OP３戦目はジャイ戦。双方にガンガン打ちまくったので、沖縄の野球少年達には楽しい楽しい野球観戦になってよかったのではないでしょうかね。そりゃ年に数度しかないプロ野球の試合ですからね、息詰まる地味な投手戦よりもノーテンキな派手な点の取り合いの方が面白いに決まってます。各チームもキャンプの締めくくりとなるOP戦でしたが、鯉はジャイに勝って３連勝フィニッシュでございます。
因みに、うちの長男坊の大学野球部は２月上旬からバッテリー総勢３０名で沖縄キャンプで２週間。さらにレギュラー陣は野手組と合流して九州キャンプで更に２週間。おいおい、プロ野球かよとツッコミ入れたくなるような贅沢な野球環境でございます。そんだけやるんならしっかり勝ってくれと言いたくなりますが、まぁ相変わらず東京六大学のお荷物大学ではございます。プロ野球開幕とともに、大学野球も春のリーグ戦が待ち遠しいですな。
もっと因みに、うちの次男坊は明日から大学入試二次試験の本番でございます。ここ数ヶ月は狂ったように（笑）勉強しておりました彼ですが、まぁ高校3年の夏大会まで野球部の主将をしてましたからね、そんな甘いもんじゃございませんが、とにかくベストを尽くして最後まで頑張れと。「人事を尽くして天命を待つ」まさにそういう心境ですかね。がんばれ次男坊！
もとい。カープの話に戻ります。
しかし・・・。投手陣は大丈夫なんですかね。バカスカ打ちまくり連日２桁得点の打撃陣の絶好調ぶりはそりゃ素晴らしいのですが、まぁこればっかりはよく言われるように「水ものの世界」でいざ開幕にならんとわからん部分もあり、もう既にお腹一杯の感じもあるのですが（笑）、その影でしれっとダダ漏れの失点を続ける投手陣殿よ、ほんまに大丈夫なんかいなと。
まぁ大瀬良クンやジョンソン、床田、今日のアレンや一昨日の森下くん遠藤クンあたりまでのいわゆる先発組はソコソコやってくれそうなんですかねぇ。ま、そのメンツの全員が全員とも無事ならば、それはそれで十分なのかもしれません。が、やはり本当の勝負は中盤・終盤の投手陣ですもんね。「投手陣の層」の比較とでも言いましょうか。
今日の試合も、後半３人の矢崎、アドゥワ、岡田のダダ漏れ失点は見ていて流石にイライラ感が募りましたわ。塹江くん入れて４人が４人とも「出てきていきなり四球出して無死１塁からスタート」ですからね。なにしよんならぁ！ですよ。投手コーチも頭抱えますわ、そりゃ。
新外人のスコット＆ジョンソンはまぁまだ未知数、フランスアはまだ手抜き投球してる感じですがこれまた心配、恭平が謎の故障、山口クンは当分上ではしんどそう、中崎も時間かかる。というと残りのメンツは一岡クンと菊池保クン頼みですか・・・。うーん。樹也は良さげ？ケムナはチャンス掴めず？こやマルは何しとる？祐太も何しとる？
こう考えると、めちゃくちゃ層が厚そうに見えてた投手陣の筈が何だかスカスカに見えてきたで（泣）。心配ですな。とはいえ、ワシら外野が心配したところで変わらない。ま、見守りましょうか。
もとい。今日の試合。
しかしまぁよく打ちますな。ジャイの先発投手は３億円超えの年棒で韓国から引っ張ってきた新外人のサンチェス。昨年の勝ち頭であった山口クンのメジャー流出を埋める、ジャイお得意のいわゆる「金満補強」でございますが、このサンチェスさんを初回からボコボコにして差し上げました。いきなりの５失点。先頭打者のコースケのライト前クリーンヒットが大きかったですかね。いきなり出鼻を挫いて、鯉打線に「あれ？大したことないじゃん、行けるぞ」感をもたらしてくれましたよね。で、坂倉クンの右中間突破のスリーベース、誠也が犠飛、西川ピレラの連打から安倍ちゃんの３ラン。鳴り物入りの超高額投手の球を、まぁいとも簡単に打ちまくってました。
ま、ただね、この投手、ソコソコというか実はかなりやるんじゃないですかね、大量失点こそしましたが、なんかそんな感じがしましたね。バタバタ感がないですし、確かにいい回転のストレートと嫌らしいスライダーです、調整が進めば、東京ドームあたりではスイスイ投げそうな感じもしました。ま、いずれにしろこのサンチェスは今年のジャイさんの生命線ですからね、鯉も開幕後に早めに叩いておきたいところです。
で、今日の特筆はやはり小園クンですかね。途中から出てきてヒット、ホームラン、タイムリーツーベースの猛打賞。ま、相手は２線級投手の皆様でしたのでその評価は難しいところですが、それでも素晴らしい打撃でしたよ。特にあのホームラン。ご覧になりましたでしょうか。美しいレベルスイングから弾き出される打球の速度が凄まじかったですよ。まさにシャンクした時に飛び出していくゴルフボールのよう。いや、それは例えが悪いですな（笑）。小園クンがボールを捉えるところ、真横からの動画もスロー再生されてましたよね。これ必見です。もうね、
美しすぎる神スイング。
小生の陳腐な文章表現では追い付かないほどの、美しいスイングですので、これは是非動画を見てくださいな。もうね、これだけ見てるとホームラン40本打っちゃいそうな感じです（笑）。ま、いろんな方から絶賛されている小園くんの打撃ですが、ほんと、ほんとに惚れ惚れします。今年どこまで活躍してくれるか楽しみです。つーか、森下クンと小園クン、この２人の鯉ドラフト1位は、投打で球界を背負っていく２人になることでしょう。
最後に。
おっと忘れてました。
今日はしれっと3タコの堂林よ、
気を抜いとる場合じゃないぞ（笑）。
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