今日先発する筈だった大野雄大クンは左肘遊離軟骨の除去手術を受けるようで復帰は8月以降との報道。敵ながら好きな投手だけにとても残念なのですが致し方ないですな。エースの離脱で大変かと思いますが、有識者から最下位予想を突きつけられることが多い鯉チームと竜チーム、お互いに切磋琢磨して頑張って参りましょうや。大野クンにも早く復活してきてもらいたいです、がんばれ大野クンや。
もとい。
ということで竜の先発は中5日で鯉キラーの柳クン。鯉の先発は開幕ローテ投手陣の中で一人だけ白星がついてなかったアレン先輩。二人とも結果が欲しくて欲しくてたまらない登板、気合が入りまくってましたな。終わってみればアレン先輩は圧巻の8回無失点ピッチング、他方で柳クンもランナー背負いながらも6回2失点(自責点は1点)。見事な投手戦でしたね(実態的には貧打戦でしたが、そういうことにしておきましょう、笑)。
絶不調の竜打線が相手ということを差し引いても今日のアレン先輩はナイスピッチでしたよね。コマンドも球威もバッチリ、球審との相性も良かったですしね。まぁこのナゴドというかバンテリンドームは、2014年にアレン先輩がプロ初登板で見事に初勝利した球場ですからね、マウンドもお気に入りなのだと思います。ランナーを出しても周平さんや木下クンを注文通りの併殺打に打ち取るなどストレスフリーでスイスイのピッチング。
6回に大島・岡林の連打で2死1.2塁になったのが唯一ピンチの場面でしたが細川クンをきっちりセカンドフライに仕留めます。8回は圧巻の三者連続三振斬り。9回もマウンドに上がればかなりの確率で完封してたと思いますが97球でマウンドを降りました。まぁこれが今年の新井さんの投手起用方法なんでしょう。
4点差となった9回のマウンドにはターリーが上がるも、ランナーを2人出して無死1.2塁とセーブシチュエーションになったところでやはり栗林がマウンドへ。細川クンに繋がれて無死満塁になりますが続くビシエドを6−4ー3のダブルプレーで2アウト、最後は周平クンを152キロのストレートで空振り三振のゲームセット。栗林は4セーブ目。
まぁ9回裏のマウンドのバタバタは、9回表の鯉の攻撃が2死になったところで9割方は2点差のままで栗林がマウンドに上がる段取りだったところへ追加点が入って4点差となったこともあってターリーさんは準備してなかったか、準備してたけど既に一旦緊張感が切れてたかのどっちかだったのでしょうね。まぁ2人ランナー出したところでスパッと変えたのは投手出身の前任者監督さんとは大きく違うところですかね。栗林クンの登板負荷には十分ケアしてもらいたいのはヤマヤマですけど。
打線の方はなんといっても秋山先輩ですかね。4安打の固め打ち。最後は9回表2死から菊池・野間の連打で1.2塁を作ると秋山先輩が右中間を深々と破る2点タイムリースリーベース!でございます。いやぁ爽快感たっぷりでございました。目下のところ首位打者で打率は5割近くありますからね、球辞苑仕込みの美しい「流し打ち」が乱れとんでましたな、まさに頼れるパイセンでございます。
と、本日は試合内容を辿ってタラタラと書いてきましたが、正直なところ序盤3回までの内容を見て、あ、こりゃ極めて地味な試合内容で0対1とかで負けるパターンじゃろな、と思ってしまいました。まぁ両投手が良くて両打線が貧打ということもありますが、それよりも何よりも、何度もクドくてとても恐縮なのですが、例の「あの問題」のことですわ。
背番号の視認性が低いユニ。
マツダスタジアムの大観衆の中で白地に赤文字のホームユニを着て戦う鯉選手達は、元気溌溂で自信たっぷりの強そうに見えるチームでございましたよ。それがビジターチームとしてこの赤字に赤文字のユニを着ると
なんと弱そうに見えることか。
神宮の時にも書きましたが、背番号の視認性が低いユニはチームの輪郭をぼやけさせてしまい、個々の選手は自覚や責任感のないのっぺりとした集団に見えてしまいます。
このユニではずっと勝てない。
そう思ってたんですけどね。
勝っちゃいました(笑)。
地味な戦いを制して5連勝ですってよ(苦笑)。もしかして鯉は強いチームなのかもしれないですな(苦笑)。今日だってスタメン起用した堂林も上本も全く機能してなかったし、前述の通り9回はバタバタ継投の始末。いろんな課題を抱えているチームですが、そんなチームがこのどうしようもないユニフォームを着てビジターゲームで勝利しましたわ。笑。
ちょいと不思議な気持ちですが、勝てる時には勝っていきましょう。とはいえ、やっぱりこのビジターユニは取り替えた方がいいと思うんだけどなぁ(苦笑)。
↓クリックお願いします。