納得出来る言語化出来たのでシェアします!
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店視点で言えば大型になればなるほど単価が上がるので儲けも増えるという生々しい実情があります。そりゃあ利益になる方が嬉しいに決まってます!
次に師範の人々が進める理由ですが、バチの重さを利用して大きい音を出す為だと推測します。高齢化が著しい日本ですが、伝統楽器の世界は昔から師範の先生は50代から上の方々で尚且つ沖縄県の平均身長を加味すると小柄な方が多かったのではないでしょうか?
加えてギターやバイオリンなど楽器本来の性能を引き出すには相応のテクニックが必要な楽器を学んだ方は恐らく皆無な事や、古典民謡のような手数の少ない曲では右手のスナップが十分に育たない事も挙げられます。
それらを踏まえると右手で音量をコントロールすることが出来なかったり、そもそもその概念がほぼない為、大型のバチを使って音量を底上げしていたのでは?と結論づけました。
また琉球王朝の時代では三線のグレードを判断する要因の一つに音が遠くに飛ぶ事が条件でしたので、デカい音を出せる事がとても重要な評価基準だったはずです。
(開鐘-けーじょーという言葉は警報用にお城に設置してあった鐘の事で、遥か遠くに音が響く真壁型の三線にしか付けられない比喩を込めた名前でした)
いつしかそれが形骸化して今に至るのではないでしょうか?
何故Mサイズで十分なのか
Lサイズは35g程度XLサイズともなれば55g前後にもなるので、そんな物を指にはめて弾き続けた日には普通に腱鞘炎やバネ指のリスクが激増するからです。っていうか人間の構造上無理があります。それが出来たり必要ならば熊やライオンの手のように進化してないとおかしいのです。
また大きいバチを使った方が上達するという言説は根拠が一つもないデマです。逆に右手のスナップを鍛えた方が表現技法や繊細な音量コントロールが出来るのでむしろ小さいバチや面積の大きくて薄いピックを使った方が良いです。
次にバチを音響機器として見た場合に役割が良く理解出来ます
アンプというのは大まかに3つの機械で構成されており、バチはスピーカーの役割を担っていると考えられます。
- プリアンプ-音質を決定する機器
- パワーアンプ-音量を増幅する機器
- スピーカー-音を出力する部品
これを三線に当てはめると
- プリアンプ=三線
- パワーアンプ=技量やスナップの強さ
- スピーカー=バチ
つまり弦を弾く動作を正しく鍛えられればわざわざ大きいバチを使う必要はありません。
バチを大きくするという事はスピーカーの容量を上げて音量を稼ぐ手段なのです。どんなにスピーカーが大きくても出力が小さくては何の意味もありません。
とはいえ当時よりも皮も強く張れたり三線そのものが大型化しておりますので、そもそもの音量感が現代機の方が上です。また自分の声よりも大きい音を出す必要も無いので、そういった面から見ても大きいバチの必要性は現代には無いと言えるでしょう。コレクションとして使うのは有り
とは言え象牙だとかマッコウクジラの歯などの希少材で作るものはわざわざ小型化するのもメーカー的には値段が下がるわ歩留まりは悪いわで、Lサイズより小さいものは出回りません。
買い手からしてもずっしりと重い方が満足感が高いですしね。
また水牛の角と象牙や歯は材質が違うので、その面で言えば音色の変化も多少あるかと思います。
そういったブランド品を買うという意味合いは大いに有りだと思います。














