レジンアクセサリーに興味が惹かれだした克樹です。ここ数年でハンドメイドアクセサリーの需要が鰻登りになっているのは知っていましたが、その中でもリーズナブルかつバリエーションが多くデザインの自由度が高いレジンに注目が集まっているとの事。僕は付けるならテンダーロインとティファニーと下町の頑固親父のようなこだわりを見せているのですが、ちょっと心が動きそうな程美しい作品が多いです。興味がある方は是非Instagramでレジンを検索してみて下さい。
https://www.instagram.com/reel/CgqrLjHFch9/?igshid=MzRlODBiNWFlZA==
美しさといえば今週の土曜に発売する夢弦流オリジナルの1号弦。パッケージやデザインをプロの方にあれこれ注文をつけて製作頂いた自信作です。
裏面の説明も丁寧な説明文と音のイメージを伝えるため何度も添削を繰り返しました。
生徒さんには一足先にお披露目したんですが、そこで三線の弦って種類あるんですか?と聞かれて僕は驚きました。そもそも種類の話しさえ三線を弾いている人に伝わってないのかと。。
というわけで今回は三線の弦について深掘りしていきたいと思います!
素材について
主流はテトロンと呼ばれる東レが開発特許を取っているナイロンの素材の弦で、3本のテトロンを撚り合わせて作られています。撚る事で強度や耐久度を高めているのがポイント。
そしてかなり珍しくはなってしまいましたが絹糸も愛用されています。三味線やお琴は現在でも絹弦が主流ですね。因みに僕はベタベタした触り心地とかチューニングの精度や耐久度の観点からあまり好みでは無かったりします。これは賛否両論分かれると思うのであくまで個人的意見です。
内容
三線用なので3本の弦がパッケージングされていまして、それぞれ男弦、中弦、女弦と順番に細くなっています。ただこの呼び方も多様化した現代ではもう通じなくなりそうっていうかクレームが起こりそうなので3.2.1弦と通称した方が良いかも知れませんね。
太さについて
太さの事をゲージと呼びますが、絹弦を除いて全部で4種類あります。
- 1号 1番太い
- 1.5号 中間の太さ
- 2号 かなり細い
- 奄美弦 奄美三線の為の弦 極端に細い
多くの三線に標準搭載されているのは1.5号弦です
弦の太さ=音の太さと音量差と捉えて頂くと分かりやすいと思います、また弦の張力も多少変わるので、ここら辺は実際試して貰って1番良いと思った太さをチョイスすると良いと思います。
2号弦は先日発表した夢弦流の初心者向けモデルの3機種に標準装備にしております。1番最初は弾きやすさや押さえやすさを重視した方が良いと思ったので、チョイスしてみました。
因みに太いとチューニングが狂わないの?という疑問が浮かぶと思いますが、チューニングは弦の巻き方とカラクイの組み込みの精度で決まるので関係は無いです。
奄美弦はCの本調子よりも一段高いDに合わせたりするのでかなり細めです、なので普通のチューニングで使用すると音も小さくか細いので注意が必要です
番外編
ピンク色の糸を混ぜた混合弦
カラーチルといって着色した素材を編み込んでいます。ただ詳細が一切出てないのでどんなゲージでどんな素材なのかは不明です。多分テトロンだと思うんですが、ゆくゆくは僕の好みの色を組み合わせてオリジナル配色を作りたいですね!
というわけで新商品の夢弦流オリジナル1号弦良かったら試してみて下さい!