これだけ「負けフラグ」立ちまくりの試合がドローならヨシとしましょうや。(4/28竜5回戦0-0) | カープがやっぱり好きなんよ

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どんなにボロクソに負けても、次の試合もやっぱり見てしまう。
18才までに広島で刷り込まれたカープ魂は、50を超えても東京で生き続けるのです。

しかしアレン先輩は完全に「開幕投手の呪縛」とやらにハマってしまった感じですかね。今日も7回無失点ピッチングです。こんなに素晴らしい投球をしたというのに、なんで勝利投手になれんのじゃ!これでいったい今季何度目の仕打ちなんじゃボケェ!とベンチ裏でグラブを叩きつけて怒鳴り散らしても不思議じゃないくらいの理不尽な状態でございますわな。すまんなぁアレンさんよ、思えばあの東京ドームの9失点大炎上で逆転負けを喰らった試合が唯一の勝ち投手になれた試合だったのかもしれんですな(泣)。これに懲りずに今季は投球回数200イニングを目指してイニングイーターになってくださいな、そのうち白星も続いていくでしょう。いやぁ書いていて虚しくなりますな。すまんなぁアレンさんよ。もう一度謝っておきますわ(悲)。

 

もとい。

 

このところは負けが込んできて首位から順位を落としている竜さんではありますが、今季の好調な開幕スタートダッシュを支えてきた竜さん投手陣の層の厚さをヒシヒシと感じさせる、そんな投手継投の試合でしたかね。まずもって先発がお久しぶりの高橋宏斗クン、というか彼が長らくファームで入念に調整していても、先発ローテ陣の組成に全く問題がないのが今年のドラゴンズの投手陣の層の厚さの証左ですわな。それだけでも素晴らしいですが、今日もそこから磐石な継投リレーです。

 

8回を投げた竜の松山クンの強いボールには、コースケ先輩もお疲れ気味の田村クンも秋山先輩だってバットに擦りもしないあり様です。9回を投げた守護神マルティネスさんは相変わらず打てる気配もなくあっさり3人斬りされちゃいました。10回はサウスポーの斉藤クン、11回は経験豊富な清水竜也クン、12回は本日1軍に上がってきたばかりとは到底思えない「百戦錬磨」感が溢れる藤嶋クンがしっかり投げてゼロ封リレーです。改めて今季の竜の投手陣の充実ぶりは凄いですわ。まぁこの際、鯉打線の体たらくぶりは横に置いておきましょうかね、あくまでも竜投手陣にリスペクトの意を込めて(泣)。

 

もとい。

 

最終的には、延長12回までの0対0のスコアレスドロー試合となりましたが、試合の中盤から終盤にかけていわゆる「鯉の負けフラグ」が、これでもか!とばかりに立ちまくった試合でしたよね。有り体に言うと「こんなミスが出たらそりゃ負けるに決まってるでしょ」という現象(=負けフラグ)が満載の試合だったということです。少しだけ流れを追いかけてみましょうかね(悲)。

 

0対0で迎えた7回表の先頭打者の松山先輩がライト前ヒットで出塁した場面で次打者の5番坂倉クンにベンチが「送りバント」の指示を出したあたりから暗雲が立ち込めましたよね。で、気が乗らねぇなぁみたいな表情で坂倉クンがスリーバントを失敗したところで思いっきり「負けフラグ」が立ち上がりましたわな。

 

更には7回裏1死から竜の上林クンの打球は投前を1塁線に沿って転がるボテボテの打球。これをアレン先輩が捕球して1塁へ送球しようとするも打者走者と重なってしまい、送球が大きく逸れて大暴投になっちまいます。自らの失策が絡んで1死2塁となりますが、これも完全に「負けフラグ」ですわな。「エラー絡みのランナーは必ずホームに戻ってくる、それも決勝点として」というのは、まさにかなり有名な「あるある話」でございます。

 

同点で迎えた8回に相手の中継ぎエースが出てきてピシャリと抑えられて冷や水をぶっかけられたようになってしまうのも「負けフラグ」ですよね。今日の試合の8回表は、三者凡退どころか三者三振で完全に押さえ込まれましたからね。この流れは完全に負け試合じゃろと思った方も多かったと思います。

 

9回裏は栗林クンがマウンドに。1死から中田翔クンがヒットで出塁して1死1塁。なんとここで、俄かに信じられないようなバッテリーエラーが出てしまいます。上林クンへの2球目カットボールが高目に抜けてしまいますが、坂倉クンがこれを捕球できずに後ろに逸らして1塁ランナーが労せず2塁へ。ワイルドピッチではなく正真正銘のパスホール。伸ばした手だけで捕球しようとした横着プレーです。もうどう考えてもサヨナラ負けへ一直線で向かう展開。

 

10回裏は矢崎クンがマウンドに。先頭の村松クンに対して1球もストライクが入らずに四球を出して無死1塁。もうこれだけで「負け」の匂いが漂いましたけどね(苦笑)。で、昨日の試合で復帰したばかりの石川クンがレフト線にヒットでつ繋ぎます。こういうスター選手に繋がれた時点で「負け」が濃厚に。お人好しの竜さんチームはわざわざん岡林クンが送りバントを失敗してくれたのですが、矢崎クンは2死から更に四球を出してしまい二死満塁に。もうさすがに「負け」確定フラグでしたわな。

 

11回裏は森浦クン。先頭の細川クンが引っ掛けたサードゴロをなんとサードの小園クンがお手玉。必死こいて拾い直して1塁へ送球するも間に合わずに無死1塁。あーあ。もうこの時点で「サヨナラ負け」への道がスッと皆の頭の中に描かれましたよね。で、送りバントとセンター前ヒットで1死1.3塁となったところで、続く福永クンをベンチ指示で申告敬遠して1死満塁に。いやぁ。制球に難がある投手なのにここで塁を詰めてホントに大丈夫なんか。もう知らんぞ。打席には再びの「石川クン」。そうですか、スター選手の復帰祝いのサヨナラ劇ですか。ついに「負けフラグ」が確定した瞬間でしたかね。

 

もとい。

 

まぁこれだけ沢山の「負けフラグ」が乱立した試合ですからね。そのまま負けなかったのが不思議なくらいです。この試合を延長12回のドロー試合に持ち込めたというのは、ある意味では「奇跡」なのかもしれません(笑)。それは流石に言い過ぎでしょうが、まぁこれだけ「負けフラグ」が立ちまくりだった試合が、最終的にドローならばヨシ、カバーしてくれた選手諸君はよく頑張ったじゃないのと、敢えて彼らを褒めてあげましょうや。そんな感じだったかな、と(苦笑)。

 

今日はこの辺で。

 

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