新井さんのこういう甘っちょろい温情采配もキライじゃない(笑)。(3/13日ハムOP戦6-1) | カープがやっぱり好きなんよ

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どんなにボロクソに負けても、次の試合もやっぱり見てしまう。
18才までに広島で刷り込まれたカープ魂は、50を超えても東京で生き続けるのです。

北海道出身の若鯉3名の凱旋試合。北海道に住む親御さん達に元気で頑張っているところを見てもらおうという、新井さんの親心というかいわゆる「温情起用」ですわな。色々ご意見もあるかと思いますが小生はこういうの全然キライじゃないです、というか寧ろかなりスキです(笑)。甘っちょろいことすんなよと言われようがなんだろうが、新井さんのこういうところが好きなんです。因みにその昔、中越高校出身の今井投手が新潟での凱旋試合に登板できなくて物議になったことがあったなぁなんて思い出しちゃいました。やっぱり地方出身の選手には地元の試合で「故郷に錦を飾って」欲しいのでございます。小生も18歳で広島から東京に出てきてもう40年近くになりますので余計にそんなことを思うのかもですね。

 

もとい。

 

斉藤優汰(19歳、苫小牧中央高)

斉藤クンは2イニングを無失点ピッチング。156キロのストレートまで飛び出して存在感たっぷりの凱旋登板でございました。4回裏は3番野村くんをセカンドゴロに仕留めると、4番マルティネスは152キロのストレートで見逃し三振!5番万波クンもインハイの直球で差し込んでキャッチャーフライ。続く5回裏は先頭のレイエスにストライクが入らず四球で歩かせるも若林クンを空振り三振でゲッツー、続く進藤クンも二者連続の空振り三振。いやぁお見事な2イニングでございました。今の段階でもこの強いストレートは十分1軍で通じるレベルかと思います。まぁ変化球の精度はまだまだですので当面はファームで投げ込んで貰うのだろうと思いますが、近い将来が楽しみでございますな。

 

滝田一希(22歳、星槎道都大)

滝田クンは8回から登板。先頭の若林クンにいきなりストレートの四球を出してオイオイまたかよ!状態だったのですが、続く郡司クンは強いストレートで空振り三振。更には石井クンをセンターフライに打ち取ると、タッチアップで3塁を狙った2塁走者をセンター久保脩クンからサードのレイノルズまでの見事な中継プレーを完成させて3塁タッチアウト!ルーキー君をバックが盛り立ててくれましたな。ホッとひといきの滝田クン。去年まで彼がこのエスコンフィールドでバイトしていたのは有名な話ですが、そのマウンドでの凱旋登板は文字通りの感無量だったことでしょう。

 

と思いきや、なんと9回裏も滝田クンがマウンドへ。大丈夫かよ新井さん(笑)。ウイニングボールを彼のご家族に進呈したいという新井さんの親心?だったのかもですが、これが見事なまでに裏目っちゃいます(苦笑)。先頭の五十幡クンを四球で歩かすと、2塁に走られ持丸クンが大暴投するわ、松本クンには連続四球出しちゃうわ、クソボールでのワイルドピッチで失点するわ、細川クンにはデットボール当てちゃうわのまぁ散々なピッチングでござい(泣)。最後は益田クンにケツ拭いてもらいました。ベンチに戻って悔しそうな顔をしていた滝田クン、コマンドというか制球力はまだまだ課題です。それでも嬉しかったと思いますよ、エスコンでの凱旋登板。彼の野球人生にとっても大きな経験になったと思いますわ。

 

持丸泰輝(22歳、旭川大高)

そして持丸クン。昨日の今日でまたもや持丸クンを起用するあたりがまさに新井さんだなぁという感じ。昨日の9回のあの散々な内容(キャッチングやリード面)を見たら、普通の監督は今日はさすがに彼を使わないでしょうが、そこはやはり新井さんです。しれっと滝田と持丸の2人を「道産子バッテリー」で出場させる憎い演出。あっぱれです。ま、お陰様で今日もハラハラドキドキというか情けない展開になっちゃいましたけどね。それもまた新井流ということで。冷や汗を掻きながらもマスクを被って勝ちゲームの最後までグラウンドに居て試合を締めた今日の経験は、きっと彼を大きく成長させてくれる筈。ご家族も喜ばれたことでしょう。がんばれ持丸クン!

 

もとい。

 

試合的には色々と鯉諸君のいい面も出た試合でしたよね。先発の大瀬良クンの復活登板も無事に3イニング、レイノルズにも待望のホームラン、我らが堂林にも貫禄の一発、松山先輩も代打で技ありタイムリー。中崎どんも矢崎課長もまずまず投球内容、そして久々の勝利。まぁまだまだオープン戦は続きますが、少しだけ明るくなってきたような気もしてきましたかね。ともかく明日もこの美しいエスコン球場で気持ちの良い勝利を届けて欲しいですな。

 

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