病院の入り口にはハロウィンのディスプレイ。

心が和んで良い。

 

昨日(20日)、病院に行ったら、

急遽、採血、レントゲン撮影、心電図検査、

CT検査を受けることになりました。

 

造影剤の投与のため久々に点滴。

なんだか懐かしくもあり。

 

なぜならば、

術前化学療法後の

食道がん術後における

臨床試験に参加するため。

 

参加者は、術後の治療を以下の

3つの方針にランダムに振り分けられます。

 

Aコース  経過観察

現在は、これが標準治療。

 

Bコース  S-1 療法6ヶ月

術前に使用した抗がん剤

フルオロウラシルの内服薬を

4週間内服+2週間休業×4コース

※術前は点滴投与

 

Cコース  ニボルマブ療法1年間

2〜4週間ごとに1回点滴投与×12〜24

※いわゆる最近流行の

免疫チエックポイント阻害剤の投与。

 

 

なんで、こんな臨床試験が、

行われているのかざっくり言えば、

術前化学療法後の食道がん術後に

対する治療結果の確固たるデータが、

未だ存在しないから。

 

食道がんに限らずですが、

抗がん剤も進化してるし、

新たな治療方法も開発されている。

なので、臨床データがまだ発展途上で、

蓄積されてないんですよね。

 

ちなみに僕が受けた、

手術前に抗がん剤3種併用の

投与を計3回行なうDCF療法が、

臨床試験の結果によって

標準治療になったのは、

2022年2月からなのです。

 

それ以前に同様の食道がんになっていても、

今とは違う結果になっていたかも知れません。

 

なので、

予防的鎖骨上リンパ節郭清

続いて、2度目の恩返し。

予防的鎖骨上リンパ節郭清の

臨床試験に関する投稿はこちら。

 

一応、内服する可能性がある抗がん剤は、

再びハゲ頭にならない事と、

どのコースでもアルコールが、

絶対禁止にならない事を確認したけどw

 

説明を終えた若いドクターから、

どうされますかと聞かれたので、

 

もちろん、

医学の発展のために

貢献いたします!

 

と、元気よく答えたら、笑われましたw

 

何コースになるのか、

抽選会は、来週です。

 

結果発表をお楽しみに!