オヤイデ製品は大好きだけど電気の知識は皆無の克樹です。
さてギターリストやベーシストが三度の飯より好きなものは何だか知ってますか?
そう。エフェクターです。
ラーメンという回答も間違っていませんが
今回はエフェクターって事で
目を瞑って下さい。
数多のアーティストがあの足元で踏んづけて
なんかやってるやつ。
数多のアーティストが永遠に終わる事のない
ロマンを求め買い漁るやつ。
アンプに限らずエフェクターもまた電池や電源ケーブルによって駆動します。
呪文のような文字が電源アダプターに刻まれてるのを皆さん見た事はありますか?
ゲームをする方も一瞥位はした事はあるのではないかと思います。ではどういったものかというと
こちらです。
英語の表記に混じってちらほらと数字が見えるかと思います。
この数字が何を意味するかというと電源の規格の表記です。
確実なのは付属してるやつやメーカーが指定する専用のものを使えばいいんだけど、結構断線しちゃったりするんです。
やっぱり消耗品なわけで、メーカーから出てる純正品はちょっと高いわけで、どーせなら同じもの使い回したいわけで。
という事で割とポピュラーに出回ってるものを使用すると今度は電源入んねーし、何なんだ一体。
そこで大事になってくるのが
電気の知識
実際は互換しないわけではなくて適切なものを選んでないから動かないって事。
でもその適切なものを判断する基準が全く分からない機械音痴の方の為(主に自分。つまりこれも備忘録といっても差し支えない)のコラムです。
なのでガチ勢程の知識は要らないけど
便利だから覚えときたいという方は必読。
逆に俺電気工事の資格あるから!って方はブラウザをユーチューブにしてガッチマンのホラーゲーム実況を見た方が有益です。
さて先ずは試しに色々他のアダプタも写真を撮ってみました。
英語と数字とロゴのオンパレード、もうわけわからん。
- 入力又はinput
- 100-240v
- 100ー240vca
- AC
- 50/60Hz
- Max◯◯Aという数字表記
電圧(でんあつ、voltage)とは直観的には電気を流そうとする「圧力のようなもの」である。単位としては, SI単位系(MKSA単位系)ではボルト(V)が使われる。電圧を意味する記号には、EやVがよく使われる。
電気回路における電圧は水流の類推で説明される事がある(但し、異なる点がある)。
網状に繋がったパイプを用意し、ポンプによって水を流す。この際電圧はパイプの2点間の水圧の差に相当する。水圧の差が存在すれば、水は水圧が高い点から低い点に流れることができ、例えばタービンを回してエネルギーを取り出すことができる。同様にポンプの代わりに電池で電圧を生じさせ、電流を発生させることで仕事をさせることができる。例えば、自動車のバッテリーで電流を発生させ、セルモーターを駆動することができる。ポンプが動作していない場合は水圧差が生じず、タービンも回せない。自動車のバッテリーが空ならセルモーターを回せないのと同じである。
この水流による類推は、いくつかの電気的概念を理解するのに有効である。水流の仕事量は圧力と流れる水の体積の積で表せる。同様に電気回路での電子や他の電荷担体の移動による仕事量は、電圧(古くは "electric pressure" と呼んだ)と移動する電荷の量の積で表せる(電力の定義)...
この水流に〜辺りからの後半は読む気しませんが、何となくこの説明をもっと噛み砕けば分かるかもしれない!!
つまり
電圧(v)は高い方から低い方に
電流が流れてしまう。
なのでアダプタとエフェクターの
対応電圧は同じにしなければならない。
エフェクター側の電圧が大きい場合、電流がエフェクター側に充分に行き渡らないので本来の性能が発揮されない
エフェクター側の電圧が低い場合、アダプタから過電圧によってエフェクターが損傷する危険性かある
AC
Alternating Current の略で「交流」という意味だそうな。
要は日本中のコンセントから
取れる電流だと思えばOKです。
エフェクター等の電気製品は多くが直流電源で動いているので、ACアダプターを通して、交流から直流に変換しているらしいです。
100〜240v
日本のコンセントは一般的に100vの電圧を供給しているそう、海外は240vだそうです。
この数字の意味は100から240vまで対応出来るという意味なので海外でも使えます(コネクタは変える必要有)という事。
100vだけの表記のやつは海外では使えないのでどんな事になるのかは分かりません。
vca
電圧の差異を変換器を挟む事なく変換してくれる機能が付いてますよって事らしいです。
50/60Hz
電源周波数(覚えなくていいです)の事。
日本では地域によって周波数が違うけど、この表記があれば日本中のコンセントどこでもカモン!って事らしいです
詳しくはシャープさんのHPにて記載があります。
Max◯◯A(mA)
アダプタ側で受けられる電流の総数が記載されてます。アンペアと読みまして1000mAで1Aですね。
(一応記載しときますが0.1Aで100mAという事です)
はい、インプットだけでこれだけの情報量。ブログを書いてる僕でも、もう明日でいいかなって思ってきてるナウ。
しかしそれでは半端な情報になるので根気よく続けていきます。続いてoutput(出力)側の情報!
DC◯◯v
DC=直流電流という意味。
常に一定方向に流れる電流。
向きも大きさも変わらない電流 direct currentの略らしいです。
まあ要するにエフェクターとか殆どDCだよって事くらいの認識で良さげ。
◯◯A(mA)
今度はエフェクターに供給出来る電流の総数になります。
そしてこれはセンターマイナスとかセンタープラスの表記です。
アダプタにも極性があるらしく左右の何れかにマイナスかプラスかというのがあるみたい。
電池のプラスやマイナスと
同じ感じ?
古いエフェクターなど使用する際はそこを気をつけてみて下さい、とまあ出力に関してはこんな感じ。
続いてエフェクター側も同じようにみていきましょう。
エフェクターの説明を見ると
DC◯◯v
エフェクターが対応している電圧ですね。
DCinputと記載されてるものもある。
消費電流◯◯mA
エフェクターが消費する電流の総量です。
mA以外の記載がない場合もある
つまりエフェクター側が要求する数値(mA)を満たしてない場合動きません。
例:アダプタが500mAでエフェクターが300mAなら動作可能
アダプタが300mAでエフェクターが500mAだと動作不能
僕のエフェクターが動作しなかったのは
ここに原因があったようです!!
因みに僕が見た中でエフェクターは概ね
・DC9V DC12Vの何れか
・そしてセンターマイナス端子が殆ど。
そして今までの調べた結果をもとにオススメのアダプターをピックアップしておきます。
DC9vで13Aと大出力なのがいいですね、9vで動作する大半のコンパクトエフェクターはこれでオーケーだと思います。
珍しい18v対応のアダプタです。大電圧のエフェクターに。
12vで標準的な電流の供給量ですが、日本以外で使えるよう変換のアダプタがついてるのがいいです。TECH21のRK5にこれがついてきました、ノイズもなくいい感じ。
まとめ
- アダプタの会社が違くても、エフェクターが消費する電流量(A)を供給出来ればOK
- 電圧(v)をアダプタ側とエフェクター側とを統一しないと本来の性能が出ないか最悪エフェクターが壊れる
- AC100&50/60Hzってアダプタに書いてあれば日本中どこでも使える
- 複数のエフェクターの接続も供給するアダプター側の出力電流を超えなければ可能
因みに
Iphoneなどアダプターの出力は5v.1A
USB規格のものも同じ
よくある家庭用電源タップに125vの記載があるが、それは100-125v対応という意味です
W(ワット) 100W=1A ※100Vの場合
如何だったでしょうか?色々と調べたおかげで僕はもうアダプターについてはググらなくてもわかるようになりました。
皆さんも最低限の知識は欲しい!という事であれば是非参考にしてみて下さい。