新年、明けましておめでとうございます。
素晴らしい年をお迎えになられた事と、お慶び申し上げます。
ブログをお読み頂き、誠にありがとう御座います。
1月・2月・3月と講座を開講致しますので、御案内申し上げます。
皆様とお逢いできることを、愉しみにしております。
【テーマ】 いのち学道
【講 師】 渡邉勝之 いのちアカデミー主宰
【場 所】 学校法人京都中央学校
京都駅から徒歩5分
京都府京都市下京区西油小路町27
リーガロイヤルホテル京都向かい
【開催日時】
1. 9月9日(日) 15:00~16:30 ( 終了しました )
いのち学道1:総論 いのち学道序説
― いのちアカデミー・いのちコミュティの道 ―
学道1の総論を掘り下げる内容となっておりますので、1を受講していない方も受講可能です。
また、1/12日、2/9日、3/9日は内容が独立しておりますので、各回のみの受講も可能です。
2. 1月12日(土) 13:30~15:00
いのち学道2:医学・医療の歴史(海外)
15:10~16:40
いのち学道3:医学・医療の歴史(日本)
3. 2月9日(土) 13:30~15:00
いのち学道4:医学・医療の現状(EBM・NBM)
15:10~16:40
いのち学道5:いのちに基づいた医療(LBM)
4. 3.月9日(土) 13:30~15:00
いのち学道6:いのち学道の構築に向けて1
15:10~16:40
いのち学道7:いのち学道の構築に向けて2
【受講費】 各回1コマ90分:5,000円
【 講座内容 】
1. いのち学道:総論 いのち学道序説 ― いのちアカデミー・いのちコミュティへの道 ―
約10年間、プロジェクト「いのち」の定例会および合宿を50回開催して参りました。
その経験および智慧を結集して、多くの方々の御協力を得て2018年4月に共育の場である、<いのちアカデミー>を開講致しました。
さらにそこで得た学び・気づきを実践する場として、<いのちコミュティへ>を開設致しました。
第1回目は、いのち学道の総論として、これまでの常識・固定観念を打破し、いのち(生命・生活・人生)をどのように捉え、いのちの気づき・学びを≪共感・共育・共創≫し、いのちを実践する道、すなわち、いのち学道の方向性を示し、その具体的な活動である、いのちアカデミー・いのちコミュティの趣旨を詳しく説明致します。
また、これ以降の6回の講座の総論ともなります。
(終了しました。動画受講が可能です。)
希望者は、 いのちクリエイション まで御連絡下さい。
2. いのち学道:医学・医療の歴史(海外)
文字文化発生前の医学・医療の源流と思われる、始原東洋医学(気体病理学説)の基礎理論および診療方法を説明する。
それを踏まえ、文字文化成立以降に体系が作られた伝統医学(世界三大伝統医学:アーユルヴェーダ、ユナニ・ティブ、中国医学:液体病理学説)の共通点を探求した結果、「いのち・自然治癒力」に辿り着いた。
また、ルネッサンス以降、先の伝統医学と大きく袂を分かち、発展を遂げた西洋近代医学(細胞病理学説)の長所と短所を明らかにする。上記の歴史的変遷を踏まえ、気体(気滞)・液体(体液)・固体(細胞)の3層を統合する、医学・医療である、≪CORE≫ Medicine & Health の概要を提出する。
3. いのち学道:医学・医療の歴史(日本)
日本固有の医学・医療は、文献学的には不明である。中国大陸および朝鮮半島を経由して輸入された、伝統医学を約1000年の歳月を掛けて日本化してきたと言われている。
また、明治維新以降、それまでの伝統医学を自然消滅させる形で、ドイツ実験医学を導入した。
さらに第二次世界大戦以降、アメリカ科学的医学を導入し、世界の最先端の医学・医療が実践されている。
科学的医学は、日進月歩の進歩を遂げていると言われているが、疾病は減るどころか増え続け、医療費は年々増加の一途を辿っている。
果たしてこれを進歩と言えるのであろうか。その原因はどこにあるのか、皆さんと一緒に考え、打開策を打ち出したい。
4. いのち学道:医学・医療の現状(EBM・NBM)
戦中・戦前は、外傷および結核に代表される感染病が主な疾病であった。
戦後、世の中が安定し、外傷・感染病から、生活習慣病(成人病・慢性病:がん・脳血管障害・心臓疾患など)へと移行した。
さらに日本は世界に先例を見ない、超高齢社会に突入している。
しかし、この問題は、日本だけに留まらず、韓国・中国などの国々が同じ問題を抱えている。
果たして我々は、この問題を解決することができるのであろうか。
おそらく、小手先の対処療法では無理であろう。これまでの延長線上ではない、理論および方法論を皆さんと一緒に考えてみたい。
5. いのち学道:いのちに基づいた医療(LBM)
医学・医療の世界では、EBM(Evidence Based Medicine:根拠に基づいた医療)が重視されている。
しかし、統計的に処理できる量に注目した、EBMだけでは目の前のクライエント(依頼人・患者)の個別性に対応することができないとして、NBM(Narrative Based Medicine:物語に基づいた医療)すなわち質(個人の人生の物語に焦点を当てる)が注目され、量と質の両面を捉える医学・医療が実践されている。
もちろん、EBM(量:物質・体)もNBM(質:精神・心)も重要であるが、いのち(生命・生活・人生)の観点が抜け落ちているのではないだろうか。そこで、いのちに基づいた医療(Life Based Medicine)を提唱している。
これら、3つが合わさって初めて人間を全一的に捉えることができると考える。皆さんから、建設的な御意見を頂きたい。
6. いのち学道:いのち学道の構築に向けて1
7. いのち学道:いのち学道の構築に向けて2
日本における哲学の先駆者である西田幾多郎。また、医学哲学のパイオニアである澤瀉久敬の『医学概論』に大きな影響を受け、これまで医学・医療の基盤となる、原論の構築に尽力してきた。
その成果の一端を、拙著『医療原論 -いのち・自然治癒力― 』(医歯薬出版株式会社)、『医学・医療原論 -いのち学&セルフケア』(錦房株式会社)を出版してきた。
その後、主客逆転を経験し、それまでの主観と客観とは異なる、西田哲学の「絶対的客観主義」および「絶対矛盾的自己同一」の意味が漸く、腑に落ちた。
<私が生きている>から≪いのちが私を生きている≫へと転換した。
この立場から、いのち学およびいのちの実践(道)を構築しゆきたいと考えている。
まさしく、いのちアカデミーおよびいのちコミュティはその気づき・学びの場、実践の場として創発した。
一人ひとりが、≪自感・自覚・自証≫・≪共感・共育・共創≫の輪を拡げる場のきっかけになれば、本望です。
出席希望者は、下記をクリックして下さい。
皆様とお逢いできる事を愉しみにしております。
下記は、9月9日に開催しました、第1回のダイジェスト版です。
是非、ご覧ください。
第1回講座ダイジェスト版
https://www.youtube.com/watch?v=9NHvCxJL204
(希望者は、フルバージョンも視聴可能です。
いのちクリエイション まで御連絡下さい。)
いのちアカデミー【FB】
https://www.facebook.com/inochiacademy/