三線を立って弾くコツ「立奏のやり方」 | ウクレレとマンドリンと三線の講師による楽器初心者の為のブログ

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初めまして、東京都内で音楽講師をしている克樹です。
ギターに始まり三線やウクレレやマンドリンや二胡や三味線など弦楽器を一通り教えています。僕が実際に使用したりしている機材の話しや弾き方についてのお話しを書いています。

腸内環境を整え出した克樹です。悪食や不規則な生活や加齢に伴い若い頃よりも疲れやすくなってきた気がします。

 

三線のYouTubeチャンネルを始めた当初に立って弾く方法をレクチャーしたんですが、当時の僕の体重は57キロ位でした。

 

今見ると説明がめちゃくちゃ拙いので凄く恥ずかしいですね...

そこから現在65キロに物理的に成長してしまったのですが、かといって立奏に支障は全く出ておりません。という事で改めて立ち弾きのコツなんかを解説していきたいと思います。

 

動画でパパッと見たい方はこちら!

構え方の手順

1番大事なのが腰といか横腹に乗せるという事でして
脇腹の押したら凹むところに胴巻きの端(指差ししている部分)が乗るように押し付けます。
 
そして右腕の場所ですが手首から20センチ程度の部分をティーガーの生地が切り替わっている部分に当たるように抱え込みます。
この右腕を使って腰に押し当てるように構えると上手くいきやすいです。腕の長さは人それぞれなので軽い力を入れるだけで済む場所を見つけてみて下さい。

左手のポイントは座っている時と同じです
ネックが下がりやすいのでそこは慣れてる人も意識する事
 
因みに僕は構えた際にボディが前に傾きますが角度はついても付かなくても全く問題ありません。
良くある間違いとして腕の力で身体に
三線を押し当てて固定するやり方。
右腕の力で固定しているだけなので重い三線を構えたりカチャーシーや早いテンポの曲が弾けません。
 
また不安定だからといって脇のすぐ下で構えると
右腕の自由がなくなって全然弾けません
適度な距離をとって右腕と脇腹で抱える
ようなフォームが理想です。
慣れてきたら押し付ける力を弱くして点で支えるような感じにすると右手の自由度が上がって座った時とあまり変わらない感覚で演奏出来るようになってきます。
 
 
立奏の注意点は1時間を超えるような長時間の演奏は右手首に凄く負担が掛かるので腱鞘炎のリスクが出てきます。その場合はピックを使ったりストラップを付ける方が無難です。腱鞘炎は癖になりやすく激痛を伴い私生活に支障が出るので怪我の予防が何より大切。
 
しかしストラップですが三線はストラップピンを付ける場所が無く無理やり付けるような形しかありませんでした、そこで密かに簡単に着脱出来るアイテムを開発しておりまして、先日遂に完成しました!
夢弦流オリジナルストラップアジャスターという製品です。これがあれば面倒なストラップの着脱を加工や手間をかけずに行うことが出来ます。
 
 
実際の使い方などはまた改めて動画と別の記事でご紹介させて頂きますので是非チェックしてみて下さい!