ここにきて「恐ろしいまでの存在感」を出しまくる矢野クンでござる。(8/9虎17回戦6-3) | カープがやっぱり好きなんよ

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どんなにボロクソに負けても、次の試合もやっぱり見てしまう。
18才までに広島で刷り込まれたカープ魂は、50を超えても東京で生き続けるのです。

坂倉クンの5打数5安打も凄かったですし、酷暑にハッスル秋山先輩の猛打賞も素晴らしい成果、更に野間クンの打撃に「しぶとい」なんて形容詞をつける日が来てるのも感慨深いです。他方でチャンスを潰しまくる「我等が堂林」と「湿ったアンパンチ殿」はそろそろリフレッシュ期間というか、ファームで絶好調の奨成&田村を今使わないでいつ使うの!という感じ、失策やらかした小園の根性タイムリーもグッジョブ、先発の森クンも初回の完璧な立ち上がり(近本と中野をボテボテ内野ゴロ、森下を腰砕け空振り三振)で勝負あり!のあっぱれ投球で5回自責点ゼロのピッチング。

 

まぁとはいえ16安打2四球ですから18人もランナー出しといて僅か6点しか取れないこの残塁祭りっぷりはどうなのよ、かたや6点も貰っておいて最後にまた栗林登板の場面になるのはどうなのよ、というところは置いといて(苦笑)、真夏の9連戦vs上位チームの第2ラウンド、アウェイの京セラドームで妙ちくりんなユニを纏った虎さんを相手にカード初戦を取れたのは大きいですな。ありがとう!サトテル君のサードゴロからの大暴投。そして、もうそろそろ「鯉の天敵」の看板は降ろして下さって結構でございます、村上さんよ!鯉党的にはそんな試合でしたな(嬉)。

 

そして今日もこの男の話です。

矢野雅哉(171cmの25歳)

 

いやぁ先週のマツダスタジアム6連勝の時もそうでしたが、ここにきて彼の存在感がモノ凄いことになってきてますな。171センチ75キロですからね、恵体で大柄な選手がほとんどのプロ野球選手としては極めて「小粒」、アンチの方に言わせれば「非力」な矢野クンなのですが、試合の中で目立ちまくってます、というか、なんだかいつ見ても矢野クンのあの顔とあの姿がテレビ画面に映ってる感じ(笑)。

 

これでもしも矢野クンが森下きゅんみたいにサラサラヘアーで爽やかイケメンだったら、カープ女子(死語?)の皆さんの人気がとんでもないことになっていたかもですが、その点は大丈夫ですかね(笑)。矢野クンはやっぱり目の肥えたというか、玄人気取りの我々みたいなオヤジ達のアイドルなのでございます(苦笑)。黄色い声援ならぬ、ちょいと黄土色っぽい声援というか怒声(汚いなぁ笑)を受けつつも頑張ってくれや、我等が矢野クンよ!

 

昨日の試合も凄かった。

 

2回表の1打席目は村上クンの4球目、149キロの外角低目ストレートを綺麗に打ち返してセンター前にクリーンヒット。で、このイニングのサトテル君の送球エラーによる鯉の先制点に絡みます。4回表の2打席目は村上クンから例の如くファールファールで粘りまくり。ファール打つたびに球場左半分の赤い集団から湧き上がる歓声が大きくなり、フルカウントまで粘りまくると、ついに12球目を見極めて四球でございます。ホームランでも打ったかのように盛り上がる鯉党。あっぱれですな。で、この後、秋山先輩の芸術的な流し打ちレフト前ヒットでホームにヘッスラ生還でございます。もうこの時点で既に矢野クンの顔見るのはお腹いっぱい状態(笑)。

 

更には6回表の3打席目は中継ぎ転向の伊藤将司クンと対戦し、7球粘って最後のスローカーブをきっちりセンター前ヒットで出塁。8回表の4打席目はこのイニングの先頭打者として打席に入り、この回からマウンドに上がった漆原クンの投じた初球ストレートを叩いてセンター前ヒットで猛打賞。いやぁもうこのまま首位打者でも狙うんじゃなかろうかという打撃内容ですぞ、いや、まだ打率は2割4分でしたな(苦笑)。でもわからんぞ(笑)。で、この後、2塁に進み、レフト奥での深いフライで果敢に3塁へタッチアップしてヘッスラのハッスル走塁。野間クンのタイムリーでホームに生還。いやぁすごい。5打席目も空振り三振でしたが6球投げさせてます、というか、この試合、矢野クン1人に対して虎投手が投げた投球数はなんと30球ですからね。スバラシイです。

 

これで終わりません(笑)。

 

皆さんもきっとご覧になって驚愕というか唖然として声が出なかったであろう8回裏のショート矢野クンの超絶スーパープレー。弊ブログでは小生も何度も何度も61番に限らず「鯉のショートの超美技」をご披露してきており、いわゆる三遊間の逆シングルキャッチ&1塁への大遠投!なんてのはまさに「よく見るショートのファインプレー」なのですが、昨日の矢野クンのソレは、恐らくNPBでも過去イチくらいのソレだったように思いますわ(それは大袈裟ですかな、笑)。

 

8回裏にコルニエルが打たれて虎打線に2点返され6対3まで追い上げられてなお2死1塁で代打の原口クンという場面。原口クンの打球は高い跳ねるバウンドで三遊間に転がります。サードの選手が俊敏な横フットワークで捕球できず後ろのショートの選手が取ってしまうと100%内野安打になってしまう「例のタイプの打球」ですわ。で、サード小園が手を伸ばすも捕球できずに超えていくも、バックアップで走るショート矢野がこれを逆シングルでキャッチ!捕球した場所はサードの定位置よりもかなり後ろ、芝生まであと僅かの位置ですわ。

 

まぁこのゴロを捕球しただけでも凄いのですが、恐ろしいのはここからです。打球に思い切りチャージしてますから矢野クンの身体の動きというか、いわゆる「身体にかかっている’g’のベクトル」としては思いっきり3塁側内野席スタンドの方向に引っ張られている状態ですわな。そんなの関係ねぇ!の矢野クンは、その体勢のまんま片足で飛び上がると、空中に浮かんだ状態で身体の1塁の方向へ、つまり180度回転させて捻り、肩の力だけというか「手首のチカラだけで」1塁へ大遠投ですわ。

 

これがなんとノーバウンドでストライクでズドン!懸命に走る原口先輩を嘲笑うかのように白球がズドン!で1塁アウト!でございます。まさかのアウト。まぁ原口先輩の脚だったからというのはあるのですが、それでもこの一連の考えられないような身体の動きからの送球は恐らくNPBでも過去イチの「三遊間逆シングル大遠投」系のプレーだったと思います。解説の岡さんも絶句(笑)。そんな矢野クンにこの後も頑張ってもらいましょう。規定打席にも到達してますので、十分ありますよゴールデングラブ賞。いやぁ楽しみですな。

 

もとい。

 

実は昨夜は「南海トラフ巨大地震注意」の状況下で関東で震度5地震発生ということで、会社内でも安否確認報告のシステムメールを全社員宛てに飛ばすこともあってその管理や確認でバタバタしまくりでしたので、実は鯉の試合のリアルな映像は今朝の明け方にゆっくり見たこともあり今日は簡単なブログにしようかと思っていたのですが、それでも嬉しすぎる試合内容でしたので、飽きもせずまたもや長々とブログ書いてしまいました。こんな折にノーテンキですいません。株価暴落に地震に台風とこのところ何かと暗い話題が多い日本ですが、鯉に元気を貰いながら、頑張って参りましょうかね。

 

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