それでも堂林翔太のホームランには華があるのでございます(泣)。(4/7ジャイ1回戦4-2) | カープがやっぱり好きなんよ

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どんなにボロクソに負けても、次の試合もやっぱり見てしまう。
18才までに広島で刷り込まれたカープ魂は、50を超えても東京で生き続けるのです。

見ている我々鯉党がヒヤヒヤでしたから、ベンチで指揮をとる新井さんはさぞかし胃がキリキリと痛んだことでしょうな。終わってみれば4対2のスコアなるも、ジャイ打線は11安打4四球ですから合計15人のランナーを塁上に出して僅か2得点、残塁13です。ジャイの拙攻に助けられたカタチですが鯉の投手陣も踏ん張りました。試合中盤から終盤は逆転されるのを覚悟した大ピンチの連続でしたよね。

 

まずは1点リードで迎えた6回表。先発の大瀬良クンは投手のビーディに逆転タイムリーを喰らうなどイマイチなピッチング内容ではありましたが、それでもなんとか5回まで2失点で凌いでました。6回の先頭の大城クンのショートゴロをコースケが失策して無死1塁。吉川クンにはストライク入らず四球で無死1.2塁。ミスが重なり絶対に失点するパターン。犠打で1死2.3塁で、打席に1番中山札都クン。

 

大瀬良クンの104球目。内角の胸元を抉るカットボールでした。中山クンが窮屈そうにスイングして打ち上げたショートフライ。大瀬良クンの本日のベストボールでしたね。2死からブリンソンを空振り三振にとって無失点で切り抜けマウンドで吠えまくった大瀬良クンでしたが、1死から計算通りに内野フライを打たせた時点でバッテリーの勝利でしたかね。大瀬良大地が見せたさすがの経験値。調子はイマイチでもゲームメイクする、それがエースの役割。1勝目おめでとう。

 

続いては7回表。マウンドにはいつも8回を投げているイメージのターリーさんです。新井采配は3番丸から始まる打順にターリーをぶつけました。が、1死から岡本、中田、長野に三連打をくらって1死満塁。因みに、セーフにはなりましたが、中田クンの三遊間へのいやらしいゴロをダイビングキャッチして1塁へ送球したデビッドソンのサードの守備は素晴らしかったですな。打撃面も含め頼れる助っ人になってくれそうですな。

 

もとい。1死満塁で迎えるのはオコエ瑠偉。ターリーの投じた真ん中低目の豪速球を強振、真っ芯で捉えた鋭い打球が飛び出しました。うわぁこりゃ抜けたわ、逆転タイムリーか?と思わず天を仰ぎそうになりましたが、テレビ画面が切り替わると打球はコースケ先輩の真っ正面のショートライナー。飛び出した2塁ランナーの中田翔が懸命に2塁に戻ろうとするもコースケから菊池へ送球されてゲッツー完成!いやぁこれはミラクルでしたよ。思わずオリンピックでの女子ソフト決勝の「あのゲッツー」の場面を思い出しちゃいました。いやそうか、今日は木村拓也氏がマツダスタジアムの上空から試合を見ていてくれてるんだろうな(泣)。

 

9回表は前回登板で失点してしまった栗林。先頭打者は今季19打席でまだ無安打状態と絶不調の坂本クン。が、栗林もコマンドが安定せずに四球で歩かせて無死1塁。おいおい大丈夫かよ。続く丸にはファールで粘られまくります。何球投げても丸から空振りが取れない栗林の今日のフォークボール。それでも最後は渾身のストレート149キロで空振り三振!痺れる対戦でしたよね。その後は岡本クンに繋がれて1.2塁になりますが中田翔をファーストフライ、最後は長野さんを空振り三振に仕留めてゲームセット。ま、丸を三振に斬った場面がハイライトだったですかね。苦しみまくっている栗林ですが漸くセーブもつきましたし、これで吹っ切れてくれるといいですな。

 

もとい。

 

打線の方は徐々に歯車が噛み合うようになってきましたかね。猛打賞の1番菊池先輩が牽引するカタチ、龍馬も2打点をあげ、デビッドソンも価値ある犠牲フライ。首位打者に躍り出た秋山先輩は今日は無安打でしたがすこぶる調子が良さそうです。坂倉クンやコースケにもいい打球のヒットが出てましたな。そして何といっても、

 

堂林翔太の今季初打席。

 

なんと、いきなり

代打ホームラン炸裂!

 

サウスポー大江クンの投じた甘く入ってくるスライダー。これを逃すことなく強振スイング。真っ芯で捉えた完璧弾でした。レフトは一歩も動かず、打球はそのままCGC看板に直撃で歓喜のマスパン(笑)。颯爽と走り出した堂林の姿は、メキシコ戦でツーベースを打ってヘルメットを飛ばし2塁まで走ったあの大谷翔平に匹敵するくらいにカッコ良すぎでございましたな。試合後のヒロインでは「どんなカタチでもチームに貢献したい」と謙虚に語る堂林翔太(31歳)。そんなに謙ることなかれ。確かに出場機会は減るのかもしれない。それでもオヌシのホームランにはやはり魅力があるんじゃ(涙)。新井御輿を担ぐ大事なひとりなのです。敢えて言い古された懐かしいフレーズを。

 

堂林翔太には華がある。

 

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