中国人に「ホウ、レン、ソウの必要性」説けますか?? その1 | 多国籍の部下を一瞬でじぶんの「ファン」にさせる「ノンバコ術」

多国籍の部下を一瞬でじぶんの「ファン」にさせる「ノンバコ術」

「外国人を雇いたい経営者」なら知らないと損する!
多国籍チーム、部下のパフォーマンスを最大化させ「多様性を活かす職場文化」をつくる「ノンバコ術」とは??

中国で仕事をしていたころ、セールス&マーケティング部であったこともあり、

その日の終わりに、ほぼ毎日ミーティングがありました。


いわゆる「ホウ、レン、ソウ」です。


わたしはいろんな言い訳をして、けっこうサボっていましたが、

それを見かねた上司から、


「これからは、お前がミーティングをしきれ!」とショック!

上司も実はやりたくなかったんだと思います。



問題だったのは、わたしは中国人スタッフに、


「なぜ、ホウ、レン、ソウは必要か?」を説明できませんでした。


「だって職場では必要でしょ!」

ぐらいしか頭に浮かびません。


集団主義の日本人からすれば、「なるほど、そうですね」で済みますが、


個人主義の中国人からすれば


「なぜ、それが必要なのか?」以前に、

「なぜ、わたしがそれをやらなくてはいけないのですか?」


つまり、


「なぜ、わたしが~」の問いに答えが必要なのです。



日本人的に説明してしまうと、


「会社のため」に最後はいきつくでしょう。


しかし、個人主義の中国人は、


「会社のためではなく、じぶんのためにそこにいる」ので、

中国人には不十分な答えといえます。



そこで最も言ってはいけないのが、


「部下が上司にホウ、レン、ソウするのは義務、常識だろ~むかっ


なのですが、わたしもついつい言いそうになりましたあせる


わたしは考えた末に、


「上司であるわたしから、部下にホウ、レン、ソウする」ようにしました。


次回へつづく