主観的、客席から見たキャストの真顔… | 吉田幸宏オフィシャルブログ 勝手に親近感

吉田幸宏オフィシャルブログ 勝手に親近感

ブログは僕のSNSの原点。
活動の歴史の一部。
大切な空間。

『UPSIDE DOWN

〜クリスマスに誘拐されました〜』



B班



様々な都合で

限られた中での稽古を

チームワークで乗り切った

素晴らしき面々!

撮られた写真も膨大で素敵なのばかり(笑)



稽古期間の後半部分は

自分のコンディション調整もあって

なかなか稽古を見学できずに

断片的にしか様子を伺えなかったんですが

本番を客席から見て感じた事や

このキャストのこんな役がみてみたい等

写真と共にレポートします。






左 はると(宮本役 伊藤春斗くん)

右 ジャッキーさん(重松役 天野尺さん)



B班のこの二人の関係性が

宮本が主役で重松がコメディリリーフ的な役割に感じられて

実は最初に脚本を読んだ時は、

この構図がベストなんだろうなって想ったのである種理想系だなって。

僕自身、もう一度脚本を読んだ時に、内包されているメッセージ性を強調させる方向で役作りしたいなと考えたので、コメディ要素が薄れたので

A班は同じように写ったのかわからないんですが、だからこそB班の二人の関係性で物語を見られて良かったです。



はるとは優しさが滲み出ているので、劇中ずっとキレまくっている役を見てみたいなって思います。すごい役の幅が拡がりそうで楽しみ。実は僕も怒るのが苦手で怒る練習をよくしてました(笑)


ジャッキーさんは途中参加で色々な面で大変だったと思うんですが、難なくやれちゃう所がすごいなと。みんながやりやすいように気を遣ってたと思うのでジャッキーさんの見てみたい役はめちゃくちゃ強気の役を見てみたいなって。





左 天ちゃん(村上役 天親くん)

右 はると



天ちゃんは彼の事を稽古で知っていたので、このシーンのここはすごい好きなんだろうなとかが分かります。自分に正直なんでしょうね、そこが魅力的。

そんな天ちゃんの見てみたい役は真面目な役。

場を和ませる為に敢えておちゃらけてくれるんですけど、そのままで十分素敵なので、それを役でも体現して欲しいなって。




左 あこちゃん(藤子役 金子海瑚ちゃん)

右 れにちゃん(唯川役 柏木れにちゃん)



あこちゃんは芯の強さみたいなものを感じました。あとは素敵な絵を描けるようにイマジネーションが豊富なんでしょうね、ただ他のみんなも同じようにイマジネーションが豊富とは限らないのでそこが悩みどころなのかもしれないなと。だからこそ深い意味で包容力が身に付けば鬼に金棒なんじゃないかなって。そんなあこちゃんの見てみたい役は気弱な役。全然想像できないから見てみたい(笑)


れにちゃんには稽古の合間で色々質問されて、きっと自分の活動をより良くしたいんだろうなというのが感じ取れたのでこちらも恥ずかしながら真剣に答えさせていただきました(笑)

そんなれにちゃんの見てみたい役は口数の少ない役。淀みなく台詞を話すのが上手なので、逆に全然話さないでどこまで役の色々な事を表現できるのか見てみたいなって感じました。




左 神やん(妹尾役 神山知史くん)

右 あこちゃん


神やんは唯一のシングルキャスト。お疲れさまです。テンポ感があってテンションが高いお芝居ってすごいエネルギーを使うので想像よりも大変だったと思うんです。本当に良くやってくれてたなって。隙があれば色々な人の色々な横顔を撮ってくれてたのでそこもありがたかったなと。

そんな神やんの見てみたい役は喋りまくる役。半端ない台詞量の役を捲し立ててほしいです(笑)




ほっしー(薄井役 星野太希くん)


ほっしーは縁の下の力持ち的存在だなって。B班の中でもチーム全体でもそうだったと思いますし、それをさらっとやってくれちゃう所がカッコいい(笑)

仕事人の雰囲気が漂います。そして客席から見ていても声が素敵。あの声羨ましい〜。

そんなほっしーの見てみたい役は我が儘な役。いつもみんなの為にやってくれているから我が儘放題に暴れているほっしーを見てみたいです。




左 航平くん(倉本役 中野航平くん)

右 ダッチ(東野役 阿舘徹くん)


航平くんは楽しそうに演じてましたね。探偵っぽい記者でなく古畑さんみたいな記者(笑)実は座組の中で一番話してないかもしれないので航平くんがどんな人物かは謎です(笑)ただ、面白い演技をするのできっと面白い人でしょう。

そんな航平くんの見てみたい役は一人芝居。一人何役もやってる姿を想像したら面白そう。


ダッチは面白い動きをする人だなって。それがふっと浮かんだ印象。

劇場からの帰りの電車で一緒になったことがあって車中に話したんですが、考え方も面白い人だなって。独特の視点で考えたり行動したりしてるのでそれがお芝居とリンクするようになれば独創的な人になりそう。

そんなダッチの見てみたい役はシリアスな役。ダッチがシリアスな役をどう演じるか見てみたいです。





音響・照明オペレーター

松野梨紗さん


転換や音とのやり取りも多いので、松野さんとの連携は素敵なステージを作るのには必要不可欠。

本番前、ウォーミングアップをかねて毎回、シーン稽古を自主的に行ってたんですが、松野さんは毎回さりげなく付き合って下さって本当にありがたかったです。



以上。

自分が出演中の作品を客席から、しかも違う人が演じているのを見られるのって

すごく貴重だし、為になるなって。



客席から感じて、自分の役やチームに還元できたこともあったので、

お互いに切磋琢磨しながら作れたのも嬉しかったです。



ではまた☆