かとさとか~音遊人的生活 -116ページ目

「からだでビジュツ感 -ほぐす・つながる・つくる-」~ 新井英夫さんのからだワークショップ

11日(土)に、北浦和の埼玉県立近代美術館で、体奏家・ダンスアーティストの新井英夫さんのからだワークショップに参加してきました。

「からだでビジュツ感 -ほぐす・つながる・つくる-」~
かたち・動き・音、体の中からいろんな「美」を発見してみよう!

というテーマで、子どもからオトナまで約30名ほど参加し、
美術館のあちこちを使い、からだを丸ごとつかってビジュツを感じたり、ビジュツになったり?!して遊びながら
みんなで即興パフォーマンスを楽しみました。

会場につくと、紙風船がたくさんあり、ワークショップ前や休憩時に、大人も子どもも混ざって紙風船バレーをして遊びました。

まずは、自己紹介ということで、一人一人好きな食べ物と、フレームドラムを使って今日の気分を表現。

その後は、実際に一人~二人~グループで、たくさん動きました!
お互いにからだで言葉を使わないであいさつしたり、からだほぐしや「なべなべそこぬけ」をしたり。
(なべなべは、だんだん人数を増やしていき、最後はリーダー以外は目をつむってやりました!)

風に飛ばされるイメージでしなやかに動いたり、からだを使って彫刻になったりそこから溶けてまた固まったり。
紙コップや靴を使って、音を出したり音を聴いたり動いたりして、面白い即興パフォーマンスがたくさん生まれました。

一階から三階まで、階段や踊り場、入り口付近を使ったり、展示物の椅子や展示されている彫刻も取り込んで、
まさに美術館まるごと使って遊びました!


あと、風呂敷状に繋ぎ合わせた巨大ビニールを使ったパフォーマンスがとても面白かったです!

みんなでビニールの周りを持って波を作ったり、
みんなでビニールの中に入ったり。

みんなで中に入ると、ビニールはみんなの体温で空気が温まり大きなドーム状になり、安定。

その後、あることをすると…
ビニールに誰も触れなくても自動的に入り口が開いてみんなで外へ!

これが不思議で面白くて大発見!でした。
なんか、入り口の開き方が、トトロのネコバスの入り口みたいにウィーーンという感じで開いて。
面白かった!!

久しぶりに新井さんのワークショップに参加させてもらいましたが、
10時から16時半という長時間にも関わらず、大人も子どもも集中でき、私自身もとっても楽しくてあっという間でした。

合奏システム~夏の演奏会

12日(日)に、折山もと子さんが丹野修一氏の合奏システムを用いて指導されているPrimo Passoの夏のコンサートに行って来ました。
(幡ヶ谷マイスペースアスピアにて。)

シンセ10台のキーボードアンサンブルで、パーカッションも少し。

Primo Passo(プリモ・ぱっそ)は、合奏システム研究会奈良支部として2006年に発足。
子どもから高齢の方に応じた柔軟な音楽指導力を高めることを目的に、タンノシステムを使った「実践音楽技法」を学ばれているようです。

第一部は、Primo Passoと折山もと子さんによる、キーボードやシンセサイザー、パーカッションを使った演奏。
パッヘルベルのカノンのアレンジや、夏らしいサウンドの曲など。


第二部は、会場のお客様と演奏を!Modal Musicからガムラン風の曲からラテンまで。

ということで、
会場の観客も一緒に演奏。

丹野氏の合奏システムは、楽譜を使わず初心者でも練習なしでその場ですぐ演奏・合奏参加出来るよう開発されたシステムとのこと。

何人か前に呼ばれて、シンプルなモチーフやリズムを使ってシンセサイザーを弾いたり、シンセサイザー以外の人は、トーンチャイム、パーカッション等を使ってみんなで合奏しました。

「我は海の子」の曲をビートの聴いたアレンジやサンバアレンジで演奏したり、
モードミュージックを演奏したり。
その場で選んでお客さんに合わせて構成。

私も、シンセサイザーに誘われて、
右手の中指と人差し指の二本だけ使って弾けるパート(簡単な同じモチーフの繰り返しのみ)
を担当し演奏してきました♪

一人一人のパートはシンプルでも、何人かで組み合わせることで、多彩なサウンドやリズムが生まれます。

私も、仕事で、知的障がいの方や幼児を対象に、楽譜を使わずその場ですぐ合わせる合奏の活動をやっています。
今回体験した合奏システムを私の現場で即使うのは、条件的に難しいと思われますが、
今後の活動のための良い仕入れになりました。

その場ですぐ、初めて会った人たちに、それぞれの人に合わせて楽器やパートを割り振り、アレンジし、シンセサイザーで伴奏しながら的確に指揮をされていた、折山先生は凄いと思いました。

海のライン~『深い海の音にただよう 波紋音編』(川口アトリア)

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5日(日)に、川口アトリアで行われている宮元三恵展覧会「海のライン」関連企画イベント
『深い海の音にただよう 波紋音編』
にいってきました!

たむらひろしさんと波紋音の永田砂知子さんの共同ワークショップです。

<海のライン>は、感覚的に海を感じることのできる体感型の展覧会で、ワークショップクリエイターのたむらひろしさんが
作家と共に展示作品に入りこむ様々な関連ワークショップを企画されています。

今回の永田砂知子さんとのワークショップでは、
「海のライン」の展示会場で、海の中に漂うイメージで、波紋音の音を聴いたり動いたり、永田さんと波紋音でやり取りしたり…等でした。
参加者は、10数名の小学生とその一部の両親。
写真のキラキラした作品展示がある部屋と、スクリーンに青い海のイメージの映像が映し出された暗い部屋の二ヶ所を使いました。

(写真に写っている黒いものが波紋音です。展示で銀色のキノコみたいなのがたくさん並べられていて、光に反射してキラキラしています。)

まず、永田さんが波紋音を持って部屋を歩きながら鳴らしていきます。
目をつむって聴く子も。
今度は、永田さんが一人一人の所へ行き、一人ずつ波紋音を持ってもらい永田さんがその上から鳴らしてみると…不思議!持つ人によって、音が違って聴こえてきます。

その後、永田さんと波紋音を一つだけ使って一人ずつ即興セッション。
波紋音は、鉄のスリットドラムの一種ですが、決まった音階はなく、一つとして同じ音のものはない楽器(一点ものの造形作品)です。
しかし、さすがは小学生。それぞれ個性的に、面白い音やフレーズ、リズムを出していました。

あと、オトフラシという、波紋音を作った作家さんの別の楽器(小さな鉄の玉などを入れて振って鳴らすもので、小さくて繊細な音がします。)
の音を聴いたり。

その後、隣の暗い部屋へみんなで移動。


暗い部屋の方では、写真にあるように、海のイメージの青いスクリーンに自分たちの影をうつして、影絵にして波紋音の音を聴きながら動いて遊びました。

はじめは緊張してなかなか動けなかった子たちも、音と暗闇、映像の効果もあって、だんだんほぐれていき、様々な動きや関わり、アイディアが生まれました。

途中で、たむらひろしさんが、両耳に筒を当て音の変化を楽しむ道具(たむらさん作)を出し、それをみんなで耳に当て、音を聴きながら動いていました。
筒は、短いものから数メートルの長いものまであり、短いものは音が高く、長いものは音が低く聴こえるようです。
(要は、マリンバなどの楽器の管と同じ原理)

残念ながら、今回は参加者としてではなく、お手伝いとして入ったので、その筒を使った音の変化は体験出来なかったですが。

みんなとても集中して楽しめていたようで、40分くらいずっと暗い部屋の方で動いていました。
観ている方も、飽きることなく楽しかったです。


その後、またキラキラの展示の部屋に戻り、休憩後に寝転がったりリラックスしながら、永田さんの波紋音演奏を聴いたり、
アサラトと波紋音の即興セッションを聴いたりしました。

アサラトは、ヒモで繋がれた二つの丸い玉を手にひっかけて、回したりしてカチカチ鳴らす楽器です。
みんなアサラトに興味津々!で、わっと近くに集まって観ていました。

最後に、参加者に感想などを絵や文で書いてもらいました。
楽器や展示作品の絵を描く人、気持ち良さそうな表情で音を聴く人たちの絵を描いた人、大人以上!の素晴らしい文章で感想を書く小学生の女の子などいました。

私も参加者ではなかったけれど、楽しくて貴重な体験が出来ました。