宗教と科学の対話、第6回研究会に出席してきました | いのちアカデミー認定協会【健康生命師】渡邉勝之【博士】“健幸美楽”習慣公式ブログ

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いのちアカデミー認定協会代表【健康生命師】博士
共育部門:いのちアカデミー【総長】
臨床部門:鍼灸 瑛 嵯峨嵐山【院長】
研究部門:いのち研究所【所長】

 講師の山田廣成先生は、「電子には意志がある」という仮説(真実)を基にして、量子力学の再解釈のみならず量子哲学の構想を試みておられ、著書も出版されております。

 

 現在の科学の常識を問い直す、魅力的な講演だったので、紹介させて頂きます。

 

講師:山田廣成(やまだひろなり)先生 (立命館大学理工学部名誉教授、光子発生技術研究所代表取締役社長

 

 

略歴:名古屋大学物理学科卒、名古屋大学原子核工学研究科修士課程修了後、東大原子核研究所にて核構造研究、博士号取得。テキサスA&M 大学、バンダービルト大学、オークリッジ国立研究所、メルボルン大学にて重イオン核反応等の研究に従事した後、帰国。住友重機械工業・量子技術研究所を経て、立命館大学理工学部教授。文科省21世紀COE拠点リーダーに就任、立命館大学放射光生命科学研究センター設立等々。

 

●表題:量子力学が明らかにする存在、意志、生命の意味 


山田先生からのメッセージ

 

 この度は「宗教と科学の対話研究会」にお招きいただき大変光栄に存じます。

ルネッサンスで誕生した科学は、恐ろしく進歩し、人々の暮らしを大きく変えました。それは科学がキリスト教から独立した結果であり、何でも自由に研究できるという立場を獲得した結果です。しかし、それは科学が価値観を喪失した契機でもあり、結果として科学は残酷な兵器をも開発するにいたりました。

 

 私は、科学とは何かをもう一度考え直す時期に来ていると考えます。もう一度科学に哲学的な基盤を与える必要があります。私は量子力学が専門ですが、約20年ほど前に、量子力学の本当の意味を発見したとき、哲学をもう一度見直す機会があたえられ、ひいては宗教についても考えるにいたりました。

 

 「電子には意志がある」は科学的なステートメントであり、真実です。この意味を是非皆さんと一緒に考えたいと思います。

 

 講演は、3冊の拙著『量子力学が明らかにする存在、意志、生命の意味』『地球に真の平和をもたらす量子哲学』『物理学はこんなにやさしい学問だった』に基づいて行います。(是非、ご一読下さい。)

 

 講演会終了後に開催した懇親会、「月(つき)陽(ひ) KARASUMA」の料理も美味しかったです。

御陰様で、懇親会での話も盛り上がりました。