前回のつづきです。
わたしは「ホウ、レン、ソウの必要性を、中国人にもわかるように説明する」
ことを潔くあきらめました
ミーティングも全力で短くしました
その短さは、上層部から批判されるほど。。。
そのかわり、わたしから中国人スタッフに「ホウ、レン、ソウ」をするようにしました。
つまり、
「ホウ、レン、ソウ」が上がってくるのを待つのではなく、
みずから仕掛けて、獲りに行くような感じです。
「レポートは部下の義務じゃない。上司こそ、部下にたいしてレポートの義務を負う」
アメリカで働いていたとき、わたしが心から尊敬していたボスの言葉がヒントでした。
時間をつくって、足をつかって、直接顔をあわせてできるだけ丁寧に接するよう努めました。
その結果、
中国人スタッフは勝手に「ホウ、レン、ソウ」してくるようになりました
「ホウ、レン、ソウの必要性」を、
「仕事だから」
「会社のため」
「部下だから」
と中国人に説いても、うまく伝わりません。
会社ではなく、「ひと」に忠誠をもつ中国人だから、
「このひとならばホウ、レン、ソウしたい」と思わせるコミュニケーション、行動こそが大事。
「ホウ、レン、ソウ」しない中国人を責めても結果はでません。
「どうしたらホウ、レン、ソウしてもらえるか?」を考え、行動すれば結果はでるはずです