天皇賞(春) | カッツミーの競馬道

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 昨日のフローラSは2番人気アドマイヤベルが1分59秒0の好タイムで快勝し2着ラヴァンダとオークスの切符をゲットした。正直桜花賞組には見劣ると思うがどこまでやれるか?それにしても次々と有力馬を送り込むスワーヴリチャード。近々ビッグタイトルを取ることだろう。

 

 同じく昨日京都競馬場で行われた伝統のG2戦マイラーズCは、一昨年の勝ち馬ソウルラッシュが直線抜け出して、一昨年のマイルチャンピオンSの勝ち馬セリフォスを抑え込んで重賞3勝目を挙げた。このメンバーではG1戦線で好走を続けるこの2頭の力は抜けていて、実力通りの決着になったというところか?シュネルマイスター、ソングライン、ソダシが引退し群雄割拠なマイル戦線、まだ来月の京王杯スプリングSのトライアルを残しているが、安田記念が楽しみだ。

 

 ところで今週は天皇賞(春)が京都競馬場で行われる。私が初めて参加した天皇賞(春)は1988年のタマモクロスが勝った天皇賞だ。鳴尾記念、京都金杯、阪神大賞典と重賞3連勝中で1番人気で迎えた同レースは、直線危なげなく抜け出して初のG1タイトルを奪取、そして鞍上の南井克巳は初G1勝ちとなった。その後南井はオグリキャップやナリタブライアンの主戦としてG1タイトルを積み重ねることとなるが、全てはこの天皇賞(春)から始まったように思う。

 2着には13番人気の伏兵ランニングフリーが入ったが当時は枠連しかなく、ランニングフリーの7枠には4番人気の前年のダービー馬メリーナイスが同居していて枠連1-4は1600円だった。この馬券を東京の友人に頼んで当てた思い出がある。

 

 あれから36年競馬を続けて、自分としては37回目の天皇賞(春)参戦となる。今年は昨年の菊花賞馬ドゥレッツア、昨年のダービー馬タスティエーラ、重賞連勝中のテーオーロイヤルあたりが中心になるだろうが、全馬事故のないすばらしいレースとなることを願う。