敵ながらあっぱれの度会クンは広島カープっぽい選手ですよねぇ。(3/17 DeNA OP戦2-2) | カープがやっぱり好きなんよ

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どんなにボロクソに負けても、次の試合もやっぱり見てしまう。
18才までに広島で刷り込まれたカープ魂は、50を超えても東京で生き続けるのです。

常に大きな声で盛り上げて底抜けに明るい「ムードメーカー」の人気者選手ってどのチームにもいますが、まぁ大抵の場合はキャラ重視で本業の野球の成績はそこそこの働きに留まる場合が多いですよね。逆にチームの主軸でハイアベレージの成績を残すような選手はどちらかというと物静かで寡黙というか我関せずというかチームを盛り上げるというよりは個人事業主の一匹狼的な選手が多かったりもします。

 

ところがどっこい(ん?日本語の使い方がおかしいな)DeNAの度会クンはその両方を兼ね備えた稀有な選手なのかもしれませんな。昨年のドラフト以降その破天荒キャラと底抜けの明るさはそれこそ自他ともに認めるところでしたが、オープン戦に入っていきなりのその目覚ましい活躍ぶりに驚かされ、それがずっと継続・維持され開幕が迫るこの時期までずっと続いていることに更に驚かされ、DeNAファンのみならず、それ以外のプロ野球ファンの皆が「こりゃホンマもんじゃろ」と認めざる得なくなっております。

 

昨日・今日と初見参のマツダスタジアムでも大暴れ。昨日は森下きゅんの外角高目のストレートを引きつけて綺麗に打ち返して左中間へのクリーンヒット。更には大道クンの内角低目のストレートを前で捌き思いっきり引っ張ってライト線への強烈なライナーでツーベース。初対戦だとか初見だとかも全く関係なく、常に自分の打撃スタイルで捉えることができるアジャスト能力の高さが際立っております。線は細いのですがパンチ力も十分で、完成度が高いというかもう既に完成してますわな。

 

今日の試合でもアドゥワから1.2塁間を抜く強烈なライト前ヒットを2本かますと、いずれも2塁スチールを成功させちゃいます。好き放題にダイヤモンドを走り回られて、鯉の守備陣はこの新人クンに完全に舐められまくってましたわな。鯉バッテリーに喝!というよりも、もはや敵ながら度会クンあっぱれ!という感じ。ライト守備の方でも會澤先輩のタイムリー性の打球をダイビングキャッチ。圧倒的な存在感でございます。

 

いやぁ素晴らしい選手です。打って、走って、守って。のプレースタイルはある意味というかまさしく「広島カープっぽい選手」だと思うんですよね。いやぁ好きになっちゃいそうです(笑)。惚れちゃいそうです(笑)。まぁオープン戦とは違い開幕以降はプロ野球の大先輩どもも黙って見ているだけではないと思いますので、このまま順風満帆にご活躍!という訳にはいかないかもですが、それでもかなりの成績を残しそうです。

 

というか鯉の天敵が確実にまた一人増えてしまいました(泣)。1番打者リードオフマンとして度会クンがフル出場するとなると、その後に佐野・牧・宮崎・オースティンが控える強力なDeNA打線の破壊力が恐ろしいものになってしまいそうです。他方でDeNAの新外人投手が今日のケイも良かったですし、今回の鯉戦には登板させず「三浦監督が敢えて隠した」と言われているジャクソンはメチャクチャいい投手みたいですので、

 

今年のDeNAはかなり怖い。

 

開幕カード楽しみですが、かなりキツイ戦いになるかもですね。

頑張って参りましょう!

 

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