芸協新真打2024年挨拶回りと空治さん二ツ目昇進! | 桂鷹治の「語る詞す」

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今年はうるう年なので、366日。

一年365席計画は、今年は366席計画になるわけで。

一席の重みは大きいです。

 

大阪公演や岐阜公演、

名古屋でも新しい落語会を支度中です。

神保町のらくごカフェでも落語会を継続して参ります。

引き続き、ご贔屓お引き立てのほどよろしくお願いします。

 

聴いてくださるお客様あっての噺なので、

どうかどんどん足をお運びください。

呼んでくださるのも大歓迎です。

よろしくお願いします。

 

29日(木)、うるう日。

4年に一度。

色んな巡り合わせで、芸協新真打2024年の挨拶回り。

 

 

夜は雨の予報。

早まらないといいな、と思いつつ出発。

梅の花に、メジロが一羽。

 

朝、事務局に集合。

諸々積み込んで、マイクロバスが出発。

とにかくバタバタなので、写真はほとんど落ち着いているときのみ。

バスの中も、次へ次へと考えを巡らす一日。

 

先頭切って、あれこれ運んだりしてるので、

そりゃ撮ってる暇はありません。

 

会長、副会長、師匠方とは記者会見会場の控室で合流。

資料に目を通したり、確認しあったり。

 

 

部屋の窓からは曇り空の新宿と、

伊勢丹とスカイツリー。

 

 

記者の皆様にお集まりいただいて記者会見。

整然と、かつ熱気のある会見でした。

 

 

会長、副会長、師匠方と新真打。

プレス写真の撮影。

 

 

新真打のみで。

 

 

会見が終わったと思ったら、

南なん師匠と金太郎兄さんのツーショットが。

番頭としてレア写真をゲット。

 

 

記者会見が予定よりちょっと伸びて、

急いでお昼。

控室でそのままお弁当。

ご馳走様でした。

 

 

ものの15分くらいでしょうか。

全員食べ終わったところで、会見場を後にして、

各寄席に挨拶回りへ出発。

 

国立演芸場。

落語協会。

永谷商事(上野広小路亭)。

浅草演芸ホール。

池袋演芸場。

そして末廣亭。

 

 

それぞれ、写真を撮ったり撮らなかったり。

ただ芸人でない方々も多く写り込んでいるので、ほとんどお蔵です。

 

夕方、事務局に帰ってきて解散。

皆様、着物なので雨が降らなくて本当に良かった。

そこから番頭のみで残りの郵送や、事務の作業。

 

そうこうしているうちに小雨。

ハンチングを被っているので傘要らず。

 

今更ながら、

鷹なのに、鳥打帽って、どうなんだろう。

 

暗くなって番頭も解散。

挨拶回りが二月下席の千穐楽だったので、

翌日、三月上席初日に各寄席へ巻物を運ぶことに。

 

真打に推挙する、という口上書きが3人分。

手拭いが3人分。

そして披露宴の招待状1通と、三人真打の連名扇子が一本。

巻物はこのワンセットが基本。

 

何故、「巻物」というのか。

私なりの考察ですが、

各方面に挨拶として「撒く」、あるいは「蒔く」、

「撒き物」が「巻物」になったのではないか。

そう考えております。

信じるか信じないかは……。

 

3月1日(金)、挨拶回りから一夜。

夜中の雨は上がって、朝には青空。

 

朝からカーシェアで事務局へ。

末廣亭と池袋で出演者に配ってもらう巻物を積んで、

今いちさんとドライブ。

 

まず末廣亭、

そして池袋演芸場へ巻物を運ぶ。

 

ついでにランチ。

久しぶりに洋食。

 

 

日替りで、ハンバーグと豚ヒレカツ。

美味しうございました。

 

程良く時間が経った頃に、池袋演芸場。

 

 

三月上席初日。

弟弟子の空治さんが二ツ目昇進。

手拭いをもらって、祝儀を渡す。

 

 

昇進初日の高座を御簾内から。

頑張っておりました。

 

 

この日からまず30日連続、池袋→浅草→新宿と披露目。

上野広小路亭は4月6~10日だそうです。

詳しくは芸協公式サイトでご覧ください。

 

高座を見届けて、西新宿の事務局へ戻って、

郵便局が閉まるまでに郵送作業。

ついでに芸協の倉庫に入れてある、

口上書きや手拭い、扇子の整理。

何とか時間内に完了。

 

恐らく私には最後の番頭でしょう。

金太郎師匠を支えて、この披露目を無事乗り越えたいと思います。

先代小南師匠とうちの大師匠は刎頚之友。

その孫弟子同士、二人三脚で、気を引き締めて参ります。

 

力配分は心得ているつもりなので、

力を抜くときは抜いて、入れるところは入れる。

ダメな時はしょうがない。

 

披露目は5月1日末廣亭から。

何卒、よろしくお願いします。

 

それまで、ご祝儀のお礼状の宛名書き作業が細々と続きます。

番頭チームで頑張ります。

いつか番頭全員で写真を撮りたいと思います。