こんにちは!
勝手に「もうひと花PROJECT」やっています。
さて、先ほど奈良マラソンを走ってきました!
なんて言うか…
マラソンが、ちょうどブログを書きたいくらいの内容だったので、即日リリースです(笑)
まず、結果ですが…
タイムが、2時間31分26秒
順位はまだ把握していないのですが、8位入賞には程遠いことは間違いありません
ラップはこんな感じです!
お察しの良い方ならお気づきかもしれませんが、妙なラップでしょ?笑
そのことを忘れないうちに綴っておきたいと思います!
まず…
今回、久々の公認マラソンにエントリーできて、しかも前泊なしで行ける会場だったのでありがたいなぁと思う反面…
こういった大型マラソンがめちゃくちゃ苦手という意識があって、それをどうにかしなければと思いました。
で、今まで自分がなぜ大型マラソンでことごとく失敗してきたかを考えてみたところ、「ただの準備不足なんじゃないか?」という説に至りまして、今回は徹底的に準備しようと決意しました。
以下が今回準備したポイントです。とはいえ全て基本的なことで「そりゃ、こんなこともできてなかったらちゃんと走れるわけないわ」とも思います(涙)
【準備したこと】
・事前に実施案内をよく読み、受付の流れ・スケジュール・トイレの場所などを頭に入れておく。
・ユニフォームにゼッケンをつける・シューズにタグをつける等、前日にできることはしておく。
・可能な限り早くに会場入りする。(最寄りはJR・京阪ですが、近鉄電車の方が早いので自転車で行って始発に乗りました。)
・会場での受付等も早めに済ます。(結局、僕のどん臭さと相殺されてジャストの時間になりましたが)
ということで、大型マラソンならではの「途中でトイレに行く」ようなトラブルはなかったので、ちゃんと準備すればOKという結論で良いと思います。(ずっと当たり前のこと言っていますね)
あと、声を大にして言いたいのは、この奈良マラソンでの「感染対策」が素晴らしかったということです!
「感染対策」とは、もちろん会場で感染が起こらないようにすることでもあるのですが…
それと同じくらい大切なのが「色々な考えを持っている人たちが納得できる仕組みを作り、かつ可能な限り参加者への負担は最小限にする」こと。
「感染したらどうするんだ!!」という意見の人も当然いるであろう状況で…
アプリを使っての健康チェックや会場の動線、そして密を避けるための整列方法などが徹底していて、かつ参加者への案内も丁寧かつ親切
「こんな状況だけど、なんとかマラソンを開催したい!」という強い思いを感じることが出来ました
その思いに賛同したスタッフさんだからなのか、少なくとも会場で僕が接したスタッフさんは一人残らず感じが良い人でした
仕事柄分かることでもあるのですが、正しさを主張することも時には必要ですが、このように様々な方面と調整しながら物事を具体的に前に進めていくということ…これがとても地味ですが大切なことだと思います
少し長くなりましたが、「このようなコロナ禍の中…」という月並みの言葉では収まらない感謝の意を、運営の方々にお伝えしたいと思います
・・・で、マラソンの内容ですね(笑)
恥ずかしながら当初の気持ちとしては…
あわよくばキロ3分25秒くらいで刻んで、自分の(非公認)ベストに近いタイムを出したいなという気持ちがありました。
で、最初の5㎞こそ17分切りのペースで入ったのですが、これが結構キツイ。
感度には中々の自信がある僕の中の「ヘタレメーター」がアラームを鳴らしました!
で、その後キロ3分30秒切りくらいで押していく集団に入れたので、「もう30㎞過ぎまで何も考えずにここにいよう」なんて思っていました。
・・・が、そうさせてくれないのが「難コース」で有名な奈良マラソン
16㎞くらいから、3㎞ほど続く長い上りが出現しまして、集団はあえなく解散(笑)
ペースも一気に落ちてしまいます。(15~20㎞は17分58秒)
その後、今度は下りに入ったので一旦ペースは回復したものの(20㎞~25㎞は17分32秒まで回復)、それはかなり急な下りのおかげであって、しかも「この坂を折り返してから上るのかぁ」と思うと心が折れかけました
僕自身の余裕もなくなってきたので、おそらく奈良マラソン最大の上りに差し掛かる28㎞手前くらいで、ひとつの決断をしました。
「この坂をがんばるのはやめて、坂を越えた31㎞から頑張ろう!」
ずっと目指していたマラソンでこんな消極的な決断をするのは本意ではなかったのですが…
もう「80点は無理」と分かっていた状況だったので、「このままでは40点だからせめて50点を目指そう」という決断をできたことは良かったのではないかと思います。
レベルは違いますが、前回の箱根駅伝で往路で大ブレーキしながら目標を「復路優勝」に切り替えて4位まで順位を上げた青山学院大学のよう…そんないいもんじゃないですね全部自分のせいだし。
ということで、鬼の上りでは力をあえて緩めました。
手元で測っていた1㎞ラップが3分59秒まで落ち込んだのでヒヤっとしましたが、「ギリ4分いかんかった・・・セーフ」という謎のテンションでした(笑)
で、当然ながら5㎞ラップも大きく落としたわけですが…(25㎞~30㎞は19分07秒)
坂道で緩めたおかげもあって、スタミナと脚力はまだ残っている感覚がありました
なので、そこから淡々と前を追い、後半にバテてきた人を数人だけ抜くことができました。(30㎞~35㎞は18分44秒)
さらに35㎞を過ぎたあたりから、前の人がどんどん見えてきたこともあって、少し元気になり、下り基調であったこともありさらにペースを上げることができました。(35㎞~40㎞は18分07秒)
そして、最後まで脚は何とか動く状態でゴールテープを切ることができました!(改めて、ゴールタイムは2時間31分26秒)
かなり過酷なコンディションの中でフルマラソンを走った割には脚の疲労度はマシだなぁ…という状況です
という内容を一言で言うと…
「う~ん」になるわけですね(笑)
フルマラソンを走り切るだけのスタミナと脚力はある程度仕上がっていた。
途中で切り替えた下方修正の判断も悪くなかった。
…という収穫もある一方で、やはりタイムがイマイチ。
序盤のペースについていけなかったわけだし、もう順位争いには参加もできなかったことになりますね。
総評としては…
「フルマラソンを走る下準備はできていたけど、シンプルに走力が低い!」
ということですね
なので、これまでの練習方針の基本は変えずに、しっかり疲労を抜いたうえで、じっくりと走力強化に励みたいと思います
あぁ、速くなりたい