2011年の震災から1年間、毎月10日の株価を「定点観測」として記録していました。
最後にこのブログに記載してから10か月ほどが経ち、また今日は10日ではありませんが、2012年の終わりに区切りとして記載しておきます。
最後にこのブログに記載してから10か月ほどが経ち、また今日は10日ではありませんが、2012年の終わりに区切りとして記載しておきます。
まずは日経平均、日経JASDAQ平均の震災前日との比較です。
3/10(木) 4/8(金) 5/10(火) 6/10(金) 7/8(金) 8/10(水) 9/9(金)
日経平均 10,434.38 9,768.08 9,818.76 9,514.44 10,137.73 9,038.74 8,737.66
(変化率) 0% -6.4% -5.9% -8.8% -2.8% -13.4% -16.3%
JASDAQ 1,322.38 1,213.64 1,265.26 1,228.88 1,279.39 1,207.95 1,209.72
(変化率) 0% -8.2% -4.3% -7.1% -3.3% -8.7% -8.5%
10/7(金) 11/10(木) 12/9(金) 1/10(火) 2/10(金) 3/9(金) 12/28(金)
日経平均 8,605.62 8,500.80 8,536.46 8,422.26 8,947.17 9,929.74 10,395.18
(変化率) -17.5% -18.5% -18.2% -19.3% -14.3% -4.8% -0.4%
JASDAQ 1,159.9 1,146.89 1,163.45 1,187.93 1,254.43 1,330.53 1,413.34
(変化率) -12.3% -13.3% -12.0% -10.2% -5.1% 0.6% 6.9%
次に私のポートフォリオの全銘柄の単純平均と純資産ベースの変化率です。
3/10(木) 4/8(金) 5/10(火) 6/10(金) 7/8(金) 8/10(水) 9/9(金)
単純平均 0% -11.6% -8.6% -8.3% -5.2% -13.6% -8.7%
純資産 0% -5.8% 1.8% 7.4% 9.7% 9.3% 24.8%
10/7(金) 11/10(木) 12/9(金) 1/10(火) 2/10(金) 3/9(金) 12/28(金)
単純平均 -17.1% -12.0% -16.4% -19.3% -14.6% -12.5% -12.4%
純資産 6.0% 14.3% 3.1% -4.7% 6.6% 4.2% 9.1%
日経平均はほぼ震災前を回復し、さらにJASDAQ平均はすでに震災前を6.9%も上回っています。私自身は現時点の持ち株の単純平均では相変わらず大きくマイナスではあるももの、純資産でのプラスはキープできています。
今年は春先に日経平均が1万円を超えた頃をピークに株式市場は低迷を続けていましたが、総選挙での自民党の勝利観測とそれに伴うデフレ脱却期待により、年末にかけて株価は急激に上昇、年末に最高値をつけるという展開になりました。
株式市場ではいわゆる「アベノミクス」について、かなり好意的に期待をもってとらえられているようですが、日銀に対する実質的な介入や、従来型のバラマキの印象を拭えない公共投資など、今のところはデフレに対する抜本的な対策が講じられるとは考えにくい状況です。
とはいえ株式市場や一部の国民の間にこれまでにないような期待値が醸成されていることも事実なので、ここはひとつ小泉・竹中改革時に見られたようなインパクトのある政策(特に投資家としては企業や投資家が積極的にリスクテイクできるような税制の整備)を実施して、経済や市場を活性化する大きなチャンスとしてほしいところです。
くれぐれも「バブルの夢よもう一度」というような妄想だけは抱かないように。
今年は春先に日経平均が1万円を超えた頃をピークに株式市場は低迷を続けていましたが、総選挙での自民党の勝利観測とそれに伴うデフレ脱却期待により、年末にかけて株価は急激に上昇、年末に最高値をつけるという展開になりました。
株式市場ではいわゆる「アベノミクス」について、かなり好意的に期待をもってとらえられているようですが、日銀に対する実質的な介入や、従来型のバラマキの印象を拭えない公共投資など、今のところはデフレに対する抜本的な対策が講じられるとは考えにくい状況です。
とはいえ株式市場や一部の国民の間にこれまでにないような期待値が醸成されていることも事実なので、ここはひとつ小泉・竹中改革時に見られたようなインパクトのある政策(特に投資家としては企業や投資家が積極的にリスクテイクできるような税制の整備)を実施して、経済や市場を活性化する大きなチャンスとしてほしいところです。
くれぐれも「バブルの夢よもう一度」というような妄想だけは抱かないように。
