不愉快な態度は友を失う。試練こそゴルフの本質と知れ。 | 地盤屋神主の開運術

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私はゴルフをしますがあるゴルフ場でゴルフの格言を掲げていました。6項目ある中の一つに次のようなのがありました。

 

「何があっても腐ってはならない。不愉快な態度は友を失う。」というものです。

 

例えば一日の最初のスタートホールで10打の大たたきをしたとします。今日一日ベストスコアを目指して何日も前からコンディションを調整し練習も重ねてきたのにがっくり落胆です。ここで不用意に「今日は一日がもう終わり」などと発言したらどうでしょう。

 

周りの人はスリーパットしてもあきらめることなく我慢して集中力を切らさないように頑張っているのです。そのようなときに同伴者の不愉快な言葉は誰だって聞きたくないのです。

 

これは日常生活にも言えることです。例えばチョットした嫌なことでドアをバタンと閉めたとします。いわゆる不愉快な態度です。これは周りの人の気分まで害することになります。

 

あまりこのようなことが続くと友達同士なら段々と離れていきますが、同居する家族であればいやでもそばにいるわけですので離れていくわけにはいきません。

我慢することになります。この場合はその場で注意することが必要で、時間がたつと効果がありません。

遠回しに注意することが必要です。

何回か続いて気になるようなら「なにか嫌なことでもありました?」ぐらいが良いのではないかと思います。

機嫌が悪い人にはその原因を聞いてあげることで収まることが多いと思います。

 

次にはゴルフの格言に「いかなる局面に遭遇しようとも己の有利にふるまってはならない。試練こそゴルフの本質と知れ。」という言葉があります。

 

これには以前感動したことがあります。初めてラウンドした人でしたがあるホールで私はその人は4打でホールアウトしたと思いましたが、申告されたのは5打というのです。

 

なぜかと聞いたらラフで素振りをしたときにボールが動いたので1打の罰だと言われるのです。

まあ黙っていれば誰も見ていないので分からないことですが、正直に申告するのには感動しました。その方は「だれも見ていないけれど神様がみている。」とおっしゃいました。

 

これはゴルフに限らず誰も見ていないからと言って犬の散歩でフンの処理をしないなどのマナー違反を平気でするのと同じことになります。「神様がみている」という感覚で平時からおられるのは立派なことです。

 

ゴルフをされない方は止まっている白い球を打つだけで、どこがおもしろいのかと思われるかもしれませんが、人生にいろいろと役に立つことも多くありますのでご紹介しました。