「富士山が見えないから切った」ホテル経営者 vs 古畑任三郎 | katoo the world

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近年、富士山が見渡せる観光地では、中国資本によるホテルや旅館の買収が加速度的に進んでいるが、地域住民は様々なトラブルに巻き込まれている。トラブルの原因の多くは、中国人オーナーが日本の常識を無視して大陸の感覚で物事を強引に進めることだ。

近々のトラブルでは「富士山が見えないから切った」として中国資本のホテルが隣人宅のヒノキ23本を無断伐採したと言う。

土地の所有者がホテルを訪れ「どういうことか?」と尋ねたが、ホテル側は「知りません。何のことだかわかりません。おたくが自分で切ったんでしょう」の一点張りだったという。

近々で自宅の近隣にマンションが建った。

8階建て程度の中型マンションなのだが、ソレでも日当たりは悪くなったし、電波障害が発生してフジテレビ系の番組にノイズが入る様になった。

近隣ではより過度な障害が出ている住宅も有る様で、自治体が交渉に動いていた様だが、まあフジテレビ系はほぼ見ないので放置していた。

しかし、ドラマ「古畑任三郎」の再放送はどうしても見たく、アンテナにブースターを噛ます事で障害は復旧したが、日当たりは悪いままである。

まあ私の自宅に関しては然したる影響も無いのだが、観光地に於ける景観は一筋縄にはいかない様だ。

何せ「富士山が見えないから切った」として中国資本のホテルが隣人宅のヒノキ23本を無断伐採したと言うのだ。

実しやかには信じられないが、土地の所有者は自宅を建築中で、不在時に無断伐採にあった様だ。

確かに富士山を見渡せる景観が売りのホテルにとって、妨げとなる雑木林は面倒なモノであろう。
当初は伐採交渉も行われたが、金額面で折り合いが付かず、事は平行線を辿っていたとの事だ。

とは言え、不法侵入の上で器物損壊となる訳で、列記とした犯罪行為である。
ホテル従業員側からも犯行の証拠となる動画も提供されたとの事で、所有者は警察に被害届と告訴状を提出したと事。

中国人経営者Aの側近は「私たちは日本の警察には捕まらない」と豪語しているとの事だが、まー日本警察を舐めて貰っては困る。

ドラマ「古畑任三郎」で犯人役の天神大学電子工学部研究助手・林功夫を木村拓哉が演じた名作「赤か、青か」では、「好きな時計台が見えなくなった」為に、邪魔な観覧車の爆破計画を立てる。

早々に追い詰められ、自白する林の我儘過ぎる動機に、古畑は思わず頬にビンタを張る。

刑事による暴力は、特別公務員暴行陵虐罪と言う重罪だし、古畑は犯人に対しては「お察しします」などと、同情するケースが多い訳で、感情的な古畑とは実に意外なラストであった。

コメディー要素の強い古畑任三郎に於いて、古畑が犯人に手を挙げたのは、この放送回のみと記憶する緊張感溢れる傑作である。

その理由が爆破予告された観覧車に、古畑の部下である西村雅彦演ずる今泉慎太郎が乗っていたからかは存じ上げないが、「私たちは日本の警察には捕まらない」などと言っている中国人経営者Aには、古畑のみならずともビンタを張りたい想いである。

ちなみにアンテナにブースターを噛ませた事で拝見出来た「古畑任三郎」の再放送は、石黒賢がニセモノ霊能者を演ずる「殺人公開放送」だった。

悪くは無いが、欲を言えば全シリーズ42話が制作された中でも、私にとってのベストバウトである第1シリーズの名作「殺人特急」が良かった。

鹿賀丈史演ずる天真楼病院の外科部長・中川淳一が、不倫の現場を押さえられた興信所の所長・宍戸隆を新幹線内で殺害する、コメディ要素の強い本ドラマに於いて、珍しく真っ当なミステリー仕立てである。

それも、田村正和と鹿賀丈史と言う両雄並び立つ余りに豪華な演出に加え、初めて古畑が追い込まれる(かに見せる)、中川の鬼気迫る演技には暫し唖然としてしまう。

いや実は本作は、「鹿賀丈史演ずる天真楼病院の外科部長・中川淳一」と言うのが、同じく三谷が脚本を手掛けたドラマ「振り返れば奴がいる」そのままであり、設定からしてパロディーではあるのだが、「振り返れば奴がいる」がオチとしてしっかり回収されるのも、実に痛快な回と言えよう。

ちなみに2021年4月に亡くなった田村正和の生前から、幾度か「古畑任三郎」の“復活プロジェクト”の話が上がった。

2024年の現在に於いても、リメイクは成されていないが、実に余計なお世話ながら私なりのリメイク版「古畑任三郎」のキャストを発表させて頂く。

どうぞ、盛大な拍手と歓喜を以てお迎え頂きたい。

今泉慎太郎役:児嶋一哉

向島音吉役:井ノ原快彦

西園寺守役:アイクぬわら

桑原万太郎役:タイムマシーン3号・関太

今泉慎太郎=児嶋一哉に関しては、既に2016年2月にそのキャスティングを推挙させて頂いている。

…と言うより、若かりし西村雅彦と児嶋一哉はドッペルゲンガーと言っても過言では無い類似感だ。

一瞬、今泉慎太郎役に鳥肌実を押したくもなったが、映画「けものがれ、俺らの猿と」出演時の、実に20年前「モッズ系猛禽類」当時で無ければならない為、現在の金正恩スタイルではお話にもならない。

そして、主演の古畑任三郎役だが、コレばかりはスマナイ。
一人に絞るのは困難を極める。

田村古畑を継承するのであれば、稲垣吾郎であろう。
木村拓哉の古畑モノマネには感嘆したが、それでは単に田村古畑の焼き直しとなってしまうので、違和感は無いかも知れないが、リメイクの意義も希薄となる。

最終候補と噂された阿部寛やオダギリジョーも、決して悪くは無いが、どこかズレたキャスティングと言わざるを得ない。

古畑任三郎の元ネタである「刑事コロンボ」を演じたピーター・フォークに寄せるのであれば、蛭子能収ないしつぶやきシローはいかがであろうか?
下手に出ておきながら、ネチっこい追求を繰り返す怪演は中々の緊迫感を醸し出す事であろう。

令和の古畑に刷新するのであれば、私はGACKTを推したい。
数々の作品で二枚目役として存在感を示すGACKTだが、「翔んで埼玉」の麻実麗役など実は三枚目もイケるお茶目さも持っている。

コレは田村正和も古畑任三郎を演ずる中で、二枚目の殻を破った訳で、GACKTの新たな側面が同時に古畑任三郎の新たな側面を照らす事となろう。

リメイク版「古畑任三郎」 vs キャスティングのかとぅ
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-12608506541.html

西村雅彦 vs 児嶋一哉
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-12126704043.html

たい焼 vs 今川焼 vs 古畑任三郎
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-12387855835.html

中国人経営者Aの頬にGACKTがビンタを張るのであれば、札束を使うのが似合う。

また田村古畑の登場は自転車がセオリーだったが、GACKTであればセグウェイが馬鹿っぽくて良いだろう。

かとぅ