末廣亭&池袋披露目の9日目と千穐楽の大団円! | 桂鷹治の「語る詞す」

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夏になると、カルディで、

「瀬戸内レモンオリーブオイルつゆ」という、そうめんのつゆを買ってきます。

 

これが中々曲者で、

Xを見ていると、ボロクソに叩く人もあれば、褒める人もあって、

毀誉褒貶の振れ幅の広い商品のようです。

 

自分はもちろん好きで買ってくるのですが、

これ一本でひと夏を過ごすということではなく、

通常の麺つゆに加えて、目先を変える変化球として使う程度です。

 

人が好きだ、って言っているものを、あえて貶める必要はありません。

薬味を変えても、どうしてもバリエーションが欲しくなる時もある。

そういうことです。

 

世間に、カレーやハンバーグが嫌いな人がいるように、

全員に好かれることは不可能ですし、

パクチーのように苦手な人が多い中でも、こよなく好いてもらえることもある。

世の中、そんな風にできているんでしょう。

 

19日(水)、カラッと晴れて9日目。

日差しも強く暑い。

末廣亭のお客様も早い時間からありがとうございます。

 

 

ランチメニューが変更になっていた韓国料理屋さんへ。

曜日替わりではなく、均一メニューになったようです。

キムチ食べ放題で、水冷麺。

 

冷麺、好きなんですけど、焼肉屋さんに行かないと食べられないので、

こういう機会は嬉しいです。

色黒極細麺の平壌式。

 

 

末廣亭に戻って座談会。

円満兄さんが代演で出るので、モノマネ大会に。

 

 

上方ゲストは福笑師匠。

最後は全員で集合写真。

間に撮影タイム、残っている芸人が多いので絵になりやすいですが、

後の番組のことを考えると、ちょっと厄介ですね。

ま、もう9日目なのでアレですが。

 

程々のところで末広亭を抜け出して、池袋へ。

遊吉師匠、円満兄さんも追っ付け新宿から到着。

物販が色々気になる様子。

 

ちなみに池袋演芸場の手拭いの柄は、大師匠の十代目の絵です。

 

 

つつがなく番組は進行して、口上。

立ち見の出る大盛況で、口上は斜めから。

 

 

池袋最後の主任の、我らが金太郎兄さん。

御簾内から高座姿を。

 

 

無事、9日目はお開き。

残すは千穐楽のみ!

 

20日(木)、大師匠の生誕百年祭、千穐楽。

7月上席は歌丸師匠の7回忌追善興行もありますし、

寄席でもこういう企画が増えると、色々思い出していただく契機になって良いですね。

 

末廣亭木戸口。

 

 

千穐楽は平日でしたが、

いつもの平日よりもお客様が多いような……?

ご来場の皆さまも特別感があるんでしょうか。

ありがたいことです。

一席勤めて、味千代姉さんの高座。

照明の当たり具合が難しい。

 

 

同郷、岡崎出身の愛楽師匠とツーショット。

ありがとうございます。

 

 

そろりと抜け出して、蕎麦。

勝手に楽そば。

 

 

新宿三丁目界隈、本当に蕎麦屋さんが減りました。

もう富士そばしかないんじゃないか、というくらい。

半立ち食いみたいなところはありますが、

腰を落ち着けて、という蕎麦屋さんは末広亭界隈は絶滅しましたね。

 

 

で、急遽、座談会にも出ることになって、

千穐楽だけ司会。

最後は撮影タイムで〆。

 

色々解ってきたところで終わってしまう、

10日間って長いようで短いですね。

 

座談のあと、衣装をまとめて池袋へ。

池袋で衣装をたたんでまとめて、

後は披露目の諸々をまとめる作業に。

 

新真打が3人揃う口上もこれが最後。

 

 

方々で名残を惜しむ(?)撮影が。

蘭姉さんと銀治さんを撮る桜子さん。

 

 

お手伝いも来ていただけました。

昇羊兄さんと希光さん。

銀治さんも。

 

 

華々しく口上。

30回も口上をやると、同じ内容を話される師匠もいらっしゃいますし、

毎回替えられる師匠もいらっしゃる。

 

で、毎回同じと思いつつ、

そこは寄席芸人なので、少しずつ言い回しや持って行き方が変わったり、

話が前後したり、楽屋の旬の話題も出たりする。

そういうのが楽しいですね。

 

 

漫談風に始まっても、きちんと新真打を持ち上げて〆る、とか。

色んな手があるものだと勉強になりました。

 

小耳にはさんだ情報ですが、
口上中に客席で場違いな態度をとる人がいたらしいですね。

入場料を払ったとて、相応しい観賞態度ってものもありましょう。


勝手に写真を撮る人も何人か見受けられましたし、
口上の厳粛な空気なのでこちらも注意せずにおりますが、
きちんと把握はしておりました。
猛省していただきたいと思います。

芸人に猛省を促されるようになったらお終いですね。

 

終演後、乾杯と手締め。

ババっと箱詰めして、

目の前のコンビニから宅配便で発送。

コンビニのバイトの人には、一度に大量の荷物で申し訳ないですが、

寄席の前にお店があることを恨んでいただきたいと思います。

 

これで20日と10日の披露興行がお開き。

あとは個々で上野広小路亭、国立、仙台花座、大須演芸場と続きます。

そちらの宣伝も改めて。

 

鷹治は大須演芸場へ参りまして、

口上の司会も勤めたりなんかいたします。

東海地区の皆さま、よろしくお願いします!