残酷な世界の本音❶ 川口マーン惠、福井義高著(2024年発行) | ウインのワクワク「LIFE」

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            琴線に触れるものを探して

 

気にかかった文章】

 

序章 日本人はヨーロッパの勢力図を何も知らない

ウクライナは~第一次世界大戦の混乱期を除いてソ連崩壊までロシアの別の国になったことはありません。(福井)

 

皮肉にもウクライナ戦争により、国家としてのまとまりが実現したような国です。(福井)

 

第一次世界大戦後に誕生した多民族国家ポーランドは、戦争で疲弊したドイツとソ連をよそに東欧の覇者として大国路線を追求します。これが欧州に第二次世界大戦をもたらす悲劇となるのですが、ヒトラーに戦争責任のすべてを押し付けた今日の正統歴史観ではこの事実は見えません。(福井)

 

今のポーランドは東ヨーロッパにおけるアメリカの代理人、あるいは出先ともいえる存在です。ドイツとソ連に散々苦しめられてきたという認識から、アメリカを利用して独露両国を牽制しようというわけです。(福井)


戦間期(第二次世界大戦)のポーランドではユダヤ人、ウクライナ人、ベラルーシ人、ドイツ人への差別・迫害が常態化していました。(福井)

 

第二次世界大戦後~ユダヤ人は、数世紀にわたって彼らの中心であった中東欧からほとんど姿を消しました。(福井)

 

ゼレンスキーがドイツでも日本でも英雄視されているというのが私には理解できません。(川口)

 

第一次世界大戦後に戦勝国の都合でつくられたチェコスロバキアという「人造国家」~。(福井)