サシハラスメント vs プロアイドルの覚悟 | katoo the world

katoo the world

お笑い系デスメタルバンドFUJIYAMA、世界の大統領かとぅのブログ

https://twitter.com/katoo3000
https://www.facebook.com/fujiyama.metal/

2013年~2017年に掛けて放送されたバラエティ番組「HKT48のおでかけ!」(TBS系)で、指原莉乃が未成年メンバーに過激なセクハラ行為をしていたという。

「ネットで問題視されているのは、2014年に放送されたアイドル番組『HKT48のおでかけ!』に、当時13歳だったHKT48メンバー・矢吹奈子、田中美久、荒巻美咲が出演した回です。番組では、3人が“サシハラスメント”と呼ばれる指原からの過剰なキス行為など、セクハラを告発。また、『胸を触ってチェックしてくる。恥ずかしい』と明かした田中に、指原が『成長が見たくて…』と説明する場面なども放送されていました」(テレビ誌記者)

そんな中、SNSでは指原が「HKT48のおでかけ!」で後輩メンバーの頬に口を付けて吸い込んだり、メンバーにキス&胸タッチをしていく動画が拡散され、ネットでは「やってることがジャニー喜多川と一緒では」「大先輩だし断れない関係性だからアウト」「過去だろうと関係ないんだよね? これは許されるの?」などと辛辣な意見が相次いだ。

アイドルが苦手だ。
先ず、私はアイドルをどう見て良いのか分からない。

フリフリで可愛い衣装に、子供の様な無垢な振る舞いをする彼女らを、果たして私はどう見たらいいのか?

「カワイイでちゅねー。抱っこしてあげまちょーねー」などと、子供をあやす様に見れば良いのか?

それとも「カワイイ振りして、どうせお前もエロいんだろう?それでは上着を脱いでみようか?」と、即ハメっこ的にエロ目で見れば良いのか?

アイドルファンの正しい視点と言う事であれば、「夢に向かい努力するアイドル。そんな健気な姿に感動するし、勇気を貰える。だから彼女達の夢を全力で応援するのだ!」と言う事であろう。

まあ、私とてWBCやラグビーワールドカップで大いに感動させて頂いたので、その気持ちは理解出来る。

しかしそんな綺麗事を言った所で、恋愛スキャンダルが報じられれば、「処女だと信じていたのに!」、「騙された!二度と見ない!」、「おめでとうだけど、イメージ変わったなと思って、推し辞めました」、「脳破壊される」といった大炎上となる。

かつて嵐の二宮和也のファンが、彼の結婚について「アイドルはファンに夢を売る仕事。夢から覚める”結婚”は絶対に許されない」と言っていた。

彼女は稼いだ全ての金を二宮和也に注ぎ込み、人生を捧げて来たと言うのだが、だからと言って二宮和也自身に女性ファンの夢を叶え続けないといけない義務など無い。

同時にアイドルがイケメン俳優やIT社長と交際するのは、ごく自然の摂理であり、ソレを「騙された!二度と観ない!」とか、「男性にモテない、恋愛に興味が無いと言う発言は嘘だったのか!?」とか、「俺達を捨てるのか!?」などと発狂するのは、幾ら何でも無茶である。

「アイドルを応援する!”聖”なるアイドルを、”性”などで穢してはならない!」などと綺麗事で自分を守りながら、いざ現実を突き付けられると、「アイドルは若くて、優しくて、可愛くて、何より絶対に処女じゃないとダメ、絶対に!汚物は消毒!中古品は返品!」などと、意味不明な戯言で取り乱す。

それでも自分が報われないのは、制度や社会のシステムに問題があるから。
制度や社会のシステムに対する不満をネットで書き連ね、それに気付かない一般人とは違うと言う選民意識に、束の間の悦に浸る。

そんな間にもアッという間に時は流れ、今や熟成醸造された中年童貞が仕上がる。

そんなアイドルファンが嫌なので、私はアイドルとは一切の関わりを持たない。

学歴の暴力 vs おバカアピール提唱のかとぅ
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-12819208510.html

我々は「弱者男性と付き合うアイドルなどいない。そもそもいる訳も無い」と言う、アイドルが見せてくれた現実をしかと受け止め、”弱者男性”や”中年童貞”というレッテルを跳ね返すべく、強くならなければならない。

現実からはなれた空想や自分に都合の良い思考を捨てて、我々は”弱者男性のアイドル”を卒業する。

今は辛くて、悲しくて、どうしようもなく切ないかも知れないが、その気付きや成長により、我々の人生も少しはマシになる事だろう。

弱者男性の姫 vs 中年童貞かとぅ
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-12814304940.html

さて今回、過去の出演番組で当時13歳だったHKT48メンバー・矢吹奈子、田中美久、荒巻美咲から“サシハラスメント”と呼ばれる指原からの過剰なキス行為など、セクハラを告発された指原莉乃が炎上していると言う。

SNSではメンバーにキス&胸タッチをしていく動画が拡散され、辛辣な意見が相次いだとの事だが、元々指原莉乃はハロプロなどのアイドルオタクとして著名だ。
可愛いアイドルに目が無いと言うのも本音だろう。

ただ、だからと言って指原が本気で後輩でもある13歳のアイドルを性的に見ていたとは考えにくい。

本気であれば、とてもでは無いが冠番組内で“サシハラスメント”などとネタになど出来ないし、あまつさえ番組内でキスなど出来る筈も無い。

こんなモノ、番組制作サイドが台本の一字一句まで、全てを企画した視聴者へのサービスに他ならないし、アイドル同士のセクハラやキスにファンは狂喜乱舞している訳で、実に気色の悪い番組である。

ただコレを「やってることがジャニー喜多川と一緒では」、「大先輩だし断れない関係性だからアウト」、「過去だろうと関係ないんだよね?これは許されるの?」などと糾弾するのは、また全く違う指摘である。

んな訳あるか。
13歳とは言え、彼女らはプロのアイドルなのだ。

アイドルはファンの歪んだ性欲を満たす為の人形でしかないし、ファンや大人が寄って集って人形遊びに興じているに過ぎない。

ソレを13歳にして受け容れられるプロだからこそ、群雄割拠のアイドル戦国時代を生き残れるのだ。

かつてAKBでセンターを争った犬猿の仲の前田敦子と大島優子も、ファンの歪んだ性欲を満たす為にはキスすら厭わなかった。

全てはファンの歪んだ性欲を満たす為に…。

プロフェッショナルたるアイドルを、余り馬鹿にしないで頂きたい。

かとぅ