過日ご報告致しました
食道がん術後療法の臨床試験、
参加するコースが決まりました。
先週27日(金)、病院に行き、
担当の腫瘍内科の若いドクターから、
臨床試験に関して再度説明を受ける。
臨床試験の正式名称は、
術前化学療法後に根治手術が行われ病理学的完全奏功とならなかった食道扁平上皮癌における術後無治療/ニボルマブ療法/S-1療法の補助のランダム化第III相試験
です。長い。
ちなみに事前に受けたCTなどの検査結果は、
特に問題も無し。
ドクターがパソコンに検査結果など
必要情報を入力して、参加登録。
画面を見せてくれたので、
わくわくしながら覗き込む私。
参加可能の画面に切り替わり、
最終の参加申込のボタンが現れる。
では、押します!
というドクターの声に合わせて、
頭の中では、
浜ちゃんの結果発表!
という甲高い声が鳴り響く。
で、結果は、
術後ニボルマブ療法
1年間コース
と、なりました。
お〜!
と素っ頓狂な声をあげたら、
ドクターも笑ってた。
ニボルマブ。
製品名のオプジーボの方が、
有名ですね。
いわゆる免疫チェックポイント阻害薬。
とても簡単に言うと、がん細胞が免疫機能を
妨害するのを防いだうえ、体内の免疫細胞を
活性化させて、がん細胞を鎮圧する薬。
前回の投稿で述べましたが、
僕の場合、
現在の術後標準治療は、
経過観察。
ちなみに食道がんは、再発する場合、
ほとんどが3年以内だそう。
オプジーボも登場時は、
夢の特効薬的な感じだったけど、
やはり副作用は各種あるし、
場合によっては重篤化する。
まあでも、何もしないで時を過ごすより、
どうせなら人類の叡智の結晶を試すのも良きかな。
3コースで一番コストはかかるけどね。
※正規価格の薬代は目の玉が飛び出る程だけど、
国の医療制度のおかげで、1年間で考えたら、
庶民でもなんとかなるぐらいです。
※臨床試験は無料でなく、謝礼等もありません。
早速、来週から4週間に一度の
通院点滴がスタートします。
経過観察コースだったら、
しばらくゆっくりできたけど、
日本の医学の発展のため、
未来の食道がんの患者さんのため、
体を張りますよw
地元商店街にある焼肉屋さんの店頭ポスターです。
俺も。
そう言えば久千代は、
亡き勝千代と違って呼んでも来ないので、
自分の名前がわからないのかなと思っていたけど、
単に知らんぷりしてるだけだった。
ことが、割と最近判明w