黒いウミヘビじゃないです。
CUSTOM AUDIO JAPAN
Electric D'eel II
(カスタム オーディオ ジャパン エレクトリック ディール)です!
FURUTECHのコネクタがただ者ではないというオーラを放っておりますね。まるで寺院を守る阿吽の金剛力士のように。
これ以上余計な事を言うとケーブル厨と認定されるので軌道修正をカマしておきます。
普段はオヤイデを愛用している私ですが、何故この電源ケーブルを手に入れたかというと
楽器専用だからです!
謳い文句を転載しておきましょう。
CUSTOM AUDIO JAPAN " Electric D'eel II "はこの様なシステムの音質、画質の改善用途に加え、演奏に対するレスポンスが特に重要視される楽器アンプ用としてアレンジされたハイグレード電源ケーブルです。繊細なフィンガープレーからパワフルなコードストローク、CD等のミュージックソースとは比較にならない弦楽器特有のワイドなダイナミクスに追従したストレスのない電源電送を実現。ミュージシャンのプレイスタイルに忠実に反応する表現力と、楽器にとって重要な中ー重低音のエネルギーを飛躍的に改善します。
との事。専用機と聞いて心踊るのはきっとガンダム世代の方々だけではないはず。
電源界のブリッツガンダムとでも言っておきましょう。
先日遂にスタジオで試す機会がありまして、予想を遥かに上回る能力でした。
使用環境は以下
マーシャル JCM900 スタジオにあったの適当に選んだ
ケーブル Colossal Cable Sweet Fats&Brooklyn
エフェクター TECH21 RK5
ギター fender Japan TLR-RK
つまりリッチーコッツェンのテレキャス
因みにアンプヘッドのリターンに挿してエフェクター側でオーバードライブを作りました。
マーシャルを選んだ理由としては持ち込むのがめんどくさかったのもあるけど、その場にあるアンプってのが一番リアリティあるかなって思ったから。
整備されたアンプ使えば元々音がいいのは当たり前だし、現場にあるものを如何に上手く使うかというところが電源ケーブルの導入理由だからです。
さて肝心の音は
言うなれば、ガツンとコードを鳴らした時の音の塊が出てくる感じが凄い!
RK5を触った事がある方ならご存知かも知れませんがオーバードライブ部分にはドライブとトーンとボリュームしかつまみがありません。
今回はプリアンプをスルーして音を出しましたが、イコライザを一切弄ってないにも関わらず中低音域の出方が尋常じゃないです。
ケーブルにコロッサルケーブルを使用しているのもありますが、それ以上に電源ケーブルがもたらす変化が顕著です。
ピッキングが強い人はうまくイコライザを調整したりピッキングをコントロールしないとローミッドが出過ぎるかも。振動が身体に伝わる感じが凄かったです。
ハイの部分は相対的に引っ込んだ印象ですが
これはtreble,プレゼンスやトーンで調整可能だと僕は思いました。
ケーブルの長さも3m(他の長さもあるよ!)あって余裕を持ってセッティング出来ます。
oyaideのケーブルは殆ど1.8mなので案外長さに余裕がないです。
クリーントーンよりもオーバードライブやディストーション中心の音作りをするプレイヤー向けです。
解像度が上がるよりも音の密度が上がった印象です、ペダルやシールドよりも顕著に変化が出るので個人的には電源ケーブルを交換して音質アップを図る方がコスパが良いというか得策かなと思っています。
アンプを持ち歩くというのはそれだけ車などの環境を揃えると同意義です。
それは実家なら可能かも知れませんが、一人暮らしでとなるとハードルが相当跳ね上がります。
持ち込み機材のアドバンテージを現場機材でどう埋めるか?というところにおいては一番手軽な選択肢なのではないでしょうか。
因みに先端にくっ付いてるのは三芯→ニ芯に変換する為のアダプタです。(日本は2芯でコンセントからアースがとれてるから本来3芯でなくてもOK)
音質があまり落ちません(それでも落ちるけどね。イメージとしてはハードル競走のハードルの数と同じ)
コンセントとプラグががっちり噛み合うので本当は3芯の方が扱い易いんですけどね。
明光社というところから出てるので要チェケら!
因みに僕はtc electronicのnova systemを使用する際には
oyaideのL/i50 G5を使用しています。
同社のBLACK MAMBA-αもいいんですけど、ケーブルが硬いから取り回しがあまり良くないので、狭い場所で演奏するには不向きです。
その点Liシリーズは全てケーブルが柔らかいので使い易いので重宝しています。
こちらは帯域のロスがなくなって解像度が上がるので僕は使用しています。
それぞれの機器に電源ケーブルを用意するのはちょっとなーって方は電源タップだけでも結構顕著に音質は改善されるのでオススメ。
まとめ
- 押し出しの強さを求めるなら電源ケーブル交換の価値有り
- 歪み中心の音作りの方向け
- 手っ取り早く音質良くしたい人向け
- シールディング効果もありノイズは少なめ
- 中低域が強調される
如何だったでしょうか?個人的には非常に気に入りました!
今までoyaide製品の電源ケーブルしか使ってきませんでしたが、新たな選択肢が増えて嬉しいです。
まあ解像度が上がったり音の密度が上がるという事はそれだけ粗も目立つという事なので自分自身の技術もまんべんなく磨かなくては!
因みにFURUTECHとは古河電工の事かと思ってましたが、厳密に言うとPCOCC配線を海外で販売する為に作られた会社だそうですね。
まあ何にせよoyaideやFURUTECHのように日本の企業が世界で認められるという事が嬉しいですね!
音楽活動のプロデュース
コンサルティング承ります
活動が上手くいかない、営業が苦手、音楽事業を始めてみたい
方にオススメです。
テンプレートな解決策を提案するのではなく
アーティストの夢や、やりたい事を元にブランディング
させて頂きます。
詳しくはメッセージやコメント、またはメールにてご相談下さい