農家の闇 vs バンドマンかとぅの転落 | katoo the world

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畑に除草剤成分を含む液体がまかれ、出荷直前のニンジン64万円分が枯れてしまう事態に…。農家が悲鳴を上げる事件が発生した。
そして逮捕されたのはなんと、隣の畑の農家。一体何があったのか。

「本来ここまでずっと青々としています。こんなんじゃないです。多分除草剤だと思います」
こう話すのは、鳥取県米子市で農業を営む女性。
畑を見ると、青々としたニンジンの葉がみられる一方で、葉が黄色や茶色に枯れてしまっているニンジンも数多くある。

夫と一緒に市内で育てているニンジン畑に除草剤をまかれ、その一部が出荷できない状態になったと言う。

永らくバンドをやっているが、メンバーとの関係は中々特殊なモノと感じる。

基本的に自分のバンドは仲は良いし、何は無くとも集まれる友達と言える関係である。

しかし、実際にその様な人間関係を作れているバンドは実に希少だと思える。

組織に於ける人間関係など割り切ってしまえばそう言うモノなのかも知れないが、誰かがいなくなればその者の陰口を叩き、陰口を叩いていた者がいなくなれば、別の者が彼の陰口を叩く。

そういう陰口が私は苦手なので、そう言う場は極力避けているのだが、その意味で私も格好の陰口の的とされている事であろう。

まあ、表立って「お前は最低の人間だ」と言われた事も一度や二度では無いので、そう言うモノとして受け入れてもいるし、改めてこの場に於いて謝罪させて頂きたい次第でもある。

ゴミン、ホントスマヌ~。

さて今回、畑に除草剤成分を含む液体がまかれ、出荷直前のニンジン64万円分が枯れた農家の話を聞き驚く。
犯人は何と隣の農家だと言うから、戦慄が走らざるを得ない。

ただ、この手の話は昔からも良く有ったし、農家あるあるなのだろう。

私の知人に農業を営んでいる者がいるが、地元の消防団や自治会など何やらの団体に所属する事が義務付けられ、何は無くとも寄合で集まり、飲めない酒を飲まなければならないと聞く。

「そんなの辞めれば良いだろうに」と言った所、「いや、辞めたらソコに住めなくなる」と自分の感情を打ち消すかに言っていたのが印象に残っている。

何でも畑を荒らされたり、作物を窃盗されたり、ビニールハウスを破られたり、温度管理用のインバーターを壊されたりと言った嫌がらせは横行しており、夜間や台風時でも監視カメラの確認は怠れないと言う。

田舎でのスローライフを夢見て移住してきた若者が、そんな人間関係に怖れ慄き都会に逃げ帰ると言うのは、近々で話題となる田舎暮らしの闇で顕著だ。

此処近々で田舎暮らしのトラブルを聞く。

 

YouTubeチャンネル「りんの田舎暮らし」では、北海道阿寒郡にあるわずか人口2500人の鶴居村に移住したりんさんのチャンネルだが、地元の男性A氏の「2人で会いたい」という誘いを断るうちに「悪いうわさが増えていった」という。

こうしたなかで脅迫や村八分状態となったりんさんは「『村の自宅が数人の男性に襲われる』と情報提供がありました」とも告白し、すでに村を出たことを報告した。
現在では逃亡先の知床半島に潜んでいると言う。

YouTube「厳戒集落で暮らす」では人口126人の愛媛県新居浜市別子山へ移住した家族の生活が描かれるが、住民との度重なるトラブルに巻き込まれる。
自宅に原因不明の火災が発生したり、精神的苦痛で倒れた末、半年も経たず集落から逃げ出した。

2013年7月、山口県周南市の限界集落で、僅か12人の住民のうち、一夜にして5人が殺害され、うち2軒の家が燃やされた山口連続殺人放火事件も、「つけびして 煙り喜ぶ 田舎者」と言う奇妙な犯行声明も合わせて、決して記憶から薄らぐ事は無い。

また、福井県池田町の広報誌に掲載された「池田暮らしの七か条」に、移住者への提言として「都会風を吹かさないよう」「品定めされることは自然です」といった表現があり、一部で批判が出ていると報じられた。

是等、陰湿な田舎の風習が起こした闇深すぎる数々の事件を前に、やはり本質的に恐ろしいのは”人間”である事を痛感する。

当ブログでも何度か紹介させて頂いている日本のヴィレッジサスペンス漫画「ガンニバル」が面白い。

世界各地に根付いていたカニバリズムをテーマに、日本の限界集落「供花村」で起こる殺人事件や慣習を描いたサスペンス作品。

カニバリズムと言ったタブーや、映画「ウィッカーマン」をモチーフにした集落に伝わる人身供養の奇祭、複雑に入り乱れた人間関係や心理戦、そしてアクション作品としても、実に興味深い作品である。

しかし、それ以上に本作の主題は、供花村で暮らす村人独自の価値観である。

独自の価値観を護る為に、逆らう者には圧倒的な恐怖心を与え、支配する。

有難迷惑の押し付けから始まり、幼稚な嫌がらせやイヤミから、精神を崩壊させる迄の過程をまざまざと見せ付けられる。
洗脳に等しい監視社会の極北がリアルに垣間見れるのだ。

そのリアルさは、先述の山口連続殺人放火事件や映画「八つ墓村」のモデルともなった津山三十人殺し事件と言った、限界集落に於ける恐怖支配と狂気を実に生々しくパッケージしたモノである。

りんの田舎暮らし vs 限界集落の闇
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-12802581155.html

池田暮らしの七か条 vs ガンニバルか?はたまた花園メリーゴーランドか?
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-12789369655.html

大阪自民のバカ公約 vs 石景山遊楽園
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-12796818622.html

恐ろしいが農村における人間関係は、共通の組織に於ける相互監視によって成り立っていると言わざるを得ない。

しかしソレは、バンドと言う娯楽の場に於いても、明確に存在する闇だ。

私のバンドの周りにも妙な連中はいる。

打ち上げで裸になり、自らの陰毛に火を付けた者が店員から殴られていたが、一歩踏み外したら私もその立場に追い込まれるやも知れない。

そう考えるとゾクゾクッと、股間に熱いモノが込み上げずにはいられないのだ。

かとぅ