始まりは暇つぶしに見ていたヤフオクからだった。
べつに何かを探してわけでもなく、、、
なんとなく緑色が目にとまり開いてみた。
ん！カーボン製の新品MTBフレームか？
どれどれ
え？
即決価格は衝撃の¥18,000！
ホイールサイズが26インチなのが残念ではあるが、、、
気になる
でも
これは怪しい。
知らないメーカーだし、、、
怪しいぞ。
でも気になる価格だ。
と、思いながらこの出品者から同じ商品が数個出されていたので、ウォッチリストでしばらく様子見。
そして、このsalcanoというメーカーを私は知らなかったのでググってみたのだが、どうやら完成車メーカーではあるようだが、それ以上の情報があまり出てこない。
よってこのフレームの情報については、出品者の説明以上の情報は入手出来なかった。
ホイールサイズが26インチなのが、安さの決め手なのだろうが、気になったのが、（27.5インチホイール装着可）の文字。
二万円で買えるカーボンフレームかあ。
気になる。
でも、これ以上マウンテンバイクはいらないしなあ。
、、、、
、、、、
一ヶ月くらい放置しただろうか？
一向に売れ残っている（笑）
これは運命なのか？と、人柱になる決意をして、ポチッ！
8月のある日。
送料込み¥19,700で手に入れたカーボンフレームが我が家にやってきた。
カーボンフレームの知識は無いので、これがいいのか悪いか、軽いのか重いのか？も判らないのだが、とりあえずカッコイイ。（笑）
スルーアクスルでは無いとか、ワイヤー関係が内蔵式では無い事等から、一昔前の売れ残りフレームなのだろうと想像できる。
しかし、持った感じは感覚として覚えている、息子のなんちゃってロードバイクのフレームよりは朗らか軽い！
塗装もかなりしっかりとした仕事がされている。
怪しいメーカーのカーボンフレームという事で、強度が気になる所だが、レースに出るわけでもないし、まあ、心配はないだろう。
27.5インチで組むつもりで購入したので、まず確認。
確かにホイールは着く。
試しにロードバイクの700cも入れてみたが、これも付いた。（ロードで組むのも有りだ！）（笑）
しかし、太いタイヤは無理だった！😅
幅は余裕あるが、外径が、、、
ギリギリのラインなので、強引にガリガリ削っちゃえば入るだろう（笑）
強度は、、、まあ、大丈夫だろう。
エンド
シートポストは27.2mm
この辺が一昔前なのか？と感じるところ。
ヘッドもオーバーサイズのストレート。
中を覗く。他を知らないから、まあこんなもんなんだろう。（笑）
一通りチェックしたら、早速新品フレームを惜しみなく塗装しちゃいます。
まずは下地のシルバー
そして、発色の良いライムグリーン
更に、カーキグリーン
艶をどうするか迷ったが、結局仕上げのクリアーはマットにしました。
仕上がったフレームに組むのは、コイツのパーツ。
過去に数々の廃道探検等で苦楽を共にした相棒KONA JAKE
我が家の数ある自転車の中でも一番思い入れの濃い相棒です。
この大事な相棒のパーツを移植してグラベルロードに仕上げる事にしました。
しかし、全てのパーツがそのまま移植出来る訳ではなく、規格が違う物もあるので、フレームが仕上りながらも足りないパーツが揃うまでまた放置。
そして、少ないお小遣いの中からコツコツと集め、やっと
移植手術を決行。
問題だった27.5インチタイヤのクリアランスですが、、、
チョイスしたタイヤのサイズは27.5×2インチですが、下は問題無さそう。
しかし、当たってしまった上はこんな感じにちょっと削って無理やりクリアランス確保しました。
幸いこの部分はパイプでは無く、無垢だったので、それ程強度の心配もしなくて良さそう。
スピード出したら？とか、泥詰まりそう？とか、多少不安はあるけど、とりあえず完成です。
そして、気になる重さは？
ペダルや、ボトルケージを組んだ装備重量で10.7kg
重い😥
てか、29erで組んでいたJAKEよりちょっと重くなったし、、、😅
シマノの安物ホイールが重いのかなあ？
一応チューブレスレディなんだけどなあ。
今回これを組むにあたって、初めてJAKEを丸裸にしたのだが、このフレームもアルミのくせして「こんなに軽かったのか！」と知る事ができた。
これまで自転車の重さ＝フレームの重さぐらいに考えていたが、やはり、細かいパーツ一つ一つの積み重ねなんだなあと実感。
もっと軽くしたいなあ。
お財布は軽いけど。