紺野ぶるま vs 「AKBにいそう」 | katoo the world

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佐ヶ谷姉妹が2代目女王に輝いた、『女芸人No.1決定戦THE W』(日本テレビ系)。

決勝の1回戦で横澤夏子と対峙したピン芸人・紺野ぶるまが、アイドルグループ・AKB48の容姿を批判するネタを披露し、ファンから怒りの声が相次ぐ事態となっている。


紺野は、売れない女優が田舎でモテはやされた日々を回顧しながら、地元の知人に愚痴をこぼす…といったネタを披露。

ネタの主人公に自身の半生を投影しながら作ったそうで、実感のこもった「ねぇ、どうしてくれる?」に会場は大ウケ。

しかし、「周りからかわいい、美人と言われて業界に入ったが、実際にはそうでもなかった」というエピソードを披露するくだりで 「地元のみんなも、いまだに私が『AKBにいてもおかしくなかった』って言ってくれてる?あのさ、『AKBにいそう』って、このご時世もはや悪口だと思うよ。ねぇ、どうしてくれる?」とのセリフが。


ネタはウケていたものの、AKB48メンバーの容姿を揶揄する内容にファンは憤怒。

視聴者からも「さすがに失礼」との批判の声が相次いでいる。


M-1だろうが、R-1だろうが、キングオブコントだろうが、笑点だろうが、Wだろうが、私にはどうだって良い。


先日も書かせて頂いた通り、私はお笑いの「審査」が好きでは無い。


個人の感性に訴えかけるお笑いを点数化する事は難しいし、それで優劣を競うというのは、余計に無理が有る。

そして、そんな「審査」に、当の芸人が全身全霊を持って挑んでいるという図式が、私は好きで無いのだ。


M-1グランプリ暴言騒動 vs かとぅ1グランプリ優勝、リットン調査団藤原↓ 

https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-12425364753.html


因みに先日放送されたWに関して、ザッピング中に偶然拝見したのだが、ゆりやんレトリィバァの「ミヤネ屋ネタ」の余りの駄目さに、早々にテレビを消した。


だから詳細には存じ上げないのだが、Wの結果がどうだったとか、横澤夏子と紺野ぶるまの何方が勝ったとか、そんな事には丸で興味が無い。

重要なのは一つ一つのネタであり、それが笑えるかどうかしか無い。


そして、紺野ぶるまがお得意の「チンコ謎かけ」を捨てて迄、取り上げたネタが「売れない女優が田舎でモテはやされた日々を回顧しながら、地元の知人に愚痴をこぼす」と言うだけで、私は笑ってしまった。


いや、こんなのネタにしなくても、普通に笑う。


実は以前、私は錦糸町の焼肉屋で、隣に座った女性二人の会話に衝撃を受けた。

幼馴染と思われる二人で、一人が劇団で女優をしている様子。


確かに綺麗な女性では有ったが、自分と同席するアンジェリーナ・ジョリーとは比較すべくも無い程度である。


その女性の発言に、私は笑いを堪える事が出来なかった。


「女優って言っても、誰も知らないからね、クソが!」

「女優って言っても、月収3万円だからね、クソが!」

「女優って言っても、ラジオに1回出ただけだからね、クソが!」

「女優って言っても、女優と思ってるの私だけだからね、クソが!」


「クソが!」は止めたまえ、自重せよ!


いや、こんなの笑うだろ。

今思い出しても笑えるのだが、まあ、女の感情剥き出し状態は、面白く無い訳が無い。


拝見していないので何とも言えないが、今回の紺野ぶるまのネタも、上記の「クソが!」に近いのでは無かろうか?


「地元のみんなも、いまだに私が『AKBにいてもおかしくなかった』って言ってくれてる?あのさ、『AKBにいそう』って、このご時世もはや悪口だと思うよ、クソが!」


良い具合にハマっているし、あの焼肉屋の衝撃を実に思い出す既視感を感じずにはいられない。


また、紺野ぶるまのハイレベルなお笑いセンスを雄弁に語る「『AKBにいそう』って、このご時世もはや悪口だと思うよ」に感服仕った次第だ。


さて、今回この「『AKBにいそう』って、このご時世もはや悪口だと思うよ」が物議を醸していると言う。


AKB48メンバーの容姿を揶揄する内容にファンは憤怒し、視聴者からも「さすがに失礼」との批判の声が相次いでいると言うが、何を以って激怒し、何を以って失礼と捉えているのだろうか?


私個人的に「『AKBにいそう』って、このご時世もはや悪口だと思うよ」は、AKB48メンバーの容姿を揶揄してはいないと感じる。

紺野ぶるまのズバ抜けたお笑い偏差値を考慮すると、『AKBにいそう』にはAKB48メンバーの容姿を揶揄するそれ以上に、多大なる含みが有ると思われる。


「AKBにいそう=恥ずかしい女」


一言でいうとそうなるのでは無いか?


此処まで言われてしまうと、私とて「さすがに失礼」と言いかねないが、同時に実に的確にAKBを言い当てている紺野ぶるまだ。


よろしい!

紺野ぶるまをかとぅ1グランプリ2018の優勝者とする。


先日、かとぅ1グランプリ2018優勝の栄冠を与えたリットン調査団藤原は、そのあたりで引き続き、調査でもしておれ。


かとぅ