小悪魔はなぜモテる?! | カツヤハダオカ映画ブログ
小悪魔はなぜモテる?! (Easy A) 2010年 米
 ★★★★★★★★★☆ 9点

 大林宣彦版×細田守版×エマ・ストーンの輝き。

スタッフキャスト
 監督/製作:ウィル・グラック
 脚本:バート・V・ロイヤル、音楽:ブラット・シーガル
 撮影:マイケル・グレイディ、編集:スーザン・リッテンバーグ
 出演:エマ・ストーン
   ペン・バッジリー、アマンダ・バインズ
   トーマス・ヘイデン・チャーチ、パトリシア・クラークソン
   リサ・クドロー、マルコム・マクダウェル
   アリー・ミシャルカ、スタンリー・トゥッチ

感想
 まずは誰もが褒めるであろう要素として
 主役のエマ・ストーンが輝いている!

 エマ・ストーンは綺麗なんだけど、
 コメディエンヌとして素晴らしい!

 調べてみると映画デビューの
 スーパーバッド童貞ウォーズから
 ROCKER40歳のロック☆デビュー、ゾンビランドと
 コメディー映画に立て続けに出て注目を集めたとのこと。
 どうりでコメディーが上手い訳だ!
↓Pocketful of Sunshineをダサい曲!
 と言いながらもドンドン好きになっていき、
 着信音にまでする演出好き!

 エマ・ストーンが出てる映画はL.A.ギャングストーリー
 アメイジング・スパイダーマンバードマン
 しか観てなかったから
 エマ・ストーンの本当の魅力を知らなかった!!
 とても綺麗だけど綺麗な「だけ」の人
 かと思ってました!すいません!
↓変顔もお見事!

 エマ・ストーンの旬の輝きが画面に溢れてる
 アイドル映画として100点!

 そしてアイドル映画としてでなく、
 映画としても超面白い!(o^-')b

 物語は(半分)人助けのためと
 自分が嘘をついた罪を贖罪する話。
(半分)人助けと思ってしたことが罪となり、
 主人公の女子高生がそれを償う。

 これは細田守版の時をかける少女と同じですよ!
 さらに言えば大林宣彦版時をかける少女の
 アイドル映画的要素、
 旬のアイドルにラストで歌わせるのも同じ!
 つまり今作は細田守版と大林宣彦版の
 時をかける少女が合体した
 ような映画なのです。(こじつけ)

 ラストに旬の女の子に歌を歌わせて踊らせるあたり、
 ウィル・グラック監督は
 アイドル映画のキモを分かっている!



 ゲイのために一芝居うつシーンで、
 エマ・ストーンがパンツを脱ぎだすシーンには
 心底ドキッとしましたよ!

 主人公のように後で贖罪しないために正直に告白すると
 巻き戻して見直しましたよ!
 その後はエマ・ストーンのミニスカートと
 足で出来る三角地帯に釘付けですよ!

 映画中盤で本当は好きな男に
知らないの?もう全員とヤッたわ。」
 と嘘をつくシーンが非常にせつなくて胸を打つのです。
 エマ・ストーンの後ろから光が差し込んで美しく
 とても良いシーンなのです。

 両親のユーモアも最高なのです。

 ボーナスが出なくなるから
 問題を起こさないでくれという校長も好き。

 撮影もなにげに良いのです!



 ただエマ・ストーンが処女喪失したという噂が流れるまでは、
 自ら透明人間というほど、異性から注目を浴びてなかったと
 オープニングで語るのですが、

 そこに関しては説得力は全くない!
 噂の前、ビッチ化の服装前から明らかに輝いてる!
 男子が注目しないなんてことはありえない!

 僕があの世界にもし生きていたとしたら、
 エマ・ストーン一択ですよ!

 それと明らかに適当につけられた邦題が残念。 

 イジメられているためにエマ・ストーンと
 ヤッたことにしてもらった男達はゲイの彼以外は
 何の成長も罰も受けず、彼女に手助けをしていない!
 彼らは何も自分で努力する事をせずにエマ・ストーンに頼り、
 かつ金も提示するあたりクズなのです。
 いじめられてしかるべきと思ってしまう。

↓デブはエマ・ストーンに握りつぶされるべき!


 まぁラストはエマ・ストーンがとても幸せそうなので、
 エマ・ストーンが幸せなら自分も幸せだから良いか。
(気持ち悪い文章)

 良い映画過ぎて、観に行くはずだった
 湯を沸かす程の熱い愛を観に行くの中止するほどでした。
 これは買って何度も観たい!

 エマ・ストーンが超好きになったので、
 ライアン・ゴズリング×エマ・ストーン×デミアン・チャゼルの
 ラ・ラ・ランドがさらに楽しみになりました。
 ラ・ラ・ランド早く観たい!