河野太郎ワクチン担当相は「不妊になる」「遺伝子を組み替えられる」など、ネットで広がっている7つの情報について、「ワクチンデマ」として否定し、注意を呼びかけた。
また、医師免許を持った人物による不正確な発信や、イデオロギーや収益目的の拡散もあるとして警鐘を鳴らした。
ファイザー社やモデルナ社のワクチンをめぐり流布している7つの言説について、科学的根拠がなかったり、明らかな誤りであったりするとして、改めて否定した。
人類の歴史はウイルスとの戦いであったとの説も有る。
是迄、人類を脅かした甚大なるウイルス被害を調べてみた。
・天然痘:50年で人口が8000万人から1000万人に減少
・ペスト:ヨーロッパだけで全人口の1/4~1/3にあたる2500万人の死亡といわれる
・新型インフルエンザ(スペインかぜ):世界人口18億人中4000万人以上が死亡
第二次世界大戦での死亡者数が8500万人とも言われるが、人の意思が絡まないウイルスこそが、神の裁き、悪魔の仕業と恐れられるのも無理は無い。
この記事を執筆している現在、新型コロナウイルスに1億8000万人が感染し、389万人が亡くなっている。
上記の感染症に比較すればその被害は抑えられてはいるが、未だ収束は見えない訳で、決して楽観視など出来ない。
感染者中の致死率2.1%が高いかは私には分からないが、そもそも死亡者にとってはその結果こそが100%になる訳で、普遍化する今だからこそ改めて、新型コロナウイルスの脅威を知るべきであろう。
そう考えれば、ワクチンこそが感染防止の切り札になる筈なのに、その効果を疑問視する所か、荒唐無稽なデマが横行しており、世界の大統領たるこの私、かとぅも呆れる程である。
新型コロナワクチンの接種が始まる以前、私は1枚の絵を拝見して言葉を失った。
注射器に入る液体ワクチンに対して、「主要成分は水銀。水銀は中枢神経・内分泌器・腎臓などの器官に障害をもたらし、口腔・歯茎・歯にも損傷を与える。 高濃度の、もしくは低濃度であっても長時間水銀の蒸気にさらされると、脳に障害を受け、最終的には死に至る。 水銀およびその化合物は、特に胎児や幼児に対して有毒である」と言う由の記載が有った。
実際にワクチン防腐剤のチメロサールの半分が水銀で出来ているが、1回分0.5ccのワクチンには50μgのチメロサールしか入っていないと言う。
水銀にすれば25μgだがマグロの赤身60gからトロ80gに相当する水銀量であるから、赤身であれば6枚、トロであれば8枚食べるのと同量である。
水銀の致死量は0.2~0.4gであり、赤身であれば10万枚、トロであれば15万枚食べると水銀中毒で死亡するが、恐らくその前に何らかの疾患で死ぬ。
人工甘味料や化学調味料なども同様に、発ガン性や人体への影響の指摘が出るが、「1日10Kg摂取したら発ガン性リスクがある」と言う様な、無茶な理論が往々に振りかざされる訳で、こういう情報を鵜呑みにするリスクは新たなるリスクを生む事となる。
今回、河野太郎ワクチン担当相が否定した「ワクチンデマ」は下記。
(1)「実験用のネズミが2年で死んだ」「ネコがすべて死亡した」
(2)「不妊が起きる」
(3)「卵巣に蓄積する」
(4)「遺伝子が組み替えられる」
(5)「治験が終わっていないので安全性が確認されていない」
(6)「長期的な安全性がわからない」
(7)「ADE(抗体依存性増強現象)が起きる」
(1)に関しては、新型コロナが発見されて2年経っていないし、ネズミの寿命は2年だから当然死ぬ。
(2)(3)(4)は放射能と勘違いしている。
(5)(6)(7)はブルース・ディッキンソンから「だから、どうした?」と言われるのがオチだ。
唐突なブルース・ディッキンソンには申し訳無いが、世界的なギタリストであるイングヴェイ・マルムスティーンが、 初対面のヘビーメタルバンド、アイアン・メイデンのボーカリストであるブルース・ディッキンソンに対して、「俺は貴族なんだ。正確には伯爵だ」と発言したと言う。
ソレに対して、ブルース・ディッキンソンは「だから、どうした?」と答えた。
いや、コレは凄い。
天才的なボケに対する、天才的なツッコミに、気絶する程笑った。
鬼殺の剣 vs イングヴェイ・マルムスティーン
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-12596684944.html
あと自分が感じるのが、「ワクチン注射は滅茶苦茶痛い」とか、「ワクチン接種後に発熱する」と言う様な副作用についてだが、曲がりなりにも致死率2.1%のウイルスである。
お前はU崎か!?
またしても唐突なU崎には申し訳無い。
説明しよう。
注射と言えば、最近も健康診断で採血されたのだが、以前カーテンで仕切られた隣の処置ブースで注射を怖がる女の子が「痛くない?痛くないの?見ない方が、イイの~?(泣)」とゴネていたのを思い出した。
ベテラン看護師は慣れたモノで「はいはい、スグ終わるヨ~、もう終わるヨ~、ハイ!もう終わり!えらかったね~」と上手くなだめていた。
苦笑いしながらも、私とて気持ちは分かる。
幾つになっても注射とは、余り気分の良いモノでは無い。
頑張った女の子にアメでもあげようかと思っていたら、ブースから出てきたのがU崎(26歳女性)だったのには驚いた。
U崎。
以前CIAで勤務していた時の同僚なのだが、私は人生で彼女ほどのビックリ人間を知らない。
地元であるアイダホからニューヨークに上京し、出社初日に私と取引先を回ったのだが、初めて見る東京タワーに感激した彼女は「一緒に写真を撮って下さい!」と私に言って来た。
人通りも多い中、自撮りで東京タワーを撮るなど、ドコのポテト女かと思いながらカメラを準備していると、「違います!”東京タワーと私”が一緒に撮るんです!かとぅさんはどいて下さい!」と言われてしまった。
駅中で急な電話対応に追われていると、キオスク前で何かをジッと見つめている。
何をしているか聞くと、「色んなキョロちゃんがいるんですッ!」。
キョロちゃんとは森永製菓チョコボールのキャラクターなのだが、キオスクでチョコボールを凝視するで無い!
しかし、ピーナッツ、いちご、バナナ、プリン、クッキー&クリーム...と、チョコボールにもこんなに種類があったのか...。
「1つ選びなさい。買ってあげるから...」と言うも、思い詰めた表情は晴れない。
結局3つ買ってあげた気がする。
仕事も慣れた頃、彼女が持ち帰った様々な案件を私が対応する事も多かった。
ある大きなプレゼンがあり、緻密な企画書を用意して取引先のある駅に降り立ったのだが、電車を降りたU崎は何故だか動かない。
聞くと下車する際、靴を線路下に落としてしまった様だ。
「助けてください!」
そう涙ながらに叫ぶU崎に「大丈夫だから...」と声をかけ、取引先に若干遅れる旨をTELする間も、彼女はバタバタと駅員を捕まえて、「助けてください、あの靴を!」と訴えているのだから、少しは落ち着きたまえ。
他にも、取引先で泣くわ、段差と言う段差でつまずいて転ぶわ、同行依頼され、ズンズンと先を歩く彼女に付いて行った結果ラブホテル...の隣の雑居ビルだったりと、まあ、色々と楽しませて頂いた。
痛くない注射器とU崎
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-11965942266.html
新型コロナワクチン vs U崎
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-12664233006.html
U崎は今回のワクチンを接種するのだろうか?
彼女の事だから、言われれば恐らく素直に受け入れる事だろう。
そう言う強さ=鈍感力は以前より持ち合わせていた女性だ。
だから、その時が来たら私もワクチン接種を受けようと思う。
U崎に遅れを取っている場合では無い。
U崎が泣かずに接種を受けられたら、看護師さんは頑張った事を褒めてあげて欲しい。
私もチョコボールを3つ買ってあげよう。
だから、泣かずに頑張ろうな、U崎。
かとぅ