昨年12月30日放送の『第62回 輝く! 日本レコード大賞』(TBS系)で、デビュー前から大人気を博していた「NiziU」は、自身の代名詞でもある〝なわとびダンス〟で社会旋風を巻き起こした、『Make you happy』を披露。
グループが楽曲披露に入ると、司会の安住紳一郎アナウンサーと女優・吉岡里帆が、ところどころでカメラに抜かれる場面が。
MIIHIが歌割りを務めるサビのパートで、吉岡が映されてしまったのだ。
カメラに抜かれた吉岡がしていたのは、おなじみのなわとびダンス。
番組サイドは吉岡のダンスに画ヂカラがあると判断したようだが、復帰直後の大舞台でソロパートを映されなかったMIIHIのファン、および「NiziU」のファンは激怒したとの事。
「NiziU」についてはその名称程度しか存じ上げないが、プロデューサーであるJ.Y.Parkについては、実に興味深く拝見している。
何の番組内で、このオーディションコーナーが放送されているかも存じ上げないが、何かで拝見したJ.Y.Parkには近年稀に見る衝撃を受けた。
先ず、見た目が凄いカワイイ。
思わず一目惚れしてしまった次第だ。
一見して思った印象は、「オカマの小型犬」であった。
そして話し方や仕草がカワイイ。
小首をかしげたり、細い目を閉じてゆっくり頷いたり、微笑をたたえて見守る姿は、往年の日出郎、山咲トオル、クリス松村を思い起こさせる女性には不可能な可愛らしさで、この私を惹き付けて離さない。
キュンキュン来るぜっ、コイツァ!
そして、J.Y.Parkが語る名言の数々がカワイイ。
「自分自身と戦って、毎日自分に勝てる人が夢を叶えられます」
「過程が結果を作り、態度が成果を生む」
「1人1人が特別でなかったら生まれてこなかったはず」
「真実・誠実・謙虚」
「頑張った人と頑張らなかった人はすぐにわかる」
「短所がないことより特別な長所が1つあることがもっと大切」
そして、「人の見えないところを、見えるようにすることが芸術です」
おおっ、年端も行かぬ女子に対して、「見えないところを、見えるようにすることが芸術」とは、何とも大胆な発言…。
だが実は、世界の大統領たるこの私かとぅも同様に考えていた。
ソレを端的に体現されているのが、我の敬愛する「デコまん芸術家」ろくでなし子である。
自らの女性器を石膏で型取り、ソレを様々にデコレーションするアート作品を中心に、孤高のアートを生み出し続ける彼女。
私が初めて拝見した作品は、「デコまんを挟み、激しい銃撃戦を繰り広げる戦場のジオラマ」であり、その表現の極北に打ち震えたモノである。
クラウドファンディングにより成し得た、自身の陰部を3Dスキャナーを利用して作成する「マンボート」に搭乗する、ろくでなし子の笑顔が眩しい。
2011年、米国ワシントン州シアトルにて開催された、エロティック・アートフェスティバルに正式出展された「デコまん」。
翌年日本にて開催された個展「OH! MANKO! シアトルから帰ってきたデコまん展 ~海を渡ったわたしのまんこ~」、同時開催された「まんこBar ~プロジェクトM 挑戦者達~」は、大いなる驚愕と畏怖を以て世界に放たれた真のアートである。
その後、二度に渡る逮捕、起訴、裁判を繰り返し、つい先日、デコまん3点を女性向けアダルトショップ店内で展示したとして、「わいせつ物陳列」「わいせつ電磁的記録等送信頒布」「わいせつ電磁的記録記録媒体頒布」の三件で起訴された裁判で、最高裁第1小法廷は被告側の上告を棄却し、罰金40万円とした一、二審判決が確定した。
女性器に対する偏見や、過度なわいせつさから開放しようと言うのが「ろくでなし子」こと五十嵐恵さんの活動に他ならない。
女性器はわいせつなのか?
女性器はいけないモノなのか?
女性器が付いている自分はいやらしい存在なのか?
そのアンチテーゼこそが「ろくでなし子」の存在だと思う。
判決に関して、個人的に納得出来ない部分も有るが、此の程度で彼女のデコまん活動が滞るとは到底思えない。
今後も熱く支援させて頂く所存である。
J.Y.Parkが「デコまん芸術家」であるろくでなし子を支持しているとは存じ上げなかったが、「見えないところを、見えるようにすることが芸術」とは、不肖この私かとぅも深く感じ入る珠玉の名言である。
盗めるアート展 vs ろくでなし子有罪判決
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-12632452772.html
女性器のアイデンティティー
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-11894887559.html
ぱいぱいでか美 vs ろくでなし子 vs きゃりーぱみゅぱみゅ
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-11997969986.html
さて、今回問題となっている『第62回 輝く! 日本レコード大賞』に於ける「サビで吉岡里穂のダンス放映」ではあるが、一番の見せ場に視聴者が一番見たい素材を持ってきただけの、演出の定石であり、NiziUファンは御容赦頂きたい。
私自身は番組も「NiziU」も一切拝見していないが、「サビで吉岡里穂のダンス放映」であれば正座して拝見した次第だ。
生放送でイレギュラーなカメラ抜きも有るだろうが、此処こそがレコ大にとって一番の見せ場であろう。
こう言う重要な事は、事前に伝えておいてくれたまえ!
かとぅ