米国テキサス州ヒューストンのメキシコ料理店でおもちゃの銃を持って食堂を襲おうとした強盗が、客が撃った本物の銃に撃たれて死亡する事件が発生した。
当時、食堂には10人の客がいて、何人かの客は床に伏せて所持金や財布を犯人に渡した。
犯人が出口に向かって背を向けたとき、客の1人が前に出た。この男性は犯人が背を向けている間、自分が所持していた銃を出して犯人に向かって撃った。
ヒューストン警察は、男性が少なくとも9発を撃ち、そのうち1発は犯人の頭に当たったと発表した。男性は犯人が奪った所持品を持ち主に返した後、食堂を出た。
また、犯行に使われたのはプラスチックの銃であることが分かったと発表した。警察は犯人の身元は不明で、20代と推定されるとした。
此処近々で日本も随分と落ちぶれたと実感するが、銃犯罪が無いだけでも良しとすべきかもしれない。
そう感じずにはいられない愚かな事件が発生している。
まあ、正直な所、プラスチックの銃で強盗に入った犯人も愚かだし、幾ら正当防衛とは言え、犯人に9発も発砲した男性も尋常では無い。
そもそも銃の所持を認めているアメリカこそが、世界的にも異常な事なので、同じ尺度で論ずる事は不可能であるが、いい大人が自らの責任に於いて銃を扱うと言うならば未だ良い。
問題なのは2021年、米国では子供による銃の誤射が相次ぎ、実に111人が死亡している現実にある。
12歳少女がライブ配信中誤って従兄弟を射殺、その直後に自殺した痛ましい事故。
米2歳男児が銃で自らの頭を誤って撃ち死亡した事故。
そして、小学校1年生の児童が、「叱られた」という理由から教室で教師を銃で撃ち重傷を負わせた事件。
他人事ながら子供が巻き込まれる現状を前に、もうそろそろ銃は規制した方が良いと、余計なお世話ながらも言いたくもなる。
あと、アメリカの犯罪動画では、往々にコンビニや飲食店が襲撃されるが、何故もう少し現金が有る店舗を襲撃しないのか?
レジに入れている現金など多くとも300ドル程度だろうし、小分けに金庫に移動させる訳でリスクに対してリターンは少ない。
普通に考えれば地道に働いた方が稼げる筈なのに、銃と言う人には過ぎた力を手に入れてしまうと、そんな常識も歪められてしまうのだろうか?
何れにせよ、銃はもう置いて、ドーナツでも食べたまえ、HA!HA!HA!
かとぅ