七月上席の、歌丸師匠追善興行に入れていただきました。
早いもので七回忌。
思えば、あの年は小蝠兄さん、歌丸師匠と、
立て続けに芸協でお弔いが出た年でした。
晩年、車椅子を押す傍ら、日本各地の仕事へお供した若手の交互です。
流石に全員が入ることができなかったようですが、
有難いことです。
一門が交互で主任を勤めて、
座談とゲストも豪華。
是非、末広亭にお出かけください。
6日(木)、昼前に相模原へ。
新宿へ出て、そこからほぼ一本だから乗り換えは少ない。
ただ電車に乗ってる時間が結構ある。
緑も多いし、
人口もほどほどに密集していて、好きな街。
昼過ぎから地元の方向けの落語会。
早めに楽屋入りしたのに、
我々より先にお客様の方が多いし賑やか。
ちょっとした舞台がある公民館的な施設で、
机でもビールケースでも、
何でもいいから丈夫な高座を作れば落語会が出来ます。
あとは椅子を並べれば客席の完成。
少ない人数で、長時間持つし、
実はイベントでは重宝なんですよ、落語って。
ご興味持たれた方は、よろしくお願いします。
楽屋でお昼を頂いて、
着替えて、開演。
景品付きのじゃんけん大会でお開き。
こういうのでワイワイできるのも楽しいですね。
終演後、ササっと片付けて撤収。
片付けが簡単なのも、落語会の良い所。
そのまま、また電車で新宿へ戻って、都内をうろうろ。
想定よりもかなり早く戻って来ることができたで、買い物などなど。
夕方に上野広小路亭。
第54回さなぎの会。
大勢のご来場、ありがとうございます。
楽屋で記念写真など撮らず、
慣例により、というよりむしろ忘れていて、ってやつで。
高座の袖から撮った師匠。
伸びたり詰まったりして、
最後は時間調節をしてお開き。
一日に2カ所で4席。
良い汗をかきました。
とにかくご来場に感謝です。
お客様がいないと、ただの独り言なので。
師匠と帰宅。
明くる日も色々あるので、早めに就寝。
7日(金)、気持ちの良いお天気。
昼間はあちこちで色々。
足で稼ぐ、という言葉がありますが、
この日稼いだのは歩数くらいでしょうか。
秋葉原のホームの駅そばで春菊天そば。
このところ、こういう「姿揚げ系」の春菊天に良く会います。
丼に入りきらないので、
カリカリの部分が残りつつ、
春菊が大きい(1束分くらいある?)ので、食べ応えも充分。
前から来たかったお店なんですけど、
中々秋葉原を利用する機会もなく、
ようやく。
乗り換えを調べていて、秋葉原を使うことが判って、
すぐ営業時間と定休日を調べました。
ラッキー。
そして浅草演芸ホール夜の部。
大喜利、ぱっちりバトル。
前日休演しているので、実質初日。
浅草は人が多いですね。
真っ直ぐ歩けないくらい。
賑わていて結構なことですが、海外からの旅行の方なので、
寄席のお客様になりうるかは難しいところ。
それでも、昼からの居残りか、
ぱっちり倶楽部のご贔屓か、沢山のお客様にお越しいただき、
ありがとうございます。
開演直後でも、結構、お席が埋まっていました。
出番の後、すぐ荷物をまとめて、上野から新幹線。
夕日を見ながら、仙台へ前乗り。
仙台駅で降りた頃には、とっぷりと日も暮れておりました。
六魂祭の流れを汲む、「東北絆まつり」を翌日に控えて、
仙台の街中は祭りムード。
七夕飾りも初めてちゃんと拝見しました。
一昨年、8月の定席で花座に来たときは、
5日の前日準備だけ見て帰ったので、
6日以降の本番を体験できなかったんですよ。
これでも、ちょっとミニサイズらしいですけど、
立派でした。
花座の宿舎へ行ったら、洗濯洗剤が無い!
仕方なく買いに走って、事なきを得ましたが、
花座とか草津とか、宿舎に行けば石鹸の類は必ずあるだろう、
という油断が禁物ですね。
荷物を減らすために現地洗濯も良くやるので、
ホテルの予約を取るときはコインランドリーの有無が決め手だったりします。
ボールドのジェルボール1個のために買い物に走り、
残りは宿舎に置いてきました。
どなたか後に宿舎を使う方、ボールドをお使いください。
インスタライブをやって、
翌日の支度をして就寝。
ほぼ寝るために帰るだけですが、宿舎があるのは助かります。
翌日からは2日間4公演の、
第6回桂鷹治落語会in仙台。
町中で絆まつりをやっている中、どうなりますか。