これぞ野球エンターテイメント。チェコさんも良いチームでしたな。(3/11WBCチェコ戦10-2) | カープがやっぱり好きなんよ

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どんなにボロクソに負けても、次の試合もやっぱり見てしまう。
18才までに広島で刷り込まれたカープ魂は、50を超えても東京で生き続けるのです。

あの3.11の大震災から12年。

 

この日に佐々木朗希クンがWBCのマウンドに上がること、その意味を噛み締めながらその逞しい姿を見つめておりました。日本各地でもいろんな想いが交錯したでしょうね。佐々木くんの願いも東北にそしてきっと空の上にも届いたことかと思います。素晴らしいピッチングでしたよ。本当にありがとう。

 

もとい。

 

試合の方は序盤こそジリジリしましたが、終わってみれば10対2でチェコに快勝でした。まぁ両チームの本来の力量差を考えればこれが当たり前の結果なのですが、序盤はいきなりビハインドの展開になって少々焦りましたわな。というか、チェコさんは本当にいいチームでしたよね。野手陣も皆さん素晴らしいスイングでしたわ。佐々木クンの160キロ超えのストレートをしっかりと弾き返してましたもんね。とてもビジネスマンとの二刀流の選手ばかりのチームとは思えませんでしたわ。あっぱれでございます。

 

投手陣の方では先発投手のサトリアさんが素晴らしいピッチング。電力会社の社員さんである彼の投球に侍ジャパンの重量打線がかなり手こずりました。120キロ台のストレートと110キロ台のチェンジアップです。一見すると相当ヘナチョコなボールですからね、MLBを含むプロ野球の4番打者達がなんでこんな球が打てないのか不思議に思われたかと思いますが、いやぁ打ちにくいんですよこの「遅球」。日頃は150キロ前後のストレートと130キロ台の変化球に慣れているプロ野球選手達には全く見慣れない球速帯のボールなんですよ(笑)。それこそ、弱小東大野球部の投手陣が東京六大学野球のスター選手・スラッガー達に対してヘナチョコな球でスイスイ抑えてしまうあの構図と同じで、個人的にはかなり面白かったのですけどね(苦笑)。

 

ま、それでも終わってみればコールドゲーム未遂の大勝利。頼れる吉田クンの逆転打、更には躍動する1番ヌートバー・2番近藤クン・3番大谷クンの連続タイムリーの場面などは、これぞまさに野球エンターテイメント!という感じでしたよね。全国各地にいる野球少年達もテレビを見ながら瞳をキラキラ輝かせていたのではないでしょうか。

 

明日はオーストラリア戦。侍打線の方もほぼ全員に満遍なく一本出ましたので「いざ鎌倉」状態になってきました。明日も一次リーグの総仕上げとして気持ち良い試合を見せて欲しいです。投手陣では、まだクローザーである大勢と我らが栗林が投げてないですからね、きっちりとその姿を拝みたいところでございますな。本当の勝負は来週の準々決勝からです。ワクワクの野球エンターテイメントである助走期間を満喫して、ヒリヒリ勝負の次週に突入したいと思います。

 

因みに鯉の方もマツダスタジアムで燕相手に4対0で快勝。というか放送が広島の地上波だけでしたので東京では見る方法なし。後刻に動画でチラッと見ただけなのですが(悲)。というか、JSPORTSでちゃんと放送してくれや!何を手抜きしとんじゃ!という感じでしたけどね(怒)。

 

ま、益田クンを初めとして投手陣が完封リレー、打つ方では両外人に結果が出て秋山クンもマルチ、小園もタイムリー、何よりもマツダスタジアムにあのトランペットとチェンテと宮島さんが戻ってきた映像。とても眩しくて羨ましゅうございました(笑)。早く超満員で真っ赤に染まるマツダスタジアムを見たいですな。

 

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