観客もアホだがルールもアホ。勘弁してくれよ東京ドーム(怒)。(4/13ジャイ2回戦2-3x) | カープがやっぱり好きなんよ

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どんなにボロクソに負けても、次の試合もやっぱり見てしまう。
18才までに広島で刷り込まれたカープ魂は、50を超えても東京で生き続けるのです。

しかし冷静に考えるに、今のジャイさんは「いいチーム」になってきましたよね。4番打者やエースピッチャー等の主力をセリーグの他チームから金で剥がしてきてそのままチームに据えるという反吐が出るほどアホなチーム作りをしていたのはもう昔の話になりました。中堅主力メンバーとしてジャイ生え抜きの選手達が圧倒的な存在感を出すとともに、外様の選手達が活躍できずに淘汰されていく中で若手のメンバーをどんどん抜擢しそれが実際に戦力として育ってきてます。いわゆる「純製ジャイアンツ」として新旧メンバーががっちりと噛み合っている感じ。

 

三連覇戦士というかおっさん達がずらりと並ぶ鯉のスタメンと今のジャイさんのスタメンを比べると、なんというか「キラキラ感」が違いますよ。ちょっと見ない間にいいチームになったじゃないか羨ましいぞと、反吐が出るほど憎い相手(何度も言うな、苦笑)ながら、純粋にそう思います。悔しいですが鯉も見習わなければならんところが多いですな。

 

今日の試合でも6回裏と8回裏のジャイの得点の契機はドラ3ルーキーの2番佐々木クン(24歳)でしたわな。8回裏の攻撃ではガニ股スタイルの打撃で島内クンのチェンジアップをうまく拾い上げ右中間へ弾き返すと、ライトの野間クンが打球処理の際に少し差し込まれ気味に一歩下がったのを見逃さず、トップスピードのまま1塁を蹴って一気に2塁を陥れました。まさに「あっぱれの走塁」でした。ジャイの2点目はこの佐々木クンの好走塁が全てだったように思います。

 

更に、今日はヒットこそありませんでしたが、昨日はアレン先輩から2点タイムリーを放った1番萩尾クン(23歳)も爽やかに素晴らしい活躍っぷりです。3番の門脇(23歳)も含めた現在のジャイ打線の1番から3番までの若さと躍動感が眩しすぎます。

 

因みにその萩尾クンは慶應大学出身ですが、小生の長男坊も東京六大学野球で彼と2度対戦したことがあります(すんません、例の「我が家の自慢話シリーズ」です)。低目のチェンジアップで彼を内野ゴロに仕留めた時の動画は家宝でございます(苦笑)。更に東京六大学野球ネタとしては7回裏の矢崎vs萩尾の慶応大学の師弟対決も興味深かったです。結果は矢崎課長のプライドが炸裂して3球連続で148キロストレートの連投、バットに掠ることもなくあっという間に三球三振でしたな。まぁ6歳違いですから同じグラウンドに居たことはなかったとは思いますけど。

 

もとい。

 

ということで、ここまではジャイさんをある程度は褒め讃えながら持ち上げて参りましたので、ここから少しばかり「毒」を吐いてもよろしいでしょうかね(笑)。すんません、小生は気楽なお花畑在住のノーテンキ野郎ですので、日頃からこのブログの中ではあまり棘のあるキツい言葉を使わないように気をつけてますが、今日の試合のようにさすがにこうも理不尽なことが重なると思わず口に出して言ってしまいますわ、

 

勘弁してくれよ東京ドーム。

 

延長12回裏、最後に中崎クンが大城クンに右中間に打たれてサヨナラ負けしたことを根に持って言ってるんじゃありませんぞ。いや、そうかもしれませんが(笑)、とにかく今日の東京ドームでは「勘弁してくれよ」と言いたくなることが何度も起きちゃいましたよね。

 

一つはジャイさんの先制点の場面。6回裏1死2塁で打席には何を投げてもホームラン打たれそうな怖い怖い岡本クン、そしてマウンドには5回まで無失点ピッチングだった森下きゅんでございます。で、森下クンが投じた初球148キロのストレートをマン振りで強振する岡本クンの強烈なスイング。場外ホームランと紙一重でしたかね。バットの少し上に当たったボールはちょうどセカンドの上空あたりに果てしなく高く打ち上がります。よし!討ち取った!ナイスじゃ森下!と鯉党の誰もが思った筈。が、しかし。

 

いつまでも落ちてこないボール。

 

あれ?

 

なんと、打球が高く舞い上がり過ぎて東京ドームの天井の懸垂物に挟まってしまった模様。おいおいおい。思わず笑ってしまいましたが、すぐに笑えなくなる事態になっちゃいます。なんと審判団の判定はエンタイトルツーベースだという。2塁ランナーはホームイン、打者走者の岡本クンを2塁に置いてゲーム再開だと。アホなこと言いなさんな。どう考えても内野フライでしょ。東京ドームの特別ルールだと?

 

なんじゃそれ。

 

グラウンドルールだから仕方ないらしい。いやアホでしょ。何十年前に出来たルールならば速攻で見直しをお願いしますわ。あまりにも馬鹿げてますよ、それこそ思考停止ルールの極致です。今日の判定自体のことは何を言っても変わらないのだとは思いますが、今後のためにマジで見直しをお願いしますわ。と、ともに森下クンはこれで自責点1になる訳ですからね、理不尽ではありますが、グッと堪えて次回ピッチングに繋げましょうかね。ナイスピッチングでしたぞ。そして、直後に野間さんが目の覚めるようなレフトオーバーの逆転タイムリーツーベースを打ってくれたのが、せめてもの鯉の意地でございましたな。ツーベースってのはこういう打球のことを言うんじゃボケぇ!

 

そして「東京ドームのなんじゃそれ」その2。

 

もう色んなところで言及されてますのでご承知かと思いますが、8回裏2対2に追いつかれた直後の2死1.2塁。松原クンが初球を打ち上げてサードのファールフライ。よっしゃ助かった。なんとか同点止まりで凌いだかと思いきや。打球が飛んだのが3塁側のエキサイトシートすぐ近く。落ちてくるボールにサードのコースケ先輩がなんとか捕球体勢に入った次の瞬間、エキサイトシートの最前列に座っていた観客がその場で立ち上がり自分で持っていたグローブでなんとこのボールを捕球しちゃいましたわ。捕球出来ずに呆然とするコースケと、そのボールをキャッチして大はしゃぎで喜ぶ観客の姿。信じられない光景。

 

こいつアホかよ!

 

当然ながら新井監督が審判団に抗議するも認められず。しかもスロー画像で見るに観客が完全にグラウンド側にはみ出してキャッチしてるようにしか見えんのじゃけどのぉ。おいおいおい。審判団もちゃんと映像見てから判断せぇやですわな。のぼせあがって選手の邪魔してグラブで捕球するようなファンの行為は当然ながら論外ですし、即刻退場で出入り禁止にしてくださいの世界。審判団も愚の骨頂、野球ルールもダメダメですので改定せよで、ついでに新井さんにもあんなニコニコしてないで、もう少し激怒の表情で怒りまくって審判突き飛ばして退場するくらいの勢いで抗議して欲しかったですわ。まぁ結果的には追加点は入らず、この妨害行為の直接的な影響は出ませんでしたが、そういう問題じゃないと思います。

 

あー。無性に腹が立つ。

 

延長サヨナラで負けたことで怒りが増幅されているのでしょうし、東京ドーム自体に責任はありませんが(苦笑)、もう一度だけ腹いせに書いときます。

 

勘弁してくれよ東京ドーム!

 

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