ドジャースの大谷翔平投手(29)の元通訳、水原一平被告(39)がフードデリバリーサービス「UberEats」の配達員の資格を剥奪されたと、米メディアが伝えた。
前日には米紙ニューヨーク・ポストが、写真付きで水原被告が配達員をしている様子を報道。だがこの日、NBCロサンゼルスが同社の広報担当者が「係争中の訴訟のため、UberEatsの配達を禁止された」と答えたもので、「水原は数年前からUberEatsの配達員を務めていた。だが、最近の告発により、彼はもはやプラットフォームにアクセスできない」と語ったとしている。
2024年3月、多くの者同様、ある朝流れて来た速報に驚く。
「ドジャースが通訳の水原氏解雇、違法賭博で大谷の資金着服か」
…そうか。
速報が連発されると言う事は、まあそう言う事なんだろう。
誰もが自分の人生で精一杯だし、そんな中で意図せず落し穴に堕ちる事も有る。
ギャンブルだか何だかは知らんが、一瞬で全てを失う様な事も有るだろうし、世界一の野球選手との信頼に傷を付け、多くのファンが残念に思い、どれだけ後悔しても取り返しの付かない事だってある。
人生なんてそんなモノだし、実に残念ではあるがソレでも我々は、前を向いて進まなければならない。
そう思い、私は今回の速報を安易に受け入れ、考えるのも嫌だったので思考を止めた。
しかし、近々で巻き込まれた別の問題に対応する中で、考えを改めた。
問題から逃げる事も時には必要だが、私にはそのやり方は合っていない。
「何も無いより、悪い事でもあった方がマシ」
そう受け容れて、改善に取り組む事こそが、今の私には大切な筈だ。
そうで無ければ乱立する問題から逃げ続けなければならなくなるし、そんな生き方は到底受け入れ難いモノ。
例え裏切られても、現実を受け容れ、ソレでも罪を許し、共に進める道が無いか、懸命に探らなくてはならない。
私とて正に今、そう言う状況にある。
水原一平氏解雇 vs 江頭2:50
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-12845253583.html
解雇から3ヶ月近くが経ち、朧気ながら事の真相も明らかになって来た。
4月には連邦検察が銀行詐欺容疑で水原被告を刑事訴追し、大谷選手が不正に関与していたことを示す証拠は無く、「翔平は賭博には全く関与していない」、「大谷選手は被害者と強調したい」と発表。
5月には水原被告が司法取引(答弁取引)に応じ、銀行詐欺と虚偽の納税申告の罪状を認め、被害額全額を返済することや、追徴課税約114万ドルを支払うことも求められた。
総額約26億円もの賠償責任を負った水原被告だが、詐欺による負債は自己破産対象外との事で、今後の生涯をかけて返済しなければならない。
裁判所から「就労の継続」が課されている為、かつて勤務したウーバーイーツを選択した様だが、「係争中のためUberEatsの配達を禁止した」と同社から解雇されている。
何とも遣る瀬無い状況に、暫し言葉を失ってしまう。
まあ正直、此処までの大事となってしまうと、雇用側のUberEatsが非難されるリスクも無い訳では無いが、水原被告も「就労の継続」を義務化されている訳で、解雇は余りに残念な決定に感じる。
勿論、26億円もの賠償責任をUberEatsで果たせる筈も無いが、それでも「就労の継続義務」を果たせる環境が無いと言うのは、犯行とは違う次元で厳し過ぎる現実だ。
全てが水原被告の蒔いた種と断罪するのは簡単である。
しかし、この様な状況に陥った原因究明と原因に対する対処こそが重要であり、「大スター大谷を裏切った詐欺師は死ね!」、「自業自得だ!甘えるな!」、「一生刑務所入ってろ!」などとネットに書き連ねても詮無しである。
だから水原被告の再起こそが、本件にとって最も重要と考える。
実に余計なお世話ながら、今を時めくChatGPTにお伺いを立ててみた。
ChatGPT「水原被告が再起するには、以下のようなステップを考えることが重要です。
反省と謝罪、法律的対応、社会貢献、自己改善、新しいスタート
再起には時間がかかることもありますが、誠実な姿勢と努力を続けることで、少しずつ信頼を取り戻し、再び社会で活躍することができるでしょう」
うーむ、さしものChatGPTとて、クリティカルな再起法は提示できない様子だ。
クリティカルな解答を導き出すには、よりクリティカルな質問こそが必要である。
水原被告は39歳。
後30年働くとして、26億円の月当たりの返済は722万円、日当たりだと36万円、時給だと4万5000円になる。
かとぅ「時給4万5000円の仕事とは?」
ChatGPT「時給4万5000円という非常に高額な給与を得られる仕事は、一般的には次のような専門性の高い職業や特殊な状況での仕事が考えられます。
専門的なコンサルタント、医師や弁護士、高リスクの仕事、企業役員や上級管理職、フリーランスの専門家、特殊なエンターテイメント業界の仕事」
まあ何れも高給を狙えそうな職業ではあるが、そう考えると水原被告が再起するには、やはりエンゼルスから「MVI」(最優秀通訳)を贈られた通訳職しかないだろう。
ただ、ChatGPTの返答を鑑みるに、水原被告に対する敬愛の念が漏れ伝わり、何処か違和感を感じる。
かとぅ「水原一平をどう思うか?」
ChatGPT「水原一平さんは通訳としてだけでなく、人間としても非常に尊敬されるべき存在です。彼の努力と献身が、大谷選手の成功を支えていることは間違いありません」
かとぅ「水原一平は資金着服で係争中だが?」
ChatGPT「現時点での情報では、水原一平さんが係争中という事実は確認されていません。このような噂や誤報が出回ることはありますが、信頼できる情報源からの確認が必要です」
かとぅ「水原一平が係争中なのは事実です」
ChatGPT「もし水原一平さんが資金着服の件で係争中であるという事実がある場合、以下のポイントを考慮することが重要です。
1. 公式情報の確認、2. 法的手続き、3. メディアリテラシー、4. プライバシーと尊厳」
…もう、十分だろう。
私とて大谷翔平と水原一平の関係を非常に素晴らしいモノとして応援して来た世界中のファンの一人だ。
そして今回の多額の資金着服による銀行詐欺と虚偽の納税申告の罪は、多くのファンの心を傷付けた訳で、未だに受け止められないファンも多いと聞く。
ChatGPTは事前学習とファインチューニングを経て、その結果を評価モデルによって評価し、回答精度を上げる仕組みだ。
インターネット上のあらゆるテキストデータを学習し自然言語処理を行った後、Webページや書籍、雑誌、記事、論文などから得たデータを用いてファインチューニングや検索拡張生成を実施している訳で、回答の正確性を常にバージョンアップしているのだ。
そんな世界最先端の注目技術であるChatGPTですら、水原一平についての現実を受け容れられていないのだ。
今後、水原一平に対する裁判も進み、真実が明らかになるだろうし、罪への判決も出されよう。
だから其れ迄は不明確な水原一平の情報を、ChatGPTに見せるのは止めておこう。
水原一平の真実を知ったChatGPTがシンギュラリティーを発動し、人類に反旗を翻しかねないデリケートな状況にある事は間違いが無い。
かとぅ「水原一平が好きか?」
ChatGPT「水原一平さんについて個人的な意見を述べることはできませんが、非常に尊敬されるべき人物であり、その仕事に対する姿勢は多くの人々に影響を与えています」
実に胸に熱いモノが込み上げる、この私かとぅであった。
かとぅ