筆算は、きちんと書いて残しておく。」

「まちがえた計算も

 あとの見直しで確かめることができるので残しておく。」

ということを、

特に高学年の子たちの

「ややこしいわり算の筆算」については、

身につけておくといいんだけどな~と思っています。



いかがでしょう。 


う~ん。


どうも、やっぱり理想なのかもしれませんが・・・。



(ちょっと「ひとこと」でした)







雪ん子




気がつけば、もうすぐ12月・・・。


最近

しっかり

一年経つのが、早いです!



「びっくりポンや」






○●○●○●○●○●










富士山と紅葉





結局、


ゆっくり紅葉も見に行けなかったなぁ・・・。









(追記)




理想というより、


大人の考え方なのでしょうね。


そこが、子どものいいところなのでしょう。



そうして 大人になったこと


そうして 大人になってしまったところ



やっぱり 思い出して


子どもの素直な姿勢に学びたいものです・・・。








(o^-')b










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