兵藤和尊 vs ヒカル vs 焼き土下座宮迫 | katoo the world

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人気ユーチューバー、ヒカル(31)が発表した大型企画が注目を集めている。

賞金1000万円を賭けてサバイバルゲームに挑戦する「下剋上?~人生最後の一攫千金~」で、金を必要としている人が対象。企画は新番組としてYouTubeで公開される。


ヒカルは投稿した動画で企画を発表し、「お金に困っている人たちを集めて戦ってもらって、最後まで勝ち抜いた人に賞金1000万円!」と説明。

「簡単に言ったら『リアルカイジ』ですね」と人気ギャンブル漫画「カイジ」シリーズになぞらえて趣旨を伝えた。


共同で開催するユーチューバー、相馬トランジスタはカメラ目線で「見てるか? おい、クズのやつら。ここで立ち上がらなかったら、一生負け組だぞお前ら」と挑発。

ヒカルは田口被告に資金提供していた事が明らかになったばかりとあって、ネット上には「田口絶対出るやん笑」「誤送金王子出てコーイ」などの声が上がっている。


カイジが好きだ。


ギャンブルによる一獲千金を求める多重債務者と、弱者の苦しみや足掻きを至高の愉悦とする絶対的富裕層との対決を描いた漫画だが、まあそんな対決は良いとして、この漫画の面白いのが、「馬鹿の、馬鹿による、馬鹿の為の、馬鹿」と言う部分にある。


絶対的権力者である消費者金融大手「帝愛グループ」会長、兵藤和尊の愉悦の為に、右往左往しながら何とか企画を検討する利根川幸雄以下部下の黒服集団。


会場に集まった参加者を前に利根川が一喝する。


FUCK YOU!ぶち殺すぞゴミめら!お前たちは皆大きく見誤っている!この世の実態が見えていない!まるで3歳か4歳の幼児のように、この世を自分中心、求めれば周りが右往左往して世話を焼いてくれる。そんな風にまだ考えてやがるんだ。臆面もなく。甘えを捨てろ!」


「ククク、貴様らの希望を打ち砕く悪魔的ゲームの登場だ!」として紹介されるのが、カードゲーム「限定ジャンケン」。


様々なルールは有るが基本的にはカードに書かれたグー、チョキ、パーで参加者自身がジャンケン勝負をするのだ。


ジャンケンで良いのか?

ソレで「帝愛グループ」会長、兵藤和尊の愉悦は満たされると言うのか?


確かに限定ジャンケンではカードが12枚、パターンは勝ち・あいこ・負けの3通りなので、単純に考えると312乗=531441通りとなる。

ただし、生命線である星がゼロになるとその時点で負けなので、531441よりも少なくなるケースも出る。


更には勝負前に全参加者に最低100万円、最高1,000万円(30歳以上は最高500万円)が貸し付けられ、この金の使い方は一切自由とされるので、実は奥深いゲームなのかも知れない。


まあ、そんな事は置いておいても、理不尽な状況下に於いても決して挫ける事無く、会長の為だけに全てを捨てて戦う取締役利根川幸雄が笑う。


基本的に「ククク、奴らはクズ。救い様も無い多重債務者だ」などとダンディーに佇むのだが、兵頭からの罰により「焼き土下座」なる拷問を受け、帝愛を追われる事となる利根川。


この辺りの裏事情を描いたスピンオフ漫画「中間管理職トネガワ」が、同じ中間管理職として実に身に積まされるのである。


だから、私は専務取締役である利根川幸雄は支持するが、「帝愛グループ」会長、兵藤和尊には正直残念な想いでいる。

悪には悪のカリスマがが必要なのだ。


カリスマと言うには余りに人間性の破綻する兵藤和尊を、私には支持など出来ない。


同様の意味で、人気ユーチューバー、ヒカル(31)が発表した「下剋上?~人生最後の一攫千金~」で、金を必要としている人が対象。企画は新番組としてYouTubeで公開されると言うが、一切の関心を持てない。


兵藤和尊をヒカルがやるとでも言うのか?

烏滸がましいにも程があろう。

貴様はその足元にも及ばぬわ!


ただ、利根川役を宮迫博之で焼き土下座をやると言うのであれば、0.2秒程度は観ても良いかも知れない。


早速、牛宮城から鉄板を持ってきたまえ。


かとぅ